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劇場群像と舞台回想
中村哲郎 著
何と言っても、いい役者面白い、愉しい役者ある時代の、人の世の花だった。躍動する戦後歌舞伎の展開を背に十八代目勘三郎との三十九年間の交流と葛藤を綴る迫真の名エッセイ。七世芝翫、四世雀右衛門、河竹登志夫、ジェームズ・ブランドン、草森紳一、永山武臣、三島由紀夫……昭和平成、逝きし世の劇場群像も浮かび上がる。