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八木義德 著
あの名作中の名文はなぜ心に残るのか。『雪国』から『板極道』まで全七十二篇を、最後の文士とよばれた著者が小説家ならではの視点で読み解く。〈解説〉蜂飼 耳
2025/08/21 刊行

増補新版
鹿島茂 著
十九世紀の木版挿絵二百三十葉に物語の要約を添え、さらに当時の社会情勢や民衆の生活を解説。不朽の名作がこれ一冊で理解できる! エッセイ二篇を増補。
2025/08/21 刊行

木村衣有子 編
「昭和の女性が言葉で残した食の記録」という観点から、時代を映し出す食の風景を、二十七人の味わい豊かな文章で、執筆年代順に辿る。文庫オリジナル。
2025/08/21 刊行

千野栄一 著
古都プラハに学んだ言語学者が、言葉、本、酒、旅を通じて得た出逢いを語る。文化・言語に対する深い洞察とユーモアに彩られた名随筆。〈解説〉阿部賢一
2025/08/21 刊行

市川憂人 著
千真の前に現れた亡き恋人と、二度死んだ恩師の妻――。灰色のベールが取られた時、この謎の真の姿が現れる。世界が反転する驚愕ミステリ!〈解説〉辻堂ゆめ
2025/08/21 刊行

“3世界・24文型”で伝える
澤井康佑/マーク・ピーターセン 著
英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは?
2025/08/21 刊行

カルタゴ滅亡からイスラーム台頭までの800年史
大清水裕 著
北アフリカを本拠とした強国カルタゴは、イタリア半島を統一した新興国ローマと争い、敗れて滅亡した。アフリカは属州とされたが、拡大する帝国の片隅で埋没したわけではない。穀倉地帯として経済的繁栄を遂げ、政治的影響力を強めて元老院議員を輩出した。二世紀末には初のアフリカ出身皇帝セプティミウス・セウェルスが登場する。「辺境」はローマ本国をどう変えたのか。地中海を挟む対岸から見た、新しいローマ帝国像。
2025/08/21 刊行

「観光以上、定住未満」で地域とつながる
田中輝美 著
人口減少が進むなか、政府は地方創生の切り札として、今後、関係人口一千万人の創出を目標に掲げた。関係人口とは、「観光以上、定住未満」で地域とつながる人々を指す。地域間で人材をシェアする考え方が根底にある。関係人口の増加で都市と地方はどのように変わり、個人のライフスタイルにどんな影響があるのか。関係人口研究の第一人者が、全国の事例をもとに、現状と具体的な課題、実践に向けたヒントを示す。
2025/08/21 刊行

天皇と女性たちの古代史
遠藤みどり 著
男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。天皇家の安定した皇位継承のために創られた。平安時代初期、桓武天皇、嵯峨天皇には各々35人、45人に及ぶ皇子女がおり、そこには彼らを産んだ20人以上の妃・夫人・嬪・女御・更衣という後宮=キサキたちがいた。日本では、男子禁制ではなかったが、中国由来の制度の影響を受け変貌していく。本書は起源から平安末期までの歴史を追い、制度とその実態を描く。
2025/08/21 刊行

開戦
横山信義 著
欧州でのドイツ快進撃阻止のために、米国政府が参戦を決定したのは一九四二年一〇月。ここに日独伊三国同盟の参戦条項が発動し、日本も米英蘭との戦争状態に突入することになったのである。
2025/08/21 刊行

カルタゴ滅亡からイスラーム台頭までの800年史
大清水裕 著
北アフリカを本拠とした強国カルタゴは、イタリア半島を統一した新興国ローマと争い、敗れて滅亡した。アフリカは属州とされたが、拡大する帝国の片隅で埋没したわけではない。穀倉地帯として経済的繁栄を遂げ、政治的影響力を強めて元老院議員を輩出した。二世紀末には初のアフリカ出身皇帝セプティミウス・セウェルスが登場する。「辺境」はローマ本国をどう変えたのか。地中海を挟む対岸から見た、新しいローマ帝国像。■本書の目次はしがき序章 カルタゴの滅亡と北アフリカの人々ポエニ戦争とカルタゴの滅亡/カルタゴ滅亡とその伝説化/現在のカルタゴ/北アフリカの人々/歴史は勝者によって書かれる、のか?第一章 共和政期の属州アフリカローマ支配の始まり/共和政期の「ローマ帝国」/ガイウス・グラックスとカルタゴ再建の試み/前一一一年の農地法/「ローマではすべてが金で買える」/ユグルタ戦争とマリウスの軍制改革/サルスティウスの歴史の書き方/ヌミディア王とローマ/ユグルタ戦争後のヌミディアとマウレタニア/ヌミディア王ユバ一世とカエサル/「ウティカのカトー」/カエサルによる戦後処理第二章 カルタゴ再建とマウレタニア王国の興亡オクタウィアヌスの登場/元首政の成立と退役兵問題/カルタゴ再建/帝室解放奴隷の活躍/ビュルサの丘の祭壇/カルタゴ植民市の周辺領域/入植者と先住民との土地分割/トゥッガにおける先住民と入植者/タクファリナスの反乱/戦争か、盗賊か?/『年代記』の史料的特色/マウレタニア王国のヘレニズム文化/プトレマイオス朝の末裔として/後継者プトレマイオス王とその死/マウレタニアの属州化第三章 属州民の見たローマ帝国ローマ支配の拡大/穀倉としての北アフリカ/大土地所有の拡大とネロの蛮行/転換期としてのフラウィウス朝?/「ローマ化」とは何か/トラヤヌス帝の都市建設/アフリカ属州総督の不正/「人類が最も幸福だった時代」の属州社会/シミットゥスの橋/ハドリアヌス帝のアフリカ巡幸/ハドリアヌス帝の演説にみる兵士たち/皇帝領の運営規定/皇帝領の小作人たち/ウティナのモザイクにみる人々の暮らし/マルクス・アウレリウス帝とローマ市民権第四章 アフリカ系皇帝の時代セプティミウス・セウェルス帝の登場/北アフリカのローマ化と元老院の変容/パルティア遠征と凱旋門/カルタゴ都市領域の再編/カルタゴのローマ人たち/レプティス・マグナへの帰郷/支配の南方への拡大/皇帝の死とエチオピア人/「記憶の断罪」/アントニヌス勅法/騎士身分皇帝マクリヌス/二三八年のアフリカ反乱/ローマへの愛/テュスドゥルス・モザイクにみるローマとアフリカ/三世紀は危機だったのか?第五章 アフリカ教会とラテン語のキリスト教キリスト教のアフリカ伝来/キリスト教とラテン語/テルトゥリアヌスからキュプリアヌスへ/デキウス帝とウァレリアヌス帝の迫害/アルノビウスとサトゥルヌス信仰/ディオクレティアヌス治世の迫害とラクタンティウス/ドナトゥス派問題/キルクムケリオーネスと四世紀の農村社会/アウグスティヌスの『告白』/アウグスティヌスとアフリカ教会/アフリカ人の誕生とローマ帝国第六章 古代末期のローマ人たちヴァンダル人の侵入と古代の終わり?/宮廷の権力争いと北アフリカ/ギルドの反乱と食糧供給/北アフリカにおけるローマ支配の自壊/ヴァンダル王国の成立と「西ローマ帝国」の滅亡/ヴァンダル王国支配下のアフリカ農村/アリウス派とカトリック教会/東から来たローマ人/マウリ人とローマ人/ビザンツ支配下のアフリカ諸都市/カルタゴとコンスタンティノープル/イスラーム支配の拡大終章 アフリカから見たローマ帝国あとがき邦語参考文献写真出典
2025/08/21 刊行

天皇と女性たちの古代史
遠藤みどり 著
男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。天皇家の安定した皇位継承のために創られた。平安時代初期、桓武天皇、嵯峨天皇には各々35人、45人に及ぶ皇子女がおり、そこには彼らを産んだ20人以上の妃・夫人・嬪・女御・更衣という後宮=キサキたちがいた。日本では、男子禁制ではなかったが、中国由来の制度の影響を受け変貌していく。本書は起源から平安末期までの歴史を追い、制度とその実態を描く。
2025/08/21 刊行

乾ルカ 著
七年ぶりに再会した、北海道立白麗高校三年六組の元クラスメートたち。だがそれは同窓会ではなく、担任だった水野先生の葬儀だった。思いがけず再会した彼らは喜び、高校時代を懐かしむ。そして、水野が授業中におこした〝事件〟が切っ掛けで、不登校になったクラスメートがいたことを思い出し始める。彼は、今どこに――。 〈解説〉岡田彩夢
2025/08/21 刊行

千野栄一 著
社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる――戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語るエッセイ。〈解説〉阿部賢一 目 次Ⅰ 沈黙の通訳沈黙の通訳その一語壁島魚スライムの終焉津波のロンド英語夜話チェルニー博士訪問記小さなバイリンガリストたちⅡ プラハの古本屋共産圏の古本屋・1共産圏の古本屋・2共産圏の古本屋・3プラハの古本屋続・プラハの古本屋ほろ苦い喜びストラホフ図書館への招待辞書との縁チェコの匿名辞典チャペックのコロンボ風探偵小説もっと長い長いお医者さんの話古本のプラハ・'87三つのミニコレクションⅢ カルパチアの月アドリアの海からワルシャワの秋沖縄の熱帯魚雨のプラハウィーンの四日間カルパチアの月初出一覧あとがき解説「古本」との新たな出逢い 阿部賢一
2025/08/21 刊行

ドストエフスキー 著/江川卓 訳
父フョードル殺害事件の裁判が進展する一方で、カラマーゾフの兄弟たちはそれぞれに転機を迎えていた。やがて、あの夜の真相が明らかになる。彼らは、ロシアは、そして人類の運命は――「現代の予言書」として読み継がれてきた一大叙事詩はついにクライマックスへ! 好評の注解付き江川訳、完結(全四巻)。〈解説〉頭木弘樹
2025/08/21 刊行