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古賀政男、東海林太郎から、美空ひばり、中森明菜まで
刑部芳則 著
日本人の心を躍らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。その礎は中山晋平、西條八十が築き、三大作曲家の古賀政男、古関裕而、服部良一によって確立する。時代は戦争、敗戦と復興、高度成長へと進み、視聴手段もレコード、ラジオからテレビへと変化する。本書は作詞家、作曲家、歌手らが残した膨大な史料を用いて実証的に考察。数々の名曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。人はなぜ昭和歌謡に魅了されるのか。
2024/08/20 刊行

独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで
上村剛 著
1776年に独立を宣言した13植民地が、イギリス本国との戦争に勝利し、合衆国に生まれ変わったアメリカ革命。人民主権、三権分立、二大政党のモデルは、民主政治の基礎となる。なぜ革命を遂げた弱小国は、覇権国家になりえたか。植民地時代から独立戦争、建国者たちが死闘を演じた憲法制定、党派の始まり、南北戦争へ。大西洋を越えたスケールで、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70年の歴史を清新に描きだす。
2024/08/20 刊行

鋼鉄の守護神
横山信義 著
昭和一七年五月、連合艦隊は航空母艦を主力として破竹の進撃を続け、南太平洋の覇権を目指していた。だが米海軍も空母を前線に投入、空母対空母という史上初となる対決が始まることに。
2024/08/20 刊行

佐藤青南 著
ヴァイオリン教室に通う児童が白昼、忽然と消えた。児童が有名企業の社長令嬢であるため、警視庁は誘拐事件と判断、捜査本部を設置。音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦も捜査を開始する。誘拐現場と容疑者の特定に成功し、表舞台から消えた音楽家を追う二人。だがそれは、もうひとつの犯罪と、桜子の父へと繋がり――。書き下ろし
2024/08/20 刊行

独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで
上村剛 著
1776年に独立を宣言した13植民地がイギリスとの戦争に勝利し、憲法を創り、合衆国に生まれ変わったアメリカ革命。人民主権、三権分立、二大政党のモデルは、民主政治の基礎となった。なぜ弱小国は革命を遂げ、覇権国家になったのか。植民地時代から独立戦争、建国者たちが死闘を演じた憲法制定、党派の始まり、南北戦争へ。大西洋をこえたスケールから、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70年の歴史を清新に描きだす。
2024/08/20 刊行

原田ひ香 著
大ヒット『三千円の使いかた』に続く、感動家族小説!岩井志麻子氏、推薦!「物に託さなくても、血縁関係はなくても、愛情のバトンは受け取れるし、手渡せる」野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!?業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。〈解説〉岩井志麻子
2024/08/20 刊行

髙森美由紀 著
「ちゃっけさん、初めまして」小田桐実、三十五歳。図書館に非正規職員として勤務。将来の夢はない、貯金もない、結婚もできない。そんな、ないない尽くしの毎日が、子犬を拾った日から激変する!?青森×図書館×可愛いわんこの感動物語!
2024/08/20 刊行

鋼鉄の守護神
横山信義 著
昭和一七年五月、連合艦隊は航空母艦を主力として米英の海軍を連破し、破竹の進撃を続けマレー、フィリピンの制圧に成功した。次なる目標は、オーストラリア。かの国を連合国から脱落させ、南太平洋における日本の覇権を確立する。そのためにはニューギニアの要衝ポート・モレスビーを奪取し、ここを拠点として豪州に圧力をかけるのである。だが、米海軍も空母を前線に投入し、史上初となる空母対空母の対決――珊瑚海海戦が繰り広げられることに。対決は日本側の敗退に終わり、戦略目標だったモレスビー攻略も頓挫してしまった。開戦以来無敵を誇ってきた機動部隊には、深刻な問題が隠されていたことが顕わになったのだ。しかし、航空母艦という艦種自体が抱える弱点を克服することは容易ではない。事態を重く見た連合艦隊司令長官山本五十六は、誰もが驚愕する決断を下した――。「『大和』は、帝国海軍の切り札です」「だからこそ、機動部隊に配属するのだ」
2024/08/20 刊行

那珂湊 船出の刻
早川隆 著
どんな荒波も越える最高の船で日本中を巡る世直し道中!新たな痛快時代小説、ここに開幕。時は慶安。海運の活性化により日本の経済は発展を遂げる一方、各地の湊では犯罪や謀反の兆しが見られるようになる。その最中、水戸藩那珂湊で密かに造られる弁財船、名を疾渡丸(はやとまる)。この船には商船のふりをして諸国を旅しながら、湊の平和を守る密命が幕府より下されていた――!書き下ろし
2024/08/20 刊行

清水晴木 著
「あなたの人生に名シーンは、ありますか」。記憶を失って天国を訪れた小野田。自分は死んだのだと悟った彼は、天国映画館の支配人・秋山に誘われ、一緒に働くことになる。天国から新たな世界へ旅立つ人の人生を上映するこの映画館で、様々な人生を観るうちに、小野田の記憶と心に変化が訪れてゆく。そして、自分の人生の映画フィルムが、ついに届いた。その映画は、彼自身はもちろん、観客たち誰もが思いもよらぬ人生で――。
2024/08/20 刊行

角田光代 著
学生時代はボランティアサークルに所属し、国内外で活動しながら、ある出来事で心に深傷を負い、無気力な中年になったみのり。不登校の甥とともに、戦争で片足を失った祖父の秘密や、祖父と繋がるパラ陸上選手を追ううちに、みのりの心は予想外の道へと走りはじめる。あきらめた人生に使命〈タラント〉が宿る、慟哭の長篇小説。解説・奈倉有里
2024/08/20 刊行

松井健児 著
――ただ塵ばかり、この花びらに(ほんのひと言でも、お返事を) 源氏物語「紅葉賀」より初心者でも美しい原文を楽しめる!〇「源氏物語」全巻を通して68人の人びとが語る100の言葉を厳選。〇原文からそのまま抜き出し、わかりやすい現代語訳を添えています。〇やさしい解説とともに読めば、その言葉の背景や、ストーリーがわかります。〇魅力的な脇役も取り上げられ、群像劇としての奥行きを味わうことができます。〇どこからでも、好きなところから読めます。最初から通して読むと、自然と「源氏物語」の流れを理解することができます。
2024/08/20 刊行

乾ルカ 著
「なんて綺麗な灯りだろう。これが私の友達」。わかり合えない母親や、うざいクラスメート。誰とも関わらずひとりで生きたい。人生の〝スヌーズ〟を続ける相内蒼、高校二年生。その出会いは、彼女の進む道を照らしはじめた――。北の街・札幌を舞台に、臨場感溢れる筆致で激しく記憶と心を揺さぶり、光溢れる傑作青春小説!
2024/08/20 刊行

医学的に、実務的に、文学的に
黒木登志夫 著
「死ぬということ」は、いくら考えても分からない。自分がいなくなるということが分からないのだ。生死という大テーマを哲学や宗教の立場から解説した本は多いが、本書は医学者が記した、初めての医学的生死論である。といっても、内容は分かりやすい。事実に基づきつつ、数多くの短歌や映画を紹介しながら、ユーモアを交えてやさしく語る。加えて、介護施設や遺品整理など、実務的な情報も豊富な、必読の書である。
2024/08/20 刊行

黒川裕子 著
陸の民アリシャーランと海の民サクォーリアン、二つの民族が反目しながらも共存する世界〈一の大陸と千の島々〉。両者の血を引く〈半端者〉と差別されながらもアリシャーランの帝国に仕える青年騎士シルッカは、初陣の夜に奇妙な生き物を拾う。サクォーリアンを毛嫌いする皇子リンゼイ・ヴォーと共に、〝ファティオータ〟と名付けたその生き物の帝都移送を命じられるシルッカだが、その裏では皇子暗殺の陰謀が――。気弱な騎士と傲慢な皇子、そして大喰らいの竜の幼生。二人と一匹が世界の秘密を解き明かす、王道ファンタジー!(上下合本)
2024/08/20 刊行