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新聞小説(下)
水村美苗 著
あたしは愛されなかった。避けてきた事実を認め、美津紀は過去と向き合う。離婚を思う中年女が迫られる「貧乏か夫か」の選択に、下した決断は――
2015/03/25 刊行
新聞小説(上)
水村美苗 著
ママ、いったいいつになったら死んでくれるの? 親の介護、夫の浮気、忍び寄る更年期、老後資金の計算……実体験を交えて赤裸々に描く、大佛次郎賞受賞作
2015/03/25 刊行
日本文化の根底を探る
鈴木正崇 著
出羽三山、大峯山、英彦山の三大霊場をはじめ、富士山、死者の魂が赴く立山と恐山、御座の木曽御嶽山、鎖禅定の石鎚山――。個性豊かな山々に恵まれた日本人の精神文化の根底には、山への畏敬の念が息づく。本書は山岳信仰の歴史をたどりつつ、修験道の成立と展開、登拝の民衆化と女人禁制を解説。さらに八つの霊山の信仰と祭祀、神仏分離後の状況までを詳解する。長年、山岳修験研究に携わってきた著者による決定版。
2015/03/25 刊行
新城道彦 著
1910年8月、日本は大韓帝国を併合した。最大の懸案だった皇帝一族の処遇については、王族・公族の身分を華族より上に新設し、解決を図った。1945年8月の敗戦まで、男子は軍務に就くなど、皇族同様の義務と役割を担う。異民族ながら「準皇族」扱いされた彼らの思いは複雑であり、日本に忠誠を尽くす者、独立運動に関与する者など多様であった。本書は、帝国日本に翻弄された26人の王公族の全貌を明らかにする。
2015/03/25 刊行
鈴木理華 著 茅田砂胡 原作
ルウの〈天使の守護〉とサイレンの〈妖魔の誘惑〉――ふたつの〈歌〉が満ちた宙域でファイナル・アタックは始まった。茅田砂胡かきおろしシナリオによる中篇コミックを同時収録。
2015/03/25 刊行
楽園の凶器
佐藤大輔 著
凍てつく冬の早暁、駒城下屋敷に銃声が轟き、凱旋式典の残滓を纏う皇都に軍靴の響きが。五将家の雄・守原が起ったのだ。皇宮を抑えた蹶起軍は玉体を手中にし市街を制圧。その〝義挙〟は完遂目前となった。唯一、暗殺者どもを撃退した近衛中佐・新城直衛を除いて……鮮血で刻まれる歴史がいま幕を開ける! 大河戦記第8巻。
2015/03/25 刊行
ナイトランナーⅥ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
世継ぎの王女エラニか、女王妹クライアか――次期女王擁立を巡り暗躍する貴族たち。陰謀の全容を探り出すため、アレクとサージルはエラニに近づく。その最中、クライア暗殺未遂の報が届き、事態は一気に緊迫! 一方、王都の貧民街では住民が突如昏睡状態に陥り、数日で死ぬ《眠り死病》が多発する。蔓延する病の背後にはある人物が……。アレクとサージルは陰謀と《病》、両方を退けることができるのか!?
2015/03/25 刊行
黒川裕子 著
オーバロ人の脅威「蟲」。その天敵である合成有機獣「狩人」の世話を任された孤児のパル。彼女が部屋を出た隙に起きた爆発事件で、狩人は全滅。しかも犯人はパルだと証明されてしまう。形式的な裁判で死刑になるところを救ってくれたのは、変人かつ傲慢な魔術師ザラツシュトラだった。命の恩人である先生の面倒を見るパルは、否応なく事件に巻き込まれていく。魔法と論理が織りなすゴシック・ミステリー
2015/03/25 刊行
皇国の守護者外伝
佐藤大輔 著
皇海、東海洋、南溟洋の中央に位置するインナ海の通商を巡り、華統国とアスローン両国が衝突。あくまで警察行動として赴いた〈皇国〉水軍南冥方面特設戦隊の巡洋艦五隻は、圧倒的劣勢の状況下で華統国因海艦隊に挑み、〈大協約〉世界の水軍史に残る凄絶な闘いを繰り広げる! 中公文庫『皇国の守護者8』所収。
2015/03/25 刊行
CAドラゴン3
安東能明 著
高層マンション建設現場のタワークレーンで籠城事件が発生。地上一〇〇メートルで犯人が手にしたものは、中国全土を混乱に陥れる戦慄のプログラムだった……! 日中米をも巻き込む巨大な陰謀に、警察庁最強エージェント・矢島達司が立ち向かう。シリーズ第三弾。『12オクロック・ハイ』を改題
2015/03/25 刊行
テロメアと吸血鬼の謎
喜多喜久 著
拓也が大学で出会った美少女は、日本人女性初のノーベル賞受賞者・桐島教授。彼女は未知のウイルスに感染し、若返り病を発症したという。一方、大学では吸血鬼の噂が広まると同時に拓也の友人が意識不明に。完全免疫を持つと診断された拓也は、まず桐島と吸血鬼の謎を追うことになり!?
2015/03/25 刊行
笑顔の代償
茅田砂胡 著
リィ・シェラ・ルウの三人組「よろず困りごと解決」課外活動に新たな依頼が入った。隠し子騒動にパトロン疑惑という学内ではショッキングな内容である。しかも持ちこんだのは彼らにとってある意味「仲間」ともいえる二人――ヴァンツァーとレティシア。違和感ありまくりの状況に、かの三人組も固まった。さらに両親の就任式に感銘を受けた様子のライジャが「女体に慣れる修練」とかの誤解されまくりな爆弾発言を次々と言い出し、追い打ちをかけた(もちろん、ライジャ自身は至極真面目に発言しているのだが)。どうやら学内はどこもかしこも異常事態の大賑わいが大盤振る舞いで……?学校生活を満喫する(?)充実の第5巻。
2015/03/25 刊行
桂望実 著
ケータリング業者の水島健一は、手を抜くことばかり考えているぐうたらな40代。最近、派遣先で「死ねる薬を持っていますか?」と聞かれることが続く。ケータリングの仕事をしている男が「楽に死ねる薬」を売り歩いているという噂がネット上で囁かれているらしい。ある日、健一は13歳の少年・英樹に出会う。過去の出来事をきっかけに心を閉ざしていた健一だったが、英樹と出会ったことで徐々に本来の自分を取り戻していく。さらに、派遣先で度々尋ねられる不可解な問いが意味を持ち始め――。「生きること」の意味を問う、書き下ろし感動長篇!
2015/03/25 刊行
肥後の反撃
大石英司 著
南九州に攻め込む中国軍に対し、「郷土防衛」のため立ち上がった鹿児島県民は、知事の策と、元自衛隊員を中心とする〈義勇兵部隊〉の決死の突撃により大きな戦果をあげた。しかし、すぐに中国軍は万の兵力を送り込んでくる。中には、狙撃兵の姿も……。漸く現場に駆けつけた〈サイレント・コア〉原田小隊は、狙撃兵を交えた、これまでとは異なる高度な戦闘に巻き込まれることに。一方、熊本県八代でも新たな戦端が開かれようとしていた。「薩摩の連中などに負けるか!」そう熊本城前で決起した〈熊本の義勇軍〉が、八代に入り込んだ敵戦車の駆逐に挑むが……?
2015/03/25 刊行
瀬戸内寂聴/ドナルド・キーン 著
「この歳になっても、肉は食べるし、お酒は飲む。徹夜で原稿も書く」瀬戸内寂聴さんと、「どうしてもっと早く日本国籍を取ることを考えなかったのか」というドナルド・キーンさんの対談集です。ともに九十歳を迎える(当時)二人が、今日までの出来事を顧みながら、まずは3・11東日本大震災の被災地に足を運んで感じることが出来た日本人の底力、そして残された人たちの生きる意味について話し合います。対談は3年前の2012年に行われましたが、復興が遅々としている2015年の現在に読んでも、胸に突き刺さる発言がたくさんあります。さらに平泉・中尊寺に見られる日本の美、一方で失なわれてゆく美しい風景や日本人らしい心、『源氏物語』『おくのほそ道』など古典文学の素晴らしさ、太平洋戦争・ソ連崩壊など二人が選ぶ人生の三大事件、さらに自らの老いと死について縦横に語り合います。
2015/03/25 刊行