朝鮮王公族―帝国日本の準皇族
新城道彦 著
1910年8月、日本は大韓帝国を併合した。最大の懸案だった皇帝一族の処遇については、王族・公族の身分を華族より上に新設し、解決を図った。1945年8月の敗戦まで、男子は軍務に就くなど、皇族同様の義務と役割を担う。異民族ながら「準皇族」扱いされた彼らの思いは複雑であり、日本に忠誠を尽くす者、独立運動に関与する者など多様であった。本書は、帝国日本に翻弄された26人の王公族の全貌を明らかにする。
書誌データ
- 初版刊行日2015/3/25
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102309-4
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受賞歴
★第24回「山本七平賞推薦賞」受賞
書評掲載案内
・週刊読書人2016年1月1日/島田裕巳(作家・宗教学者・東京女子大学非常勤講師)
・週刊ポスト2015年10月9日号/与那原恵(ノンフィクションライター)
・TeSORO2015年9月号/五味洋治(東京新聞編集委員)
・世界日報2015年8月2日/多田則明
・読売新聞(朝刊)2015年6月28日/松木武彦(国立歴史民俗博物館教授)
・文藝春秋2015年6月号
・毎日新聞(朝刊)2015年5月17日/加藤陽子(東京大学教授)
・産経新聞2015年4月12日/著者インタビュー
・日本経済新聞(朝刊)2015年4月5日