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ホイジンガ 著/堀越孝一 訳
歴史家ホイジンガが十四、五世紀をルネサンスの告知とはみず、すでに過ぎ去ったものが死滅する時季と捉え取り組んだ、ヨーロッパ中世に関する画期的研究書。
2018/11/21 刊行
The shadow of Ideas
森博嗣 著
この世は、すべて幻なのです。現実なんてものはない。ただ、映っている影だけが見える。そうではありませんか?――主人と家政婦との三人で薔薇のパーゴラのある家に暮らす「彼女」。彼女の庭を訪れては去っていく男たち。知覚と幻想のあわいに現れる物語を繊細かつリリカルに描く衝撃作。
2018/11/21 刊行
マカン・マラン おしまい
古内一絵 著
今回、シャールをたずねお店を訪れたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。重版続々の大人気シリーズ、遂に完結!
2018/11/20 刊行
大航海時代のイエズス会と托鉢修道会
佐藤彰一 著
ルターに端を発する十六世紀ヨーロッパの宗教的動揺は、イエズス会というまったく新しい組織を生んだ。霊操と教育を重視し、異教徒への宣教を実践するイエズス会は、ポルトガル・スペインの植民地開拓と軌を一にして、新大陸やアジアへと進出した。かれらの思想や布教方法はどのようなものだったか。いかなる経済的基盤に支えられていたのか。現地社会に与えた影響や「キリスト教の世界化」のプロセスを詳細に検証する。
2018/11/20 刊行
狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで
草薙奈津子 著
開国後、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、西洋絵画と出遭い、「日本画」と称すようになった。フェノロサに評価された日本画は、岡倉天心、橋本雅邦らが新設の東京美術学校で確立。のちには日本美術院の横山大観や菱田春草らが技法を追究し進展させる。本書は、幕末の横浜浮世絵や南画から、国家主導で堂々たる作品が制作された明治期、そして、今村紫紅に代表されるのびやかな画風の大正期を描く。
2018/11/20 刊行
アヴァンギャルド、戦争画から21世紀の新潮流まで
草薙奈津子 著
昭和十年代、前衛美術集団の離合集散が続いた。だが、新しい絵画の胎動は戦時体制に飲み込まれ、富士山や軍人など国威昂揚を意図した絵画が制作されるようになる。戦後は国粋主義への批判から「日本画滅亡論」が唱えられ、新しい道の模索を余儀なくされた。本書は、前衛として戦前に注目された吉岡堅二らから、戦時中、そして復興に寄り添って人気を博した東山魁夷や平山郁夫の活躍、さらに、平成以降の新潮流までを描く。
2018/11/20 刊行
古代からナポレオン戦争、南北戦争、二度の世界大戦、現代まで
ジョン・キーガン 著/並木均 訳
有史以来の情報戦の実態と無線電信発明以降の戦争の変化を分析、諜報活動と戦闘の結果の因果関係を検証しインテリジェンスの有効性について考察
2018/11/09 刊行
インプットからアウトプットまでの28のヒント
鎌田浩毅 著
本を読むのが苦行です――著者の勤務する京都大学でも、難関の入試を突破したにもかかわらず、そう告白する学生が少なくない。本書は、高校までの授業になかった「本の読み方」を講義する。「最後まで読まなくていい」「難しいのは著者が悪い」「アウトプットを優先し不要な本は読まない」など、読書が苦手な人でも仕事や勉強を効率よく進めるヒントが満載。文系の人にもおすすめの、理科系の合理的な読書術を伝授する。
2018/11/09 刊行
吉田類 著
『土佐日記』の作者・紀貫之は、国司の任を終えた送別の宴で連日、熱烈に歓待された。酒好きが多く、酔うほどに胸襟を開く土地柄なれば、開放的な酒宴は今なお健在、と高知出身の著者は言う。福沢諭吉の名言ならぬ「酒は人の上に人を造らず」を地でいく著者は、東京の下町をはじめ、北海道、福島、京都、愛媛、熊本など各地を訪ね、出会った人たちと縁を結ぶ。酒場の風情と人間模様を描く、読みごたえたっぷりの紀行エッセイ。
2018/11/09 刊行
吉田類 著
春は新潟の酒蔵で桜の花を愛で、夏は秩父山系の尾根筋を踏破し、秋は青森に収穫も佳境のリンゴ園を訪れ、冬はオホーツクの海で流氷に眺め入る――。旅から旅への日々は、はや半世紀に及ぶ。酒と俳句はいつでも良き伴侶だった。大町桂月、種田山頭火、若山牧水らを酒飲み詩人の先達と仰ぐ著者は、日本各地をめぐり、出会った人たちと「酒縁」を結ぶ。大衆酒場ブームの火付け役が、独特の感性で綴った紀行エッセイ。
2018/11/09 刊行
泉麻人/温又柔/松田青子/山下澄人 著
■短期連載小説山下澄人「小鳥、来る」(第3回)■連載長編小説温又柔「魯肉飯のさえずり」(第6回)松田青子「持続可能な魂の利用」(第10回)■短編小説泉麻人「テレビ男」(前編)
2018/11/01 刊行
ビスマルク海夜襲
横山信義 著
グアム沖海戦にて空母三隻を失った米太平洋艦隊は豪州領ビスマルク諸島に布陣。航続距離に優れたB17によるトラック諸島爆撃を敢行する。爆撃機の性能面で劣る日本軍は、ビスマルク諸島へ水上砲戦部隊を投入する。一方、欧州戦線ではドイツがイギリス本土への上陸作戦に失敗。守勢に回り、戦力にも疲弊が目立ち始める。欧州前戦が風雲急を告げる中、連合艦隊は麾下の戦力を集結。夜闇に紛れ、ビスマルク諸島の要衝を急襲する!
2018/10/26 刊行
そにしけんじ 著
"ヨリウミニャイアンツ・ミー太郎投手、今日もかわいさ100%の登板でグラウンドに癒やしをお届け! スポーツギャグマンガ第5巻! !近年、アニメが好評を博している「ねこねこ日本史」をはじめ、「猫ラーメン」「ねこ戦」など“猫マンガの巨匠""とまで言われるそにしけんじ先生による、猫マンガの代表作「猫ピッチャー」。連載開始から3年をむかえた今も、ミーちゃんの可愛さは健在。ファンのみならずチームメイトもメロメロになっちゃう――あなたの心も癒やされちゃうかも! ?"
2018/10/26 刊行
武田泰淳 著
近隣への散歩、ソ連での散歩……。歩を進めるうち、現在と過去がひびきあい、新たな記憶がよみがえる……。死を前にした清澄なひびきをもつ晩年の秀作。野間文芸賞受賞作。巻末に口述筆記の様子がうかがえる「丈夫な女房はありがたい」を収録する。
2018/10/26 刊行
伊藤朱里 著
津村記久子さん大絶賛!「自分で選んだ人生を生きようともがく、対照的な二人の二十七歳。正確で精細に描かれた彼女たちの痛みと選択は、同じ壁の前でうつむく女の人たちの手を取るはずだ」あたし、あんたみたいな女って大っ嫌い。だから、化けの皮を剥いでやりたかった。でも、こんなものが見たいんだったか……?専業主婦の母に育てられた、リケジョでバリキャリの志穂子。厳しい教師の母に育てられた、家庭に重点を置く杏梨。女としてのスタンスが異なる二人が、志穂子の兄と杏梨の結婚で突然交わった時、彼女たちは何を思い、動くのか?宰賞受賞作家・伊藤朱里の新作は、女性のリアルをえぐり出す。
2018/10/26 刊行