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名前のない馬たち
富樫倫太郎 著
相次ぐ乗馬クラブオーナーの死。事件性なしとされるも、どの現場でも人間と同時に必ず馬が一頭逝っている事実に、SRO室長・山根新九郎は不審を抱く。
2019/07/23 刊行
「巨人」が夢見たもの
伊藤之雄 著
政治家、言論人、早稲田大学初代総長など多面的な活動で知られる大隈重信。一八三八年、佐賀に生まれ、幕末に志士として活躍。明治維新後は、官僚として頭角を現し、木戸孝允、大久保利通、三条実美らの右腕として、参議兼大蔵卿などを務める。明治十四年の政変で失脚するも、立憲改進党を率い、藩閥政府と対峙。時流を機敏にとらえ、一八九八年には総理大臣に就任する。上巻では、若き日から念願の組閣までを描く。
2019/07/22 刊行
「巨人」が築いたもの
伊藤之雄 著
大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。
2019/07/22 刊行
佐々木健一 著
二〇世紀の前衛美術は「美しさ」を否定し、藝術を大きく揺さぶった。さらに二〇世紀後半以降、科学技術の発展に伴い、複製がオリジナル以上に影響力を持ち、美術館以外で作品に接することが当たり前になった。本書は、このような変化にさらされる藝術を、私たちが抱く素朴な疑問を手がかりに解きほぐし、美の本質をくみとる「美学入門」である。増補にあたり、第九章「美学の現在」と第一〇章「美の哲学」を書き下ろす。
2019/07/22 刊行
政策起業力の時代
船橋洋一 著
世界大戦や恐慌など、歴史上の危機から生まれたシンクタンク。革新的なアイデアをもとに政策を提言し、社会を動かしてきた。ポピュリズムの台頭や中国とロシアが仕掛ける「情報戦争」に直面する今、シンクタンクの「政策起業家」たちはどう応えるのか。「シンクタンク小国」日本の課題は何か。米国の現場を知り尽くし、現在は自らシンクタンクを率いるジャーナリストが、実体験を踏まえ、国際政治の最前線を描く。
2019/07/12 刊行
井出穣治 著
かつて「アジアの病人」と呼ばれたフィリピン。近年、サービス業主導で急成長し、経済規模は10年強で3倍となった。人口は1億人を突破し、国民の平均年齢は25歳。「アジアの希望の星」との声さえ聞かれる。一方、貧富の格差はなお深刻で、インフラも不十分。ドゥテルテ大統領の暴言や強権的手法は世界から危惧されている。経済成長著しい島国の魅力と課題に、IMFでフィリピン担当を務めたエコノミストが迫る。
2019/07/12 刊行
大岡昇平 著
中公文庫『レイテ戦記』全四巻を合本したものです。既刊電子版と内容に変更はありません。太平洋戦争最悪の戦場・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使し、鎮魂の祈りを込め描く戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に、講演「『レイテ戦記』の意図」、インタビュー「『レイテ戦記』を語る」、大西巨人との対談「戦争・文学・人間」、エッセイ「『レイテ戦記』を直す」を付す。一 第十六師団 昭和十九年四月五日二 ゲリラ三 マッカーサー四 海軍五 陸軍六 上陸七 第三十五軍八 抵抗九 海戦十 神風十一 カリガラまで十二 第一師団十三 リモン峠十四 軍旗十五 第二十六師団十六 多号作戦十七 脊梁山脈十八 死の谷十九 和号作戦二十一 ブラウエンの戦い二十二 オルモック湾の戦い二十三 オルモックの戦い二十四 壊滅二十五 第六十八旅団二十六 転進二十七 敗軍二十八 地号作戦二十九 カンギポット 昭和二十年一月二十一日―四月十九日三十 エピローグ 連載後記 あとがき 改訂版あとがき 補遺 講演「『レイテ戦記』の意図」 インタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三) 対談「戦争・文学・人間」(大西巨人・大岡昇平) エッセイ『レイテ戦記』を直す付録 太平洋戦争年表 レイテ島作戦陸軍部隊編成表 書誌中公文庫『レイテ戦記』全四巻を合本したものです。既刊電子版と内容に変更はありません。
2019/07/12 刊行
大岡昇平 著
レイテ島の土はその声を聞こうとする者には聞える声で、語り続けているのである――八万の兵力を投じながら、生還者は僅かに二五〇〇人。太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込め描く著者渾身の巨篇。巻末に「連載後記」、エッセイ「『レイテ戦記』を直す」を付す。 【全四巻】(目次より)二十八 地号作戦 昭和二十年一月一日―二十日二十九 カンギポット 一月二十一日―四月十九日三十 エピローグ 連載後記 あとがき 改訂版あとがき 補遺 エッセイ『レイテ戦記』を直す付録 太平洋戦争年表 レイテ島作戦陸軍部隊編成表 書誌 地名索引 人名索引 部隊名索引
2019/07/12 刊行
大岡昇平 著
米軍のオルモック逆上陸に潰滅状態に陥りながら、自活自戦を続ける日本軍。昭和十九年十二月二十六日、マッカーサー大将がレイテ戦終結を宣言するも、司令官山下奉文大将の訓辞「生ノ難キニ耐エカチテ永久抗戦」が届く。大西巨人との対談「戦争・人間・文学」を巻末に収録【全四巻】(目次より)二十一 ブラウエンの戦い 昭和十九年十二月六日―七日二十二 オルモック湾の戦い 十一月二十七日―十二月七日二十三 オルモックの戦い 十二月八日―十五日二十四 壊滅 十二月十三日―十八日二十五 第六十八旅団 十二月七日―二十一日二十六 転進 十二月十二日―二十一日二十七 敗軍 十二月二十二日―三十一日対談 戦争・文学・人間(大西巨人 大岡昇平)
2019/07/12 刊行
大岡昇平 著
昭和十九年十一月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するが、八日の総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となる。巻末にインタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三)を収録。 【全四巻】(目次より)十二 第一師団十三 リモン峠 十一月三日―十日十四 軍旗 昭和十九年十一月十一日―十五日十五 第二十六師団十六 多号作戦十七 脊梁山脈十八 死の谷 十一月十六日―十二月七日十九 和号作戦インタビュー『レイテ戦記』を語る(聞き手古屋健三)
2019/07/12 刊行
大岡昇平 著
戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている――。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。(目次より)第一巻一 第十六師団 昭和十九年四月五日二 ゲリラ三 マッカーサー四 海軍五 陸軍六 上陸 十月十七日―二十日七 第三十五軍八 抵抗 十月二十一日―二十五日九 海戦 十月二十四日―二十六日十 神風十一 カリガラまで 十月二十六日―十一月二日巻末付録 講演「『レイテ戦記』の意図」
2019/07/12 刊行
甲骨文字から篆書、楷書へ
落合淳思 著
「馬」の字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし「犬」からイヌを、「象」からゾウの姿を想像することは難しい。甲骨文字から篆書、隷書を経て楷書へ――字形の変化を丹念にたどると、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡を読み取れる。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史なのだ。本書では小学校で習う教育漢字を取り上げた。眺めて楽しい字形表から漢字の歴史が見えてくる。
2019/07/12 刊行
永澤義嗣 著
「数十年に一度」と言われる気象災害が日本のあちこちで起こっている。豪雨や大雪を観測・分析し、的確に警報を出すことで、被害を最小限に止める――気象庁予報官には、天気予報だけでなく、そうした使命も与えられている。「夜明け前が一番忙しい」「梅雨明け宣言をいつ出すのか」など日々の仕事から、「上空の寒気」「冬型の気圧配置」などの注意を要する用語の解説、さらに警報の運用まで、気象予報と予報官のすべてを紹介。
2019/07/12 刊行
倭の五王から遣唐使以降まで
河上麻由子 著
607年、日本は隋の煬帝に「日出ずる処の天子」で名高い書状を送る。以後、対等の関係を築き、中国を大国とみなすことはなかった――。こうした通説は事実なのか。日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。本書は、倭の五王の時代から、5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年間に及ぶ日中間の交渉の軌跡を実証的に、「常識」に疑問を呈しながら描く。
2019/07/12 刊行
人生後半の生き方
五木寛之 著
著者が2015年に『嫌老社会を超えて』を出版し、世代間闘争や暴走老人に警鐘を鳴らして約1年半。老人による交通事故報道が後を絶たず、2017年には改正道路交通法が施行されました。100歳以上の高齢者が6万人を超え、団塊世代が70歳を迎える今、新たな「老い方」を考えることは日本にとって、私たち一人ひとりにとって最も重要な課題であるといえます。しかし、「高齢になっても元気に前向きに」は誰もができることではありません。老いに抗わず、等身大に受け止め、工夫して楽しむ。「嫌われる、迷惑をかける老人」にならないなど「賢老」という生き方のために日々実践できることを、84歳の著者自らの体験も交えながら綴った1冊。
2019/07/12 刊行