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なぜ民衆は嫌悪していったか
金山泰志 著
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。図版百点収載。
2025/02/21 刊行
国際共産主義運動とは何だったのか
佐々木太郎 著
ロシア革命後の一九一九年、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、世界革命のために誕生。各国共産主義政党の国際統一組織として、欧州のみならずアジアなど各地に影響を及ぼすべく、様々な介入や工作を行った。本書は、レーニンやスターリンら指導者の思想も踏まえ、知られざる活動に光をあてる。一九四三年の解体にいたるまで、人々を煽動する一方、自らも歴史に翻弄され続けた組織の軌跡を描き出す。
2025/02/21 刊行
能力・探究・ウェルビーイング
白井俊 著
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。
2025/02/21 刊行
手負いの水機団
大石英司 著
NATO各国がアメリカを去るなか、支援を続ける自衛隊水機団は10名もの戦死者を出した。撤退か、抗戦か、司令官の土門は厳しい決断を迫られる。一方、洋上では、混乱に乗じた中国の不穏な動きが……。
2025/02/21 刊行
「武蔵」出陣
横山信義 著
第一次珊瑚海海戦から半年。連合艦隊は第二次珊瑚海海戦に勝利する。が、ここでも先に占領したガダルカナル島と同様、米軍の潜水艦と航空機による封鎖作戦により日本軍は前進できずにいた。
2025/02/21 刊行
無着成恭と教え子たちの四十年
佐野眞一 著
〈戦後民主主義の申し子〉43人が生きた軌跡昭和二十三年、山形県の寒村に赴任した新任教師・無着成恭が教え子たちと取り組んだ作文集「山びこ学校」。書籍化されるやベストセラーになり、子どもたちは「戦後民主主義の申し子」と讃えられた。二十代で時代の寵児となった無着と、教え子たちのその後を通して、高度成長、滅びゆく農村、教育と日本人の意識の変容を描いたルポ。〈解説〉森健
2025/02/21 刊行
他二篇
田中小実昌 著
あの夜、ミミはどこからはいりこんできたんだろう――。パンパン狩りから逃げてきた耳の不自由な女性との純愛「ミミのこと」。戦災孤児を集めて暮らす「浪曲師朝日丸の話」。上記の直木賞受賞作に候補作「自動巻時計の一日」を併せて収める。戦後の混乱期を生きる人々を、鋭くも温かい筆致で描いた全三篇を一冊にした初の作品集。〈解説〉滝口悠生
2025/02/21 刊行
オッドアイ
渡辺裕之 著
青森市内を震撼させる連続放火事件。自衛官が立て続けに狙われたことから捜査に乗り出した朝倉たち「特別強行捜査局」は、謎の製薬会社に辿り着く。彼らが抹消したい「証人」とは誰なのか?特別強行捜査局VS闇の製薬会社! 自衛隊出身の最強捜査官・朝倉俊暉が活躍する人気シリーズ、第12弾!
2025/02/21 刊行
松井久子 著
75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?燿子がついに出会った「ぴったりな人」。人生仕上げの情愛がもたらすものは――。ベストセラー『疼くひと』で70代女性の性愛を描いた著者が、実感を込めて後続世代に送る、希望の物語奇跡の出会い、周囲の偏見、肉体的交わり、終活への備え……「人は老いても、毎日を幸せに生きる権利がある」を合い言葉に、燿子と理一郎がとった選択は?
2025/02/21 刊行
清水晴木 著
東京湾をのぞむ房総の小さな港町・金谷。フェリーが発着するこの町を舞台に、平成の約三十年間にわたって描かれる、血が繋がらないひと組の親子の成長、そして、それぞれ秘密を抱えた人々の、出会いと旅立ち――。胸にしみわたる、ノスタルジーを纏わせながら紡がれる、心温まる奇跡の物語。晴木ワールドの真骨頂。〈解説〉徳井青空
2025/02/21 刊行
国際共産主義運動とは何だったのか
佐々木太郎 著
ロシア革命後の一九一九年、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、世界革命のために誕生。各国共産主義政党の国際統一組織として、欧州のみならずアジアなど各地に影響を及ぼすべく、様々な介入や工作を行った。本書は、レーニンやスターリンら指導者の思想も踏まえ、知られざる活動に光をあてる。一九四三年の解体にいたるまで、人々を煽動する一方、自らも歴史に翻弄され続けた組織の軌跡を描き出す。目次まえがき序 章 誕生まで――マルクスからレーニンへ第1章 孤立のなかで――「ロシア化」するインターナショナル第2章 東方へのまなざし――アジア革命の黎明第3章 革命の終わりと始まり――ボリシェヴィズムの深層第4章 大衆へ――労働者統一戦線の季節第5章 スターリンのインターナショナル――独裁者の革命戦略第6章 「大きな家」の黄昏――赤い時代のコミンテルン第7章 夢の名残り――第二次世界大戦とその後あとがき主要参考文献コミンテルン 関連年表主要人名索引
2025/02/21 刊行
日々のあれこれ
金井美恵子 著
突然の網膜剥離、手術、それに伴う禁煙、熱中したサッカー観戦、そして18年、共に暮らした愛猫トラーの死……。予期せぬことも、いつかは……と覚悟していたことも、起こってみないと判らないことばかり。辛辣かつ適確な文章で、小さなこと、大きなことをとらえ、批評する、読み応え抜群の時評的エッセイ集。〈解説〉堀千晶
2025/02/21 刊行
松浦弥太郎 著
五十代は「大人の一年生」。働きかた、家族、生きがい、人間関係……いろいろと考えることはありますが、あきらめず、無理せず、機嫌よく過ごしたい。そんな毎日に役立つ、ささやかな知恵や気づきを拾い集めて、誰かに話しかけるように書きました。文庫化にあたり「毎日嬉しくよりも毎日楽しく」他を新収録。■目次(一部)第1章 ご機嫌に生きるための習慣五十代からの「ご機嫌な習慣」シンプルという学び僕の基本ほか第2章 学校では教えてくれなかった大事なこと失敗について考える壊れたら 直せばいい友だちと呼べる本がある人生ほか第3章 自分の「舌」を信じる素朴な味 肥えた舌戻す好物ばかり おいしいお弁当母のミルクコーヒーほか第4章 回想は妙薬親の年齢に目を向ける夕暮れをゆっくり歩くほんとうに贈りたいものほか第5章 大好きなモノ語り自転車で広がった視野しあわせを切り取った時代乗用車はもうひとつの部屋ほか文庫版付録
2025/02/21 刊行
原田ひ香 著
大ベストセラー『三千円の使いかた』と一緒に読んでほしい新作!それぞれの月収に見合う生活を送る6人。欲しいもの、不要なもの、そして、お金では買えないもの――。【月収4万円の66歳】……年金暮らしで貯金を切り崩す毎日に、ある収入源が!?【月収8万円の31歳】……専業作家を目指し、不動産投資を始める。【月10万円投資の29歳】……普通の会社員が、親の介護を見越して新NISAを利用。【月収100万円の26歳】……パパ活専業で、20代のうちに1億円を稼ぐのが夢!【月収300万円の52歳】……夫の遺産と株式投資で、働かずとも暮らせてはいるが……。【月収17万円の22歳】……介護士。生前整理の会社を立ち上げる――?
2025/02/21 刊行
能力・探究・ウェルビーイング
白井俊 著
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。■ 目 次 ■はじめに 序 章 変わる世界の教育 1 デジタル化の影響 2 「学力世界一」の交替 3 教師を取り巻く環境の変化 第一章 教育は何を目指すべきか 1 世界のパラダイム転換 2 国連が採択したSDGs 3 ウェルビーイングへの注目 4 人間重視に立ち返る 第二章 「主体性」を捉え直す 1 理想と現実のギャップ 2 そもそも共通理解はあるのか 3 国際的な視点から問い直す 第三章 子供たちに求められる「能力」 1 能力とは何か 2 「非認知能力」の重要性と落とし穴 3 能力を発揮する方向 第四章 「探究」の再検討 1 「総合的な学習の時間」の導入 2 前提としての方法論 3 成功するための条件 第五章 何をどこまで学ぶべきか 1 「広さ」と「深さ」のトレードオフ 2 問題の背景 3 見えてきた解決策 終 章 これからの教育はどこへ向かうか 1 ニュー・ノーマルの教育像 2 未来の学校はどうなるか おわりに 主要参考文献
2025/02/21 刊行