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司馬遼太郎 著
文明が衰退した明とそれに挑戦する女真との間に激しい攻防戦が始まった。韃靼公主アビアと平戸武士桂庄助を軸にした壮大な歴史ロマン。大佛次郎賞受賞作。
1991/01/10 刊行
司馬遼太郎 著
九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途に待ちかまえていたものは。東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。
1991/01/10 刊行
吉村昭 著
人は死に向って行列すると怯える小学二年生。蛍のように短い生を終えた少年。一家心中する工場主。さまざまな死の光景を描く名作集。〈解説〉奥野健男
1990/09/10 刊行
辻邦生 著
変転きわまりない戦国の世の対極として、永遠の美を求め〈嵯峨本〉作成にかけた光悦・宗達・素庵の献身と情熱と執念。壮大な歴史長篇。〈解説〉菅野昭正
1990/08/10 刊行
足利義満の王権簒奪計画
今谷明 著
強大なカリスマ性をもって、絶対主義政策・中央集権化を支持する官僚・公家・寺社勢力を操り、武家の身で天皇制度の改廃に着手した室町将軍足利義満は、祭祀権・叙任権などの諸権力を我が物にして対外的に〈国王〉の地位を得たが、その死によって天皇権力簒奪計画は挫折する。天皇制度の分岐点ともいうべき応永の時代に君臨した義満と、これに対抗した有力守護グループのせめぎあいの中に、天皇家存続の謎を解く鍵を模索する。
1990/07/25 刊行
池澤夏樹 著
漂着した南の島での生活。自然と一体化する至福の感情――青年の脱文明、孤絶の生活への無意識の願望を描き上げた長篇デビュー作。〈解説〉鈴村和成
1990/05/10 刊行
池澤夏樹 著
漂着した南の島での生活。自然と一体化する至福の感情――青年の脱文明、孤絶の生活への無意識の願望を描き上げた長篇デビュー作。〈解説〉鈴村和成
1990/05/10 刊行
(全)
宮尾登美子 著
大正から昭和にかけての高知を舞台に、芸妓紹介業の岩伍の許に十五歳で嫁いだ喜和が意地と忍苦に生きた波瀾と感動の半生を描く。〈解説〉宇野千代
1990/04/10 刊行
池田理代子 著
宮廷に潜む泥棒貴族、人買いの修道女、薬で民衆を虜にする女祈祷師……。革命前夜フランスに跳梁する一味を相手にオスカルの姪おてんばル・ルーがオスカル、アンドレを率いて大活躍。
1990/02/28 刊行
祖父江孝男 著
文化人類学とは、社会・文化・経済・宗教をはじめ諸分野にわたって、またそれぞれに異なる世界の民族を比較検証する広範な研究対象を視野に収めた学問である。その方法論として、フィールド・ワークによる具体的でしかも忍耐強い実証的な調査が重視される。本書は、この多岐にわたる学問を系統的に要約整理した入門の書として、一九七九年刊行以来、多くの読者を得て版を重ねてきたものを増補改訂し、学界の新しい情報を提供する。
1990/02/24 刊行
安部公房 著
旧幕臣を率いて軍を起こしながら、明治新政府に降伏した榎本武揚。彼は時代の先駆者なのか、裏切者か。維新の奇才のナゾを追う長篇。〈解説〉ドナルド・キーン
1990/02/10 刊行
ミクロの巨人たちの神秘
小泉武夫 著
酒、チーズ、納豆等の嗜好食品から医薬品、洗剤の製造、さらには抗生物質、アミノ酸、ビタミン、微生物タンパク質の製造まで、発酵の作用は広く利用されている。自然界における環境浄化もまた微生物の活動に依存する領域で、発酵は地上の動植物の生存に不可欠の作用である。フグの毒抜き、中国の〝奇跡の発酵〟等、世界各地の発酵文化に今日のバイオテクノロジーの原点を探り、目に見えない微生物の神秘的世界を宇宙的スケールで捉える。
1989/09/25 刊行
保阪正康 著
選択は一つ――大陸撤兵か対米英戦争か。東条内閣成立から開戦に至る二カ月間を、陸軍の政治的中枢である軍務局首脳の動向を通して克明に追求する。
1989/06/10 刊行
金両基 著
五千年の歴史と文化が彩る韓半島には、中国・韓国(朝鮮)・日本など、東アジア諸国の歴史が孕むダイナミズムのなかに、韓民族の諸王朝が興亡する。鴨緑江のかなたを原郷とする扶餘族が、韓半島を南下し諸小国平定を進める建国神話に、民族の歴史形成の背景を読み、また周辺諸国との戦いのなかに、民族のアイデンティティ形成の過程を追う。本書は、檀君朝鮮の建国から一九四八年の南北分断までを「父が子に語る韓国史」として描く。
1989/05/25 刊行
吉本ばなな 著
二度とかえらない輝かしい季節,少女から大人へと移りゆく夏に,ふるさとの海辺の小さな町ですごした少女たちの日々――。めぐりゆく時の切なさと,生きることの歓びを描く。
1989/03/20 刊行