シベリア抑留スターリン独裁下、「収容所群島」の実像
富田武 著
第2次世界大戦の結果、ドイツや日本など400万人以上の将兵、数十万人の民間人が、ソ連領内や北朝鮮などのソ連管理地域に抑留され、「賠償」を名目に労働を強制された。いわゆるシベリア抑留である。これはスターリン独裁下、主に政治犯を扱った矯正労働収容所がモデルの非人道的システムであり、多くの悲劇を生む。本書はその起源から、ドイツ軍捕虜、そして日本人が被った10年に及ぶ抑留の実態を詳述、その全貌を描く。アジア・太平洋賞特別賞受賞。
書誌データ
- 初版刊行日2016/12/20
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価946円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102411-4
書店の在庫を確認
SNS公式アカウント情報
受賞歴
★第29回「アジア・太平洋賞特別賞」受賞
書評掲載案内
・週刊エコノミスト2022年4月26日号/井上寿一(学習院大学教授)
・週刊エコノミスト2018年1月9日号/井上寿一(学習院大学学長)
・毎日新聞(夕刊)2017年5月1日/著者インタビュー
・日本歴史2017年5月号
・東京新聞(朝刊)2017年3月12日
・公明新聞2017年2月27日/川成洋(法政大学名誉教授)
・中国新聞2017年2月12日ほか/河野有理(首都大学東京教授)
・日本経済新聞(朝刊)2017年2月12日
・読売新聞(朝刊)2017年2月5日/著者インタビュー
・週刊金曜日2017年1月20日号/吉田則昭(立教大学講師)
・朝日新聞(朝刊)2017年1月22日