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辻邦生短篇選集 Lumiere
辻邦生 著/堀江敏幸 編
老境の弁護士、詩人、すれ違い始めた男女が、それでもなお「今ここに在ること」の素晴らしさを歌いあげる。光に満ちた八篇を著者への深い敬愛を込めて編者が選ぶ。生誕一〇〇年記念。「人間の生きる姿」と「地上に存在するよろこび」を訴えていた辻邦生の仕事は、どこか孤立しているようにさえ感じられた。逆に言えば、彼の強さはまさにそのような孤立をものともせず、いついかなるときも、コリン・ウィルソンの言う「〈すべては素晴らしい〉という唐突な感情」のわきでる泉に向かって、探索者のように進んでいく膂力を有していたところにあるだろう。堀江敏幸「噴水の水滴になること――『竪琴を忘れた場所』解説にかえて」より
2025/11/07 刊行

シュトレーゼマンとヨーロッパの再建
牧野雅彦 著
戦争は始めるより終わらせる方が難しい。ヴェルサイユの講和が未解決のまま残した賠償問題に端を発する独仏両国の衝突(ルール占領)は形を変えた戦争の継続であり、ロカルノ条約はこれを終結させた「第二の講和条約」であった。本書はシュトレーゼマン、ブリアンの独仏外相を中心に、ロカルノ条約の成立から崩壊にいたる過程を描く。最初の世界大戦の戦後処理をめぐる二人の歩みは、平和の構築が「和解」や「宥和」などの言葉では尽くせない厳しい営みであることを示している。
2025/10/31 刊行

若き孝明帝と鷹司関白
家近良樹 著
歴史上に名を残す人物は、ふたつのタイプに分かれる。自らの意思で時代を切り拓いた人物と、図らずも史書に名をとどめるべく選ばれた人物とに。孝明天皇は後者に属した。この天皇は広く知られているように、江戸の幕府がやむなく推進しようとした開国路線の前に立ちはだかることで、日本国の運命そのものを大きく変えた。世間一般の”無知で単純な攘夷主義者”という評価とはほど遠い、当時の天皇や関白・鷹司政通の対応。複雑な面白さに満ち溢れた歴史の真実を描く。
2025/10/31 刊行

ハイテク機能に学ぶ
大崎茂芳 著
クモは人間よりはるかに長い4億年の進化の過程で、糸を生み出した。住居をつくるのも糸、餌を捕えるのも糸。クモの糸は伸縮性、耐久性などで現代のハイテクをしのぐ高い機能性をもっている。高分子化学を専攻していた著者はクモの糸にからめとられて20年余、試行錯誤をくり返しながら、「自然から学ぶサイエンス」を実践してきた。安全性を考慮し、リサイクルに配慮した糸をつくるクモに、われわれが学ぶことは多い。目次はじめに第一章 クモの不思議に出会う第二章 クモの糸を採る第三章 クモの糸から世界が広がる第四章 クモの糸の神秘的な性質第五章 クモから学ぶ環境と応用第六章 安全性の科学あとがき
2025/10/31 刊行

つのだじろう 著/小泉八雲 原作
雪おんな、耳なし芳一、ろくろ首――小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが、日本の古典文学を渉猟し、民間伝承を採集して明治の世に蘇らせた怪異譚の数々。『怪談』『骨董』などの著作から、オカルト漫画の第一人者つのだじろうが必読の十五篇を厳選して贈る決定版八雲作品集。【目次】雪おんな生霊死霊むじなろくろ首幽霊滝の伝説おしどり天の川綺譚茶碗の中鏡の乙女虫の研究――蝶・蟻・蛍耳なし芳一のはなし生まれかわり乳房和解 あとがき 参考文献
2025/10/31 刊行

国文研 千年の旅
国文学研究資料館 編
美しい図版に専門家のやさしい解説を付して、国文研所蔵の多彩な資料を一望。古事記から源氏物語、伊藤若冲版画、大岡越前日記など。
2025/10/31 刊行

社会主義を生きた人びとの証言
小長谷有紀 著
"モンゴル国は日本海を隔ててわずか3,000キロメートルのところにある、日本の隣国である。こうした物理的な近さのわりには、その国のたどった運命についてあまり知られてこなかったのではないだろうか。旧ソ連につづいて世界で2番目に社会主義を採用し、約70年を経て市場経済へと移行した。言い換えれば、この世の平等を模索する20世紀の実験場の一つとなったのである。その歴史的意味を具体的に理解するために、モンゴル人自身の語りに耳を傾けよう。"
2025/10/31 刊行

元東京地検特捜部長の回想
伊藤鉄男 著
そのとき、検察の内部で何が起きていたか。免田事件、東電OL事件、足利事件、大阪地検特捜部証拠改ざん事件、袴田事件──数々の重要事件に関わった元検察ナンバー2が綴る、「人を裁くことの畏れ」。
2025/10/21 刊行

瀬那和章 著
「夢(黄金)と現実(水飴)、どちらを選ぶ?」ピアニスト、イラストレーター、書道家、アイドルなど、夢を追う若者たちが集まる〈アパルトマン黒猫〉。キラキラした共同生活の先に、彼らが選ぶのは?『後宮の百花輪』、『パンダより恋が苦手な私たち』など好評シリーズの著者による、芸術家たちの青春ストーリー。
2025/10/21 刊行

町田そのこ 著
お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。九州の片隅の山に、突然できた宗教施設。凜音は親友を連れ戻すため奔走するが、町では若者の連続不審死が発生し――。町田そのこの新境地!
2025/10/21 刊行

司馬遼太郎 著
日本史上最大の出世人、秀吉。その歪な栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。大きな活字の新装版。下巻は第六話~第九話、および附録エッセイ「秀頼の秘密」を収録。
2025/10/21 刊行

月村了衛 著
一九五九年に始まった北朝鮮帰還事業は、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった――。二人の若者が経験した「地獄」を描き、現代に通ずる差別の源流と政治家らが犯した大罪に迫る。
2025/10/21 刊行

司馬遼太郎 著
日本史上最大の出世人、秀吉。その歪な栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。大きな活字の新装版。上巻は第一話~第五話、および附録エッセイ「私の秀吉観」を収録。
2025/10/21 刊行

マカン・マラン ボヤージュ
古内一絵 著
大人気「マカン・マラン」開店10周年でなんと新作発売!シャール、ジャダ、さくらが訪れたのは、台湾。食、物、歴史、そして人との出会いが、新たな気づきとなる――。
2025/10/21 刊行

多和田葉子 著
海を渡ったわたしの日常が、わたしのあり方を変えていく。仕事、言語、出会い。80年代のドイツで、若い女性が伸びやかに重ねる体験。最新長編小説。
2025/10/21 刊行