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中公新書ラクレ

歴史に残る外交三賢人

ビスマルク、タレーラン、ドゴール

伊藤貫 著

冷戦後のアメリカ政府の一極覇権戦略は破綻した。日本周囲の三独裁国(中国・ロシア・北朝鮮)は核ミサイルを増産し、インド、イラン、サウジアラビア、トルコが勢力を拡大している。歴史上、多極構造の世界を安定させるため、諸国はバランス・オブ・パワーの維持に努めてきた。19世紀後半の欧州外交を支配したビスマルク、俊英外相タレーラン、哲人政治家ドゴール。聡明な頭脳とパワーをもち合わせた三賢人が実践した「リアリズム外交」は、国際政治学で最も賢明な戦略論であり、日本が冷酷な世界を生き抜く鍵となる。

書誌データ

  • 初版刊行日2020/2/7
  • 判型新書判
  • ページ数280ページ
  • 定価968円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-150677-1

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