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中世の東海道をゆく

中世の東海道をゆく

京から鎌倉へ、旅路の風景

榎原雅治 著

弘安三年(一二八〇)十一月、ひとりの貴族が馬に乗り、わずかな随伴者とともに東海道を京から鎌倉へと向かっていた――。中世の旅路は潮の干満など自然条件に大きく左右され、また、木曾三川の流路や遠州平野に広がる湖沼など東海道沿道の景色も、現在とはかなり異なっていた。本書は鎌倉時代の紀行文を題材に、最新の発掘調査の成果などを取り入れ、中世の旅人の眼に映った風景やそこに住む人々の営みを具体的に再現するものである。

書誌データ

  • 配信開始日2013/7/15
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格880円(10%税込)
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