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砂時計の七不思議

砂時計の七不思議粉粒体の動力学

田口善弘 著

砂、食塩、米などの粒々が多数集合したものを粉粒体という。混ぜても混ざらず、重いものが浮き上がり、と、流体とも固体とも異なる奇妙な振舞いが注目を集めている。星も電車の乗客も、見方によっては粉粒体だ。砂時計が満員電車なら、砂の流れは高速道路の車の流れ、砂山は“過加熱固体”といえる。物質主義から現象主義へと物理が大きく変容する今、日常生活のなかから広がる物理の新しい可能性にチャレンジ。

書誌データ

  • 配信開始日2007/10/12
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格858円(10%税込)