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日中十五年戦争史

日中十五年戦争史

なぜ戦争は長期化したか

大杉一雄 著

蘆溝橋事件を引金に日中の戦いは軍部主導のかたちで、ついには泥沼の太平洋戦争に突入していった。しかし、すべての日本人が武力行使の拡大を望み、戦火を座視していたわけではなかった。戦争はあくまで和平工作の最終手段として考え、たえず平和的解決、そのための交渉の努力が模索されていた事実もあった。もし平和的、自主的解決が実現していたなら――歴史におけるイフのタブー視域から、日中の動き、戦争の経過を見据える。

書誌データ

  • 配信開始日2006/8/11
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1034円(10%税込)
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