アファーマティブ・アクション平等への切り札か、逆差別か
南川文里 著
「積極的差別是正措置」と訳されるアファーマティブ・アクション。入試や雇用・昇進に際して人種やジェンダーに配慮する取り組みだ。1960年代、公民権運動後のアメリカで構造的な人種差別解消のため導入されたが、「逆差別」「優遇措置」との批判が高まる。21世紀には多様性の推進策として復権するも、連邦最高裁は2023年に違憲判決を下した――。その役割は終わったのか。アメリカの試行錯誤の歴史をたどり考える。
書誌データ
- 初版刊行日2024/7/22
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102811-2
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書評掲載案内
・しんぶん赤旗2024年10月27日/矢口祐人(東京大学教授)
・SUMISEI Best book 2024年12月号
・朝日新聞(朝刊)2024年9月28日/高谷幸(東京大学准教授)
・週刊エコノミスト2024年9月17日号/井堀利宏(政策研究大学院大学名誉教授)
・日本経済新聞(朝刊)2024年8月21日
・図書新聞 2024年8月31日号