ジェンダー格差実証経済学は何を語るか
牧野百恵 著
歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダー。その差別には近年批判が強く集まる。本書は、実証経済学の成果から就業、教育、歴史、結婚、出産など様々な事柄を取り上げ、格差による影響、解消後の可能性について、国際的視点から描く。議員の女性枠導入=クォータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するなどエビデンスを提示。旧来の慣習や制度を問う。
書誌データ
- 初版刊行日2023/8/21
- 判型新書判
- ページ数248ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102768-9
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書評掲載案内
・毎日新聞(朝刊)12月16日/大竹文雄(大阪大特任教授・経済学)
・週刊現代2023年12月23日号/石戸諭(ノンフィクションライター)
・朝日新聞(朝刊)11月25日/神林龍(武蔵大学教授・労働経済学)
・週刊文春2023年11月23日号/吉川浩満(文筆家)
・週刊東洋経済2023年11月11日号/原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授)
・日本経済新聞(朝刊)2023年10月28日/児玉直美(明治学院大学教授)
・熊本日日新聞2023年9月14日