日本の先史時代旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす
藤尾慎一郎 著
日本史の教科書で最初に出てくる、旧石器・縄文・弥生・古墳時代。三万六〇〇〇年に及ぶ先史の時代区分は、明治から戦後にかけて定着していった。しかし近年、考古学の発展や新資料の発掘に伴い、それぞれの時代の捉え方は大きく塗りかえられている。本書では、各時代の「移行期」に焦点を当て、先史の実像を描き出す。人びとの定住、農耕の開始、祭祀、「都市」の出現、前方後円墳の成立――。研究の最前線を一望する決定版。
書誌データ
- 初版刊行日2021/8/19
- 判型新書判
- ページ数320ページ
- 定価1034円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102654-5
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書評掲載案内
・みすず2022年1・2月号/斎藤成也(国立遺伝学研究所教授)
・歴史地理教育2022年2月号/青木孝太(大東学園高等学校)
・しんぶん赤旗2021年12月12日号
・毎日新聞(朝刊)2021年11月6日
・朝日新聞(朝刊)2021年10月2日/宮代栄一(朝日新聞社編集委員)
・週刊朝日2021年9月24日号/平山瑞穂