日本の歴史的建造物社寺・城郭・近代建築の保存と活用
光井渉 著
法隆寺や姫路城はじめ、日本には世界遺産に指定された歴史的建造物が多い。だが、「役割を終えた古い建物」でしかなかったそれらに価値や魅力が「発見」されたのは、実は近代以降のことである。そして、保存や復元、再現にあたっては、その建造物の「正しい」あり方が問われた。歴史上何度も改築された法隆寺、コンクリート構造の大阪城天守閣、東京駅、首里城......。明治時代から現代に至る美の発見のプロセスをたどる。
書誌データ
- 初版刊行日2021/2/24
- 判型新書判
- ページ数288ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102633-0
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書評掲載案内
・神奈川新聞2021年7月11日
・測量2021年6月号/瀬戸島政博(日本測量協会専務理事)
・週刊エコノミスト2021年6月1日号/今谷明(国際日本文化研究センター名誉教授)
・毎日新聞(朝刊)2021年5月15日