高坂正堯―戦後日本と現実主義
服部龍二 著
日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934~96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
書誌データ
- 初版刊行日2018/10/22
- 判型新書判
- ページ数424ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102512-8
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書評掲載案内
・日本歴史2019年8月号
・世界日報2019年5月12日/多田則明
・週刊読書人2019年1月4日号/武田徹(ジャーナリスト・評論家)
・読売新聞(朝刊)2018年12月23日/橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
・朝日新聞(朝刊)2018年12月22日/出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)
・日本経済新聞(朝刊)2018年12月15日/細谷雄一(慶應義塾大学教授)
・東京人2019年1月号/苅部直(政治学者)
・読売新聞(朝刊)2018年11月25日/橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
・産経新聞2018年11月25日/竹内洋(京都大学名誉教授)
・週刊東洋経済2018年12月1日号/中沢孝夫(兵庫県立大学客員教授)
・週刊ダイヤモンド2018年11月10日号/佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
・毎日新聞(朝刊)2018年10月28日/中島岳志(東京工業大学教授)
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