バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史
マーク・マゾワー/井上廣美 著
南東ヨーロッパに位置するバルカン半島。オスマン帝国時代、住民の多くを占める正教徒たちは平和裡に暮らしていた。19世紀、帝国が衰退すると、彼らは民族意識に目覚め、ギリシャ、セルビア、ブルガリアなどが独立を果たす。だがそれら新興国家に待ち受けていたのは、欧州列強の思惑と果てなき民族対立だった。ユーゴ紛争とともに20世紀が終わるまでを描いた、いま最も注目される歴史家の名著を翻訳。監修・村田奈々子。
書誌データ
- 初版刊行日2017/6/21
- 判型新書判
- ページ数336ページ
- 定価1012円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102440-4
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書評掲載案内
・週刊読書人2023年2月10日
・週刊トラベルジャーナル2019年11月25日号/山田静(編集者・ひとり旅活性化委員会主宰)
・週刊ダイヤモンド2017年8月5日/佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
・朝日新聞(朝刊)2017年7月23日