ホーム > 中公新書 > 近現代日本を史料で読む
御厨貴 編著
歴史は史料に基づき描かれる――。「昭和天皇独白録」や「富田メモ」をはじめ、新たな史料の発掘は、歴史的事実の変更や確定をもたらす。なかでも「原敬日記」「高松宮日記」「真崎甚三郎日記」「佐藤榮作日記」など政治家、皇族、軍人が残した日記は貴重な史料であり、ここから歴史が創られてきた。本書は、明治維新期から現代に至る第一級の史料を四十数点取り上げ、紹介・解説し、その意義を説く。近現代日本史の入門書。