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少年期の心

少年期の心

精神療法を通してみた影

山中康裕 著

一歩家を出ると一言も口をきかない太郎君、不登校を続ける庭子さん、自分の母親が母親と分からなくなった霧子さん、執拗な心気症から自殺まではかった誠君......。ごく当り前の小学生・中学生を辛い危うい淵に追いやった原因は何か。「箱庭療法」はじめ、イメージの世界で彼らととことんつきあうことを通じその心の治療に取組んできた著者が、一つ一つのケースを如実に描きだし、親が、教師が忘れてはならないことを愛情をこめて説く。

書誌データ

  • 初版刊行日1978/9/21
  • 判型新書判
  • ページ数232ページ
  • 定価858円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-100515-1

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・毎日新聞(朝刊)2022年11月12日/東畑開人(臨床心理士)


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