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小田切進 著
二葉亭四迷の・浮雲・に発するといわれる、日本の近代・現代文学の長い歴史のなかから、名作・佳品六十二篇を選び、各作品の原文を生かしつつ梗概をたどり、あわせて鑑賞のための解説と批評を附す。大学、読書サークル、季節大学等における、著者の豊富な経験から生れた、高校生や大学生はじめ文学愛好家のための名作への案内。日本近代文学館理事長でもある、最適の著者に編まれた本書は、初めて文学に接する人々の恰好の文学入門でもある。