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堂場瞬一 著
元刑事の祖父に「二万円やるから、俺のバイトを引き受けろ。張り込みだ」と無茶振りされた元引きこもりの孫は、〈調査〉を開始する。やがて浮き彫りになる〈家族の断層〉――。
2018/10/22 刊行

服部龍二 著
日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934~96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
2018/10/22 刊行

「日本外交の祖」の生涯
佐々木雄一 著
条約改正や日清戦争の難局を打開した外交指導者、陸奥宗光。幕末の紀州に生まれた彼は、坂本龍馬のもと海援隊で頭角を現す。明治新政府において県知事などを務めるが、政府転覆計画に関与し投獄される。出獄後、欧州遊学を経て再起し、駐米公使としてメキシコと対等条約を締結。1892年、伊藤博文内閣の外務大臣に就任し、条約改正や日清戦争で手腕を発揮した。最新の研究成果をもとに、「日本外交の祖」の実像に迫る。
2018/10/22 刊行

デルフィニア戦記外伝3
茅田砂胡 著
リィが天上世界に帰還して十年。再び訪れたデルフィニアの危機に、時空を超え〝伝説の王妃〟は故国に降り立つ。だが懐かしいデルフィニアの地に滞在したのはわずか五日。その短くも濃密な日々、リィや王妃を迎えた人々はどう過ごしたのだろう――。「紅蓮の夢」では描ききれなかったエピソードを、「小説BOC」に連載された全十話に書きおろしの二話をさらに加えた連作短篇集。
2018/10/22 刊行

武田泰淳 著
悠揚たる富士に見おろされる戦時下の精神病院を舞台に、人間の狂気と正常の謎にいどみ、深い人間哲学をくりひろげる武田文学の最高傑作。自作を語る「富士と日本人」、担当編集者・村松友視によるエッセイ「終章のあとのエピローグ」などを収めた増補新版。
2018/10/12 刊行

世界史を変えた17の化学物質
ペニー・ルクーター/ジェイ・バーレサン 著 小林力 訳
小さな分子が社会を変えた! 化学構造式の読み方も身につくユニークな世界史 砂糖、綿、抗菌剤、ゴム、ニコチン、PCB…身近な物質の化学的な働きが、東西交易や植民地支配、産業革命、公衆衛生、戦争と平和、法律など人類の発展に与えた影響を、エピソード豊富に分りやすく解説。 文明の発達を理解するための独創的なアプローチ。こんなあなたにお勧めします。(「訳者あとがき」より)1 化学を学び損ねた人(本日が再スタートのチャンスです)2 化学が嫌いだった人(分かれば好きになるものです)3 知識を増やしたいビジネスマン(すぐには役立たない知識にこそ価値がある)4 国立大学めざす受験生(一冊で世界史と化学の二科目はお得です)5 大学に入ってこれから化学を学ぶ人(スタートダッシュが大事です)6 化学を専門にするが人文科学も好きな人(私でした)7 授業用に雑学ネタが欲しい化学科の教授(ネットで簡単に深く掘れます)8 偶然これを手に取ったあなた(家に帰って構造式を実際に書いてみましょう)<目次より> 一章 胡椒、ナツメグ、クローブ――大航海時代を開いた分子二章 アスコルビン酸――オーストラリアがポルトガル語にならなかったわけ三章 グルコース――アメリカ奴隷制を生んだ甘い味四章 セルロース――産業革命を起こした綿繊維五章 ニトロ化合物――国を破壊し山を動かす爆薬六章 シルクとナイロン――無上の交易品とその合成代用品七章 フェノール――医療現場の革命とプラスチックの時代八章 イソプレン――社会を根底から変えた奇妙な物質九章 染料――近代化学工業を生んだ華やかな分子十章 医学の革命――アスピリン、サルファ剤、ペニシリン十一章 避妊薬――女性の社会進出を後押しした錠剤十二章 魔術の分子――幻想と悲劇を生んだ天然毒十三章 モルヒネ、ニコチン、カフェイン――阿片戦争と三つの快楽分子十四章 オレイン酸――黄金の液体は西欧文明の神話的日常品十五章 塩――社会の仕組みを形作った人類の必須サプリメント十六章 有機塩素化合物――便利と快適を求めた代償十七章 マラリアvs.人類――キニーネ、DDT、変異ヘモグロビン
2018/10/12 刊行

日本人はロボットに勝てるか
榊原英資/竹中平蔵/田原総一朗 著
人工知能(AI)、IoT、ビッグデータ技術の活用で、人々の仕事が奪われていく。時代は大転換期に入った。あなたの仕事は大丈夫か。日本を動かしてきた3人が、大混乱期のニッポン経済を大胆予測。言いたい放題、炎上必死。でも、日本経済が2時間でわかる!▼日本の大企業が、自滅するのはなぜか。▼メガバンクが大量リストラするのはなぜか。▼仮想通貨の正体とは。▼中国アリババの急成長の真相は。▼あなたの仕事は大丈夫か……。▼大転換期に生き残る秘策とは。◎内容例榊原 デフレ克服なんていうことを、まだスローガンにしていること自体が田原 危ない?榊原 おかしい!(笑)田原 日銀の黒田はそういっている。榊原 本気でそういっているのかな。 (本文より)
2018/10/12 刊行

河合薫 著
職場にはびこる「ババアの壁」の実態と発生原因を探り、その解決法を考える。なぜ、女性政治家は失敗するのか? なぜ、女性上司は女性部下に厳しいのか? なぜ、女の会議は長いのか? なぜ、女はセクハラにノー!と言えないのか? 職場や社会に氾濫し増殖する「面倒くさい女たち」を実証研究や理論などから紐解く。女性の扱いに悩む男性上司、男性社員の必読の一冊。
2018/10/12 刊行

瀬戸内寂聴/ドナルド・キーン 著
ニューヨークの古書店で『源氏物語』に魅了されて以来、日本の文化を追究しているキーンさん。法話や執筆によって日本を鼓舞しつづけている瀬戸内さん。日本の美や文学に造詣の深い二人が、今こそ「日本の心」について熱く語り合う。世界中で日本の古典が愛読されている理由、親交のあった文豪たちとの貴重な思い出、戦争や震災後の日本への思い、そして、時代の中で変わっていく言葉、変わらない心……。ともに96歳、いつまでも夢と希望を忘れない偉人たちからのメッセージがつまった“日本への贈り物”対論集。 ◆瀬戸内寂聴 1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年「夏の終り」で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年に文化勲章受章。『美は乱調にあり』『現代語訳源氏物語』『秘花』『奇縁まんだら』など著訳書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。近著に『いのち』『句集 ひとり』など。 ◆ドナルド・キーン1922年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。日本文学研究者。コロンビア大学、同大学院、ハーバード大学、ケンブリッジ大学を経て、53年に京都大学大学院に留学。コロンビア大学名誉教授、アメリカ・アカデミー会員、日本学士院客員。菊池寛賞、読売文学賞、毎日出版文化賞など受賞多数。2008年文化勲章受章。2012年日本国籍取得。主な著書に『日本人の西洋発見』『日本との出会い』『百代の過客』『日本文学史』『明治天皇』『ドナルド・キーン自伝』など。近著に評伝『石川啄木』がある。
2018/10/12 刊行

市場・コミュニケーション・差別
五十嵐泰正 著
農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか――。これからの社会を考える試み。
2018/10/12 刊行

本郷和人 著
外国では、退位した王・皇帝に特別な呼称はない。それは、王・皇帝という地位に権威・権力が付随し、いったん退位すれば、その権威・権力はすべて次の王・皇帝に引き継がれるからである。ところが日本では、退位した天皇は「上皇」と呼ばれ、ときに政治の実権を掌握してきた。上皇による政治=「院政」という言葉は、引退しても権力を手放さない実力者のあり方を指す表現にもなっている。では「上皇」とは、どのような存在だったのか? 200年ぶりの天皇譲位を前に、上皇の歴史を辿り、現代における天皇・皇室、そして日本と日本人を考えるための視座を提示する。
2018/10/12 刊行

現代語訳とその読み方
ひろさちや 著
ひろさちやが、初めて阿弥陀経を訳す。極楽浄土や死後の世界は本当にあるのか? 美しい世界観と祈りの本質について、わかりやすく解説。原文・書き下し文付。入門者必読。
2018/10/10 刊行

鮎子宛書簡二六二通を読む
谷崎潤一郎 著 千葉俊二 編
「妻譲渡事件」の背後には、一人の才能を封印された少女がいた。父は文豪谷崎潤一郎。美しい母の再婚相手は文豪佐藤春夫。二百通をこえる未公開書簡が綴る、愛情と葛藤の物語。
2018/10/10 刊行

吉川永青 著
日本史上、最も怖れられた男は生まれながらの魔王か、それとも――。直臣すら辿り着けなかった男の内面を、気鋭の歴史作家が渾身の筆を持って暴く!
2018/10/10 刊行

トインビー 著/山本新/山口光朔 訳
なぜ戦争は「制度」として容認されているか? 軍拡の自殺性を説き、主著『歴史の研究』をもとに再構成した新しい平和への探求。戦争をめぐる比較文明学。〈解説〉三枝守隆
2018/10/10 刊行