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浅田次郎 著
道中、玄蕃の言動に触れるにつれ、武士としての心が揺らぐ乙次郎。やがて玄蕃の罪が明らかになるとき、最高の感動が訪れる。
2020/03/09 刊行

浅田次郎 著
姦通の罪を犯すも切腹を拒んだ旗本・青山玄蕃。押送人・石川乙次郎は流罪となった玄蕃と奥州街道を蝦夷へと歩む。この男、仏か、罪人か。
2020/03/09 刊行

生真面目な社会の不真面目な政治
五百旗頭薫 著
政治に〈嘘〉がつきものなのはなぜか。絶対の権力というものがあるとすれば、嘘はいらない。それなりの反対勢力があるからこそ、それを迂回するために嘘が必要となり、反対する側も嘘を武器にするのだ。もちろん嘘には害があり、特に危険な嘘もある。世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓となるはずだ。複数政党政治が成立する条件と地域社会の未来像も、そこから見えてくる。
2020/03/09 刊行

伊勢神宮・吉田神道・中世日本紀
伊藤聡 著
神道という言葉が信仰・宗教を指すようになるのは中世であり、仏教の一派ではない独立した神道流派は応仁期の吉田神道に始まる。神仏習合や密教、当時渡来した禅思想を基に続々と神道書が編まれ、神と仏を巡る多様な解釈が生み出された。『古今和歌集』注釈や能などの文芸世界とも相互作用を起こし、神道は豊穣な中世文化の一翼を担っていく。成立時から融通無碍に変化し続けた神道の本質とは何か。最新の研究からその姿に迫る。
2020/03/09 刊行

おことばから大嘗祭まで
御厨貴 編著
2016年7月のNHK「天皇退位スクープ」、翌月の「天皇ビデオメッセージ」から3年余。すでに新天皇が即位し、元号も「令和」となった。当初、そもそも憲法に定められていない「退位」は可能なのか、天皇の「意志」によって制度が変えられることがあってよいのか、と政府・識者が困惑したにもかかわらず、国民世論の支持により、一代限りの退位を可能とする特例法が成立した過程については記憶に新しい。しかし、たとえば「象徴」とは何なのか、天皇の「公務」とは何か、などについて、新たなコンセンサスが生まれたわけではなく、女性天皇を容認するか否かについても、棚上げになったままである。本書は、この3年間に、誰が、どんなことを言ってきたのか、その論点を整理し、積み残した課題を提示するものである。今回の有識者会議(天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議)の座長代理を務めた編者が、3年分の雑誌論文、インタビュー、新聞記事などから、自身の主張とは相容れないものも含めて選んだものを論点ごとにまとめ、それぞれについてコメントを付す。そこには、イデオロギーなき時代の混沌とした思想状況も浮かび上がる。
2020/03/09 刊行

AIが私たちの社会を変えるんだったら、政治もそのままってわけにはいかないんじゃない?
谷口将紀/宍戸常寿 著
今ある職業がAIに取って代わられるなら、社会はどうなるの? 活版印刷やテレビが政治を変えたように、新しい技術を使うなら新しいデモクラシーが必要になるのでは? 政治学者と憲法学者が、今起きつつある変化を前提に、国民が考え、代表を選び、物事を決定するというデモクラシーのプロセスをもう一度考えます。すべての制度は歴史的経緯で作られたもの。それを超える、新しい民主主義の可能性と課題を探ります。
2020/03/09 刊行

左巻 情勢分析篇
佐藤優 著
国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。左巻では、自国の利益極大化をはかる米中露など各国の動きを分析し、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
2020/02/28 刊行

右巻 日本の針路篇
佐藤優 著
国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。右巻では、大震災で弱体化した日本に中露韓など各国が牙をむく情勢下、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
2020/02/28 刊行

後藤正治 著
柳田邦男『空白の天気図』、立花隆『田中角栄研究』、沢木耕太郎『一瞬の夏』……。十八の名作はいかにして生まれたのか。「ノンフィクション冬の時代」の今こそ読んでおきたい作品を厳選。巻末に沢木耕太郎氏との対談「鋭角と鈍角――ノンフィクションの方法論について」を収録。(本書で紹介する作品)柳田邦男『空白の天気図』/本田靖春『不当逮捕』/澤地久枝『妻たちの二・二六事件』/鎌田慧『逃げる民』/ジョージ・オウエル『カタロニア讃歌』/立石泰則『覇者の誤算』/沢木耕太郎『一瞬の夏』/野村進『日本領サイパン島の一万日』/田崎史郎『梶山六 死に顔に笑みをたたえて』/小関智弘『春は鉄までが匂った』/佐野眞一『カリスマ』/デイヴィッド・ハルバースタム『ベスト&ブライテスト』/柳原和子『百万回の永訣』/保阪正康『昭和陸軍の研究』/最相葉月『星新一』/大崎善生『聖の青春』/河原理子『フランクル『夜と霧』への旅』/立花隆『田中角栄研究』
2020/02/28 刊行

大友直人 著
★指揮者 大友直人、初の著書!小澤征爾に胸ぐらをつかまれ、バーンスタインに日本のオケを嘲笑された若き日のこと。世界に背を向け、日本で活動し続けた理由、クラシックは興行であるという原点に立ち返る意味を自問自答し続けた日々を、余すことなく書ききった。音楽とは何かクラシックとはなにか、指揮者とはなにかを突き詰めた渾身の書下ろし。「なにが、世界だ! なにが、芸術だ!いまこの目の前の観客に感動を与えられなくて、なんの公演なのだろう。興行としての原点を忘れたから、クラシックは魅力を失ったのではないか……。」■第一章 「音楽家を目指す」と宣言する■第二章 「世界」がなんだ! 主戦場は日本と決める■第三章 躍る沖縄市民 琉球で考えたこと■第四章 子どもたちを育てる■第五章 クラシックだけじゃない音楽の魅力■第六章 これからのクラシック
2020/02/28 刊行

令和の四季の楽しみ方
田中修 著
古来日本人は、植物たちや花々の姿を愛で、歌に詠み、絵画に描いてきた。慌ただしい日常の中で、草花を見るために出かけたり、自ら育てている人も少なくない。本書では、日本の草花を四季に応じて紹介する。植物に関して興味深い事実を紹介することに加え、日本人との関わりにも筆を伸ばし、自然をより身近なものにするよう工夫が凝らされている。紹介する草花には大きく美しいカラーのイラストを添えた。
2020/02/28 刊行

クルツィオ・マラパルテ 著/手塚和彰/鈴木純 訳
19世紀から20世紀にかけての欧州の事例を、ルポルタージュの手法も用いながら解析した本書は、原著刊行から百年近く経つ現時点においても、さまざまに研究されており、また、現実政治の動きを見るなかでつねに参照される名著である。いかに国家権力を奪取し、またいかにそれを防御するかについて歴史的分析を行うとともに、引き起こす人間の人物論や心理状態の描写も豊富に含んだ、まさに古典中の古典といえるこの著作について、現代的観点から全貌を新訳した中公選書版にもとづき、註釈を増やしてより理解しやすくした文庫版がここに登場。
2020/02/28 刊行

保坂和志 著
死のぎりぎりの瀬戸際で「生」に目覚めた子猫。その命の輝きをまのあたりにした「生きる歓び」。小説家・田中小実昌への想いを言葉を尽くして描いた「小実昌さんのこと」。瑞々しい感性で生と死の実感に寄り添う短篇二作を収録。〈解説〉伊藤比呂美
2020/02/28 刊行

保坂和志 著
小説を書くときにもっとも大切なこととは?実践的なテーマを満載しながら、既成の創作教室では教えてくれない、新しい小説を書くために必要なことをていねいに追う。読めば書きたくなる、実作者が教える〈小説の書き方〉の本。著者の小説が生まれるまでを紹介する、貴重な「創作ノート」を付した決定版。
2020/02/28 刊行

そにしけんじ 著
ミー太郎が対戦するのは数々の個性的な選手ばかり!?子どもから大人まで楽しめる猫マンガの金字塔9巻<読売新聞日曜版人気連載>
2020/02/28 刊行