ホーム > 検索結果
全10653件中 4020~4035件表示

増補新版
ルシオ・デ・ソウザ/岡美穂子 著
戦国時代の日本国内に、「奴隷」とされた人々が多数存在し、ポルトガル人が海外に連れ出していたことは知られていた。しかし、その実態は不明であり、省みられることもほとんどなかった。ところが近年、三人の日本人奴隷がメキシコに渡っていたことを示す史料が見つかった。「ユダヤ教徒」のポルトガル人に対する異端審問記録に彼らに関する記述が含まれていたのだ。アジアにおける人身売買はどのようなものだったのか。世界の海に展開したヨーロッパ勢力の動きを背景に、名もなき人々が送った人生から、大航海時代のもう一つの相貌が浮かび上がる。増補にあたっては、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって大量に連行された朝鮮人捕虜、その捕虜たちの扱いに直面したイエズス会、さらに、長崎に連れて来られたアフリカ人奴隷など、アジアにおける奴隷貿易の実態をさらに深く紹介する。
2021/02/12 刊行

世界の知性21人が問う国家と民主主義
鶴原徹也 編
エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、マルクス・ガブリエル、マハティール・モハマド、ユヴァル・ハラリ……。世界の知性21人は混迷を深める世界と人類の明日をどう見るのか。民主主義のあり方も、米中の覇権競争の行方も、グローバリズムの帰趨も、いずれも答えは一つではない。そして、一つではないからこそ、耳を傾ける価値があり、考える価値があるのだ。第1部 「予言者」であることは難しい――エマニュエル・トッド第2部 それでも欧州に期待する第3部 「アラブの冬」と「帝国」の再興第4部 世界の軸はアジアに第5部 コロナ以後
2021/02/12 刊行

アリストテレスから生殖技術、AIまで
品川哲彦 著
善と正の違いは何か。権利と義務の関係とは――。本書は、倫理学の基礎からはじめて、法、政治、経済、宗教と倫理を関連づけながらその意義を再考する。アリストテレスやカントらによる5つの主要理論を平易に概説。さらに、グローバル経済、戦争、移民、安楽死、環境破壊、人工知能など現代社会の直面する難題について倫理学の観点から考察する。社会契約論や功利主義にかんする10の図解と26名の思想家のコラム付き。
2021/02/12 刊行

桜田門外の変から大久保利通暗殺まで
一坂太郎 著
近代日本が生まれた幕末維新期。日本史上これほど暗殺が頻発した時期はない。尊皇攘夷論の洗礼を受けた者をはじめ、彼らはなぜ暗殺に走ったのか。本書は大老井伊直弼から内務卿大久保利通に至る国家の中枢、外国人、坂本龍馬らの〝志士〟、市井の人々までが次々に標的となった事件の凄惨な実相と世間の反応を描く。さらに後世、一方で暗殺者を顕彰し、他方で忌避した明治国家の対応も詳述する。闇から見つめる幕末維新史。
2021/02/12 刊行

武田徹 著
「非」フィクションとして出発した一方、ニュースのように事実を伝えるだけでもないノンフィクション。本書では、水俣病を世に知らしめた『苦海浄土』、ベストセラー『日本人とユダヤ人』に始まり、『テロルの決算』や『捏造の科学者』、大震災や核密約を扱った作品など、一九七〇年代から現在に至る名作・問題作を精選。小説とも報道とも異なる視点から同時代を活写した作品群を通して現代日本の姿を浮き彫りにする。
2021/02/12 刊行

安倍政権vs.知事
竹中治堅 著
二〇二〇年一月十五日に日本で最初の罹患者が確認された新型コロナウイルス感染症。中国・武漢での発生から日本への到来、一斉休校、緊急事態宣言とその解除、そして安倍政権の退陣まで。この九か月に及ぶ経緯から見えてきたのは、強大な権力を手に入れて「一強」とまで言われた「首相支配」への制約だった。安倍政権と知事らの対応のプロセスを丹念にたどり、危機が明らかにした日本の政治体制とその問題点を描く。
2021/02/12 刊行

その思想と背景
植木雅俊 著
『法華経』は、釈尊入滅から約五百年後、紀元一世紀末から三世紀初頭のインド北西部で誕生したとされる。日本には六世紀半ばに伝わり、『法華秀句』を著した最澄や「法華経の行者」を自任した日蓮から、松尾芭蕉、宮沢賢治に至るまで、後世に広く影響を与えた。本書では、サンスクリット原典の徹底的な精読を通じて、「諸経の王」とも称される仏典の全体像を描き、平等な人間観に貫かれた教えの普遍性と現代的意義を示す。
2021/02/12 刊行

分断国家の挑戦と挫折
河合信晴 著
ドイツは第二次世界大戦の敗北後、東西に分裂する。ソ連の影響下、社会主義国として四〇年にわたり存在したのが東ドイツである。東西統一後、東ドイツは、非人道的な独裁政治やシュタージといった秘密警察の監視など、負の側面ばかり強調されてきた。本書は、ベルリンの壁崩壊後に明らかになった史料から、楽観的で無責任な指導部、豊かさを求めて声を上げる民衆など、壁の向こうの実験国家の実態と全貌を描く。
2021/02/12 刊行

No.1559[人づきあいは「心地よく」がいい]
※『表紙の私』『根無し草だった私を変えた「パッチワークファミリー」』の中谷美紀さんの写真は掲載されておりません(インタビューは掲載されています)。また、『宝塚 すみれ色の未来へ 雪組』『生田斗真〈カラーグラビア&インタビュー〉誰かのために、生きる』『鈴木保奈美 「獅子座、A型、丙午。」』は掲載されておりません。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・目次・表紙の私 中谷美紀・ヤマザキマリ 地球の住民・特集 人づきあいは「心地よく」がいい・〈読者アンケート結果発表!〉わたしの「大切にしたい縁」「切れてもいい縁」・残間里江子×水島広子 ディスタンスと年齢に邪魔されないつながりは・田村セツコ たとえ会えなくても私たちは全然孤独じゃないの・武香織 〈ルポ〉家族より頼りになる隣人と・大嶋信頼 NOと言える人になる5つのレッスン・樋田敦子 〈実録〉こうしてわが家は「ご近所トラブル」に巻き込まれた・尾上松也×尾上右近 歌舞伎界は大きな家族。先輩の背中を追いかけて・中谷美紀 根無し草だった私を変えた「パッチワークファミリー」・読者体験手記 これさえあれば生きられる・伊藤比呂美 ショローの女・五木寛之×佐藤愛子 〈スペシャル対談・後篇〉この歳になって初めて、自分のことがわかった・自社広告・高橋和枝 火曜日のくま子さん・行司千絵 私の書いた本・豊崎由美 読みたい本・ビューティ手帖 PM2.5、花粉に負けないで ゆらぎ肌をケアしよう・おでかけランチ・ふくいひろこ ほっこり、京の菓子・ひぐちにちほ ひぐちさんちのお茶目っ子日記・〈新・心とからだの養生学〉アレルギーと上手につき合う方法・女神のマルシェ×婦人公論 〈通販特別企画第4弾〉柴田理恵さん考案のウォレットポーチ・『中原淳一 おとめのぬりえ』発売のお知らせ・東啓介 愛でたい男・読者のひろば・中津川りえ 傾斜宮占い・婦人公論の本vol.17『明るく、強く 認知症とともに生きる』のお知らせ・有野晋哉&濱口優(よゐこ) 清水ミチコの三人寄れば無礼講・〈読者250人の本音〉眞子さまのご結婚、私はこう思う・ジェーン・スー×松任谷正隆 “おじさん”も“おばさん”もアップデートしていこう!・美弥るりか 後からでも花は咲く。宝塚の17年が教えてくれたこと・大谷直子×長尾和宏 「痛くない死」を選ぶために・あさのあつこ 残陽の宿 闇医者おゑん秘録帖・村山由佳 ロマンチック・ポルノグラフィー・垣谷美雨 もう別れてもいいですか・自社広告・読者アンケートのお願い・年間定期購読のご案内・純烈・酒井一圭のお悩み相談室 脱衣所からこんにちは・阿川佐和子 見上げれば三日月・インフォメーション&プレゼントボックス・次号予告
2021/02/10 刊行

中原淳一 著
昭和初期、少女雑誌『少女の友』の人気画家として一世を風靡。女性誌『それいゆ』を創刊、その後『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』などを創刊してカリスマ的存在となった中原淳一。日本のファッション、イラストレーション、インテリアなど幅広い分野で時代をリードした。眺めるだけでも美しく、コロナ禍に自宅でできる楽しい趣味として中原淳一の世界を堪能できる1冊。今回雑誌・書籍に初掲載の作品を1点収録
2021/02/09 刊行

近代日本比較文化史研究
芳賀徹 著
江戸時代中期から明治維新前後、西洋文明との邂逅により新技術・新知識がもたらされ、さまざまな知識人の旺盛な好奇心と自由な精神が発露した。本書は、蘭学・博物学・美術など文化の諸相に比較文化の視点からアプローチし――たとえばデューラーと谷文晁、宝島』の作者スティーブンソン描く吉田松陰の肖像など――、それらを密接に結びつけて論ずる中で「パクス・トクガワーナ(徳川の平和)」の内なる躍動がダイナミックに浮かび上がる。「Ⅰ 静止から運動へ」は十八世紀篇。平賀源内、杉田玄白、司馬江漢……徳川日本の知的戦士たちによって時代は静かに目覚め始める。
2021/02/09 刊行

近代日本比較文化史研究
芳賀徹 著
江戸時代中期から明治維新前後、西洋文明との邂逅により新技術・新知識がもたらされ、さまざまな知識人の旺盛な好奇心と自由な精神が発露した。本書は、蘭学・博物学・美術など文化の諸相に比較文化の視点からアプローチし――たとえばデューラーと谷文晁、宝島』の作者スティーブンソン描く吉田松陰の肖像など――、それらを密接に結びつけて論ずる中で「パクス・トクガワーナ(徳川の平和)」の内なる躍動がダイナミックに浮かび上がる。「Ⅱ 夷狄の国へ」は幕末・明治篇。福沢諭吉、栗本鋤雲、岩倉使節団……比類なき進取の精神が日本を世界の舞台に躍り出させる。
2021/02/09 刊行

AI時代に問われる探求と責任
日本科学協会 編
大震災、新型感染症などの災厄に襲われたとき、どのように社会の期待に応えるか――。AI、生命科学、宇宙科学の急速な進展のなか、いかなる規範を自らに課すべきか――。「科学者の責任」をめぐる13の視座で、最先端の研究をわかりやすく解説する。
2021/02/09 刊行

プレゼン・レポート・交渉の必勝法
三森ゆりか 著
社会で真に求められるのは、論理的思考力を活用して考察し、口頭や記述で表現できる人材である。しかし「国語」の教育は受けたはずなのに、報告書が書けない、交渉も分析もできないという社会人は多い。これまで有名企業や日本サッカー協会などで「言語技術」を指導してきた著者が、社会に出てから使える本当の言語力=世界基準のコミュニケーション能力を身につけるためのメソッドを具体的に提示。学生・ビジネスパーソン必読の一冊!
2021/02/09 刊行

マフィア、政党、カルトの興亡史
安田峰俊 著
天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院、千人計画――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか?清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
2021/02/09 刊行