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新版
レーモン・クノー 著/生田耕作 訳
地下鉄に乗ることを楽しみにパリを訪れた少女ザジ。ストで念願かなわず、街で奇妙な二日間を過ごす。文学に新地平を拓いた前衛小説。〈新版解説〉千野帽子
2021/09/22 刊行

山田詠美 著
灼熱の夏、彼女はなぜ幼な子二人を置き去りにしたのか。追い詰められた母親、痛ましいネグレクト死。圧巻の筆致で事件の深層を探る、迫真の長編小説。
2021/09/22 刊行

赤川次郎 著
亡き父の秘密を探り無垢な子どもを狙うのは、闇に葬った罪を知る人?『招かれた女』から15年、さらに謎が深まるサスペンス・ミステリー続編。〈解説〉山前 譲
2021/09/22 刊行

輻輳のウルトラマリン
沢村鐵 著
国会と首相官邸を襲った軍事蜂起の背後に、謎の地下兵器産業が潜んでいた。「説教師」吉岡冬馬は真相を捜し海外へ飛ぶ。書き下ろしシリーズ第二弾。
2021/09/22 刊行

伝教大師最澄の生涯
永井路子 著
苦悩する帝王桓武との魂の交わり、唐への求法の旅、空海との疎隔――。最澄の思想と人間像に迫った歴史長篇。吉川英治文学賞受賞作。〈解説〉末木文美士
2021/09/22 刊行

安彦良和 著
『虹色のトロツキー』『王道の狗』に続く著者近現代史シリーズ集大成となる歴史ロマン大作! 日露開戦に沸く日本に戻った一高生・安積亮が見たものは?
2021/09/22 刊行

== 特集 ==台湾有事と中国包囲網◆習近平体制が目指す覇権の道米国か中国か、各国指導者が迫られる重い選択▼呉国光/聞き手:竹内誠一郎◆【防衛大臣インタビュー】台湾海峡の安定を注視中国の現状変更への試みは容認しない▼岸 信夫◆日本はいかに動くべきか?サイバー・ミサイル攻撃から始まる中台激突▼門間理良◆バイデン政権の中国戦略「関与」から「競争」へ アメリカの方針転換▼佐橋 亮◆軍事、経済、人権からのアプローチ英・仏・独・EU、対中姿勢の「本気度」▼鶴岡路人◆中露の利害はどこまで一致しているのか強化される関係とアフガニスタン問題という宿痾▼熊倉 潤◆フィリピン、シンガポール、ベトナムの選択東南アジア諸国の対中戦略と日本への新たな期待▼高木佑輔◆中国の対外強硬路線が変わらない理由▼青山瑠妙=======【時評2021】●カブールの衝撃▼鈴木一人●リナ・カーンと独占禁止政策の大転換▼飯田泰之●ユーチューバーDaiGoの差別発言で見えた課題▼内田麻理香◆コロナで露呈した脆弱さ日本は「デジタル敗戦」から復活できるのか▼宮田裕章【五輪 祭のあとに想う】●冷めたアメリカから見えたIOCと日本の問題点▼渡邊裕子●開催の是非を問うにはもう少し時間がかかる▼為末 大●社会とアスリートのディスタンス▼西澤千央◆「世界の知性」に聞く【第3回】コロナと対峙する世界と日本経済に必要なもの▼ポール・クルーグマン/聞き手:佐藤智恵◆〔対談〕優生思想を蔓延させる日本社会の自縄自縛▼斎藤 環×佐藤 優◆変化し続ける有権者意識「そのつど支持」から「選挙ばなれ」へ▼松本正生◆急がれる危機対応の体制整備児童虐待対策とコロナ対応にみる厚労省の失敗▼後藤啓二◆『鬼滅の刃』『転スラ』『違国日記』『ブルーピリオド』──2010年代ヒット漫画の饒舌と沈黙▼谷川嘉浩《好評連載》●琉球切手クロニクル【第10回】動植物の切手に込められた思い▼与那原 恵●炎上するまくら【第58回】寄席に通う日常▼立川吉笑●冒険の断章【第27回】欺瞞を乗り越える試み▼角幡唯介●地図記号のひみつ【第17回】知名度抜群──寺と神社の記号▼今尾恵介《連載小説》●任?楽団【第8回】▼今野 敏●馬上の星──小説 馬援伝【第6回】▼宮城谷昌光●南洋のエレアル【第8回】▼中路啓太
2021/09/22 刊行

矢野隆 著
齢十七で九州を平定。島流し先を支配して叛逆。弓矢だけで軍船を撃沈。名を源鎮西八郎為朝。この男こそ日本史上最強。「こやつは武士として使い物にならぬ」。その一言が男を怪物へと変貌させた。源八郎為朝。異常な弓の鍛錬を続けたこの男は、父に送りこまれた九州を齢十七で平定し、「鎮西八郎」と呼ばれ日ノ本を震撼させた。やがて巻き起こる天下を二分する保元の乱。為朝の前に立ちはだかるのは平清盛、そして唯一彼が恐れた兄・源義朝であった。源平の時代を駆け抜けた最強の武士の生涯を描く、驚愕の弓豪歴史小説!
2021/09/22 刊行

遠山啓 著
数学が人間からかけ離れた絶対的な真理であるという思想、あるいは神が数学を創り人間に与えたとする神話は、古代から現代まで姿をかえてたえず登場してきた。だが、すでにできあがった数学を天下り式に子供に注入する教え方は、数学をつまらなくさせてはいないか? 人類と数学の出会いから今日の数学理論に至る発達史や、初等教育における分数の計算や数の抽象化の難しさなどを平明に語り、自然や人の営みと数学の関わりを説き明かす。「数学には甘い菓子のようなおいしさはない。しかし、暑いときに飲む冷い真水のようなうまさはある」と語る著者の業績は、数学的側面だけでなく数学教育から障害児教育まで幅広く、かつ、学問・科学・芸術に対する深い造詣と、そこから教育や人間を捉える真摯な洞察に満ちている。本書は、50年代半ばから70年代前半に発表された、数学と文化について語った文章を集めたもので、著者の思想と、数学の面白さや奥深さを知る格好の入門書となっている。「数学勉強法」「数学と社会も変わった」の二篇を増補し、吉本隆明の追悼文を再録。【目次より】Ⅰ 数学はあらゆる分野に浸透する これからの社会と数学 数学と現代文化 専門の違った人たちとダベってみる その一 専門の違った人たちとダベってみる その二Ⅱ 数学はどんな学問か 数学は単純で素直である 数学は特殊な言語である 数学は学問的に孤立する危険をもつ 数学も時代の支配的イデオロギーに規定される 数学は自然や社会を反映する客観的知識 数学も人間を形成する 数学はほんとうに論理的か 数学と方法 数学の発展のためにⅢ 数学はどう発展したか 数学の歴史的発展 現代数学の主役=構造とはなにか 構想力の解放Ⅳ 科学を学んでいくために 科学への道――女性に与う三つの原則 数学勉強法 数学も社会も変わった あとがき巻末エッセイ 遠山啓――西日のあたる教場の記憶(吉本隆明)
2021/09/22 刊行

谷崎潤一郎 著
お料理上手や姉御肌、ハイカラ趣味に特技はゴリラの真似――? 文豪の屋敷でのびのび働く女中さんは曲者揃い。初は「いけすかない爺さん」と主人に言い放ち、銀は大恋愛に猪突猛進、百合は昭和の大女優をもたじたじにさせ、千倉家のお台所は毎日てんやわんや。愛情とユーモアに満ちた抱腹絶倒の女中さん列伝。〈挿絵〉山口晃〈解説〉松田青子
2021/09/22 刊行

こっくり冬瓜と長い悪夢
安田依央 著
仁とすれ違ったまま老舗旅館へ仕事に赴いた山田澄香。ここに「こりこり堂」と名乗る仁の偽者が出現し、山田はなぜか彼に口説かれてしまう。一方、旅館には孝や虎太郎の《過去》に絡む存在も秘密裏に集まってきて……。恋愛ゾンビ山田の恋は、やはりホラー展開か!?人気シリーズ第七巻!
2021/09/22 刊行

関容子 著
「銀座百点」連載のエッセイ、待望の書籍化。聞書きの名手である著者が、銀座で逢ったひととの思い出を綴る。粋人達の面影が甦り、特別な街への憧れがつのる一冊。
2021/09/21 刊行

髙森美由紀 著
「あの味っこさ会えて、いかった」青森県南部の葵岳登山口にあるレストラン。そのシェフ・登磨には亡き祖母との思い出の味があった。それを思い出させてくれたのは、意外な人物で……。
2021/09/21 刊行

原田ひ香 著
昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してみてください。
2021/09/21 刊行

墾田永年私財法から応仁の乱まで
伊藤俊一 著
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
2021/09/21 刊行