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北米オセロゲーム
大石英司 著
韓国軍の奇襲により、シアトル空港は反乱部隊から奪還された。日本は総力を挙げて、中国の最新鋭戦闘機の基地を探す。その頃、核のボタンを持つM・Aに大統領から、ある秘密施設についての依頼が……。
2025/07/23 刊行

「初音ミク」が北海道から生まれたわけ
伊藤博之 著/柴那典 聞き手・構成
日本発の音楽文化として、世界で人気の「初音ミク」。このバーチャルなキャラクターを核に、音楽・イラスト・動画などが呼応し合うボカロ文化が2007年に産声を上げた。このブームに火を付けた企業が、クリプトン・フューチャー・メディアである。創業者の伊藤氏は企画開発のみならず、「創作の連鎖」を促すルールと仕組みを整えた。なぜ、それができたのか? そこにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)文化の出現をいちはやく予見したA・トフラーとの出会いがあった――本書は伊藤氏の歩みをたどりながら、「ツクルを創る」「収穫モデル」「メタクリエイター」等々の経営哲学を紹介。「ボカロ文化って何?」という読者でも、創作の根源的な意味を考えたり、AI時代を展望したりするヒント満載の一冊。序――ブームからカルチャーへ、そして……(柴 那典)第一章 この先にどんな未来がやってくるのか第二章 インターネットが世界を変えると気付いた日第三章 すべてはクリエイターのために第四章 初音ミクが切り拓いた新しい創作文化第五章 プロシューマーは社会をどう変えるか第六章 北海道から発信する意味第七章 音楽文化とAIのこれから第八章 「創る」ということ
2025/07/23 刊行

血旅の剣
富樫倫太郎 著
麗門愛之助たちの活躍により、煬帝一派の将軍吉宗暗殺はからくも阻止された。しかし、肝心の煬帝は禁書「徳川申命記」を持ったまま、京へ逃れてしまう。吉宗の命を受けた老中本多忠良は、煬帝討伐と禁書奪還を愛之助に依頼。謎の美女・朱雀を旅の道連れに、東海道より京をめざす愛之助だが、恐るべき凶敵と対決することになり!? 文庫書き下ろし
2025/07/23 刊行

土橋茂樹 著
キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。■本書の目次はじめに序章 キリスト教の成り立ち原初の信仰形態から一神教へ/ユダヤ教徒によるメシアの待望/民族宗教から世界宗教へ/新約聖書と使徒教父文書/キリスト教の公認から教義の確立へ第一章 三位一体の起源1 三位一体という考えの由来史的イエスとの遭遇/ギリシア哲学の流入/旧約聖書における神の仲介者/再び、イエスとは何者か?2 旧約と新約の多様な相関イエスによる旧約の預言理解/終末論的な預言へ/予型論とは何か?/活喩法とは何か?/ペルソナ間で対話する神第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり1 ロゴス・キリスト論と「二つのロゴス」フィロンの「創世記」解釈/「二つのロゴス」説/殉教者ユスティノスと二神論問題/「二つのロゴス」説の位置づけの変容2 教義史にオリゲネスがもたらしたものオリゲネスとは何者か?/オリゲネスへの異端宣告の背景/「ヒュポスタシス」とは?/哲学概念「ウーシアー」の神学への転用/本質存在と実質存在/長く困難な議論第三章 異端論争の只中へ1 「アレイオス論争」とは何か?二種類のオリゲネス主義者間の論争/三様のオリゲネス受容/アレイオス論争の発端/背景としてのメレティオス派分裂/論争の真の黒幕は誰?2 ニカイア公会議とその後の動向アレイオス派の言い分/ニカイア信条/「ホモウーシオス」とは?/ニカイア以降の新たな論争の布置/アンティオケイアのニカイア支持派第四章 教義理解の深まり1 バシレイオスの神理解カッパドキア教父とは何者か/バシレイオスとエウノミオス/ウーシアーとヒュポスタシスの混用/「不生性」をめぐるエウノミオスの論点/神の不可知性に拠るバシレイオスの論駁/二つのエピノイア論/バシレイオスのウーシアー観の揺らぎ2 神の本性から神の働きへプロティノスの影響の有無/若年の習作『霊について』/力動的ウーシアー観への展開3 ナジアンゾスのグレゴリオス独自の論法一神論を政治に喩えると/〈本性の言説〉と〈オイコノミアの言説〉/オイコノミアとは何か?第五章 三位一体論教義の完成1 ニュッサのグレゴリオスの三位一体理解兄バシレイオスの志を継いで/なぜ三神ではなく一神なのか/「プロソーポン」概念の諸相/〈顔〉から〈識別相〉へ/グレゴリオス独自の存在論/個体と固有名2 聖霊論の展開三位一体のエネルゲイア/キリスト論から聖霊論へ/〈聖霊〉をめぐる論争の布置/コンスタンティノポリス公会議/〈聖霊〉は世界創造に参与していたか?/〈聖霊〉の発出をめぐって/線状的序列から栄光と崇拝の循環へ第六章 西方ラテン世界における展開1 ニカイア前後の西方の動向東西の論争状況の異なり/テルトゥリアヌスの貢献/ヒラリウスによる「同一本質」の再興2 アウグスティヌスによる伝統継承と刷新あくまでニカイア支持派として/実体カテゴリーと関係カテゴリー/本質の一性から働きの一性へ/〈聖霊〉の二つの発出/キリストの「受肉」とは何か/キリストの神性と人性をめぐって/ニカイアからカルケドンに至る道/自己の内奥への超越終章 三位一体論の行方聖像破壊運動と最後の公会議/教会会議のその後の経緯/教会大分裂と東西関係のその後/新たな展開に向けてあとがき参考文献
2025/07/23 刊行

上杉勇司 著
クーデターとは非合法的な政権奪取である。国際秩序の変動期に「避けられない悪」として頻発するが、昨今またその兆候が著しい。本書は昭和の動乱期から21世紀のグローバルサウスまで、未遂や失敗例も含め幅広く検証。行動原理や成功要因を解明し、民主主義vs.権威主義vs.イスラム主義、SNSの影響、資源争奪、ワグネルの暗躍など現代の特徴に切り込む。当事国の民政移管や治安部門改革への支援など、日本の役割も問う。はじめに第1章 クーデターとは何か――一撃による非合法の権力奪取革命との違い/内戦との違い/暴動との違い/テロとの違い/世直しクーデター/第二次世界大戦前――歴史を動かしたクーデター/第二次世界大戦後――クーデター多発の時代/米ソ冷戦後――民主化の遠い道のり/第1章のまとめ第2章 発生要因と成功条件――成功の見込みと軍の決意現政権への不満/一般民衆からの支持/権力奪取の見込み/成功条件/軍全体が関与する場合/軍の一派が主導する場合/決起を成功させるための手配/ロシア――鍵を握る諜報機関/北朝鮮――軍の分割統治と二元指揮制度/中国――ポスト習近平をめぐる権力闘争/第2章のまとめ第3章 21世紀の権力奪取――五つの特徴民主化運動の軍による横取り/新しいイデオロギー対立の萌芽/携帯電話とSNSの発達/新たな資源争奪戦/民間軍事会社の暗躍/第3章のまとめ第4章 クーデター抑止策――多角的アプローチの必要性エリートへ利益を分配する/民衆の不満を抑制する/民主的な政権交代を実現する/政権交代を制度化する/紳士協定を法制化する/軍を分割統治し相互に牽制させる/文民統制を確立する/人事を通じて軍を掌握する/外国軍・平和維持軍の存在を活かす/国際承認と制裁を活用する/新しい抑止策/第4章のまとめ第5章 決起後の課題――暫定政権の樹立から民政移管へ秩序回復時の権力の濫用/暫定政権の危うさ/民政移管の失敗例/民政移管の成功例/タイ政治における軍の役割/政軍関係の諸理論/軍に対する文民統制/インドネシアにおける文民統制/フィリピンにおける文民統制/ミャンマーにおける文民統制/民主化における軍の役割/東アジアの事例――韓国と台湾/東南アジアの事例――インドネシアとフィリピン/第5章のまとめ第6章 治安部門改革――クーデター抑止のメカニズム治安部門改革の成功例と失敗例/主要な取り組み/クーデター抑止策との関連性/軍の分割統治と相互牽制/法制度整備による文民統制の確立/軍の非政治化/人事権の行使/台湾における文民統制確立の歩み/改革の限界と課題/第6章のまとめ第7章 2・26事件――歴史から学ぶ教訓2・26事件とは何か――世界最大規模のクーデター未遂/決起の背景――なぜ事件は起きたのか/決起成功の見込み/敗因①――昭和天皇の決意/敗因②――木戸幸一の輔弼/敗因③――要人拘束の失敗/敗因④――帷幄上奏の失敗/敗因⑤――天皇型政治文化の存在/敗因⑥――政治工作の失敗/敗因⑦――報道・情報操作の失敗/カウンター・クーデターの動き/人事を通じた抑止策/戒厳令の二面性――クーデター抑止か誘発か/現代における戒厳令と緊急事態宣言/21世紀の戒厳令――韓国「12・3」非常戒厳との比較/日本への教訓/第7章のまとめ第8章 日本外交の支援策――クーデターをなくすために治安部門改革支援の実績/民主化支援の実績/東アジア人的交流と育成の重要性/東南アジア――軍事交流と民主化支援の強化/アフリカ――技術支援に留まる現状/インド太平洋――クーデター抑止も価値観外交の一つ/グローバルサウス――気がかりなBRICSの動向/第8章のまとめ終 章 ク ーデターの可能性と限界――民主化への道か混乱かクーデターのパラドックス(二面性)/世直しクーデター/アフリカのジレンマ――断ち切られぬクーデターの連鎖/日本への示唆 現代の私たちへの教訓
2025/07/23 刊行

柳原良平 著
柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である(サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より)アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。(巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より)「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳
2025/07/23 刊行

三津田信三 編
「一編でも読者が心から怖がってくれれば、編者冥利に尽きる」怪異の名手・三津田信三が自ら選んだ、国内外のホラー名作十三篇。それに加えて、三津田氏が今作のために書いた「霧屍疸村の悪魔」を収録した珠玉のホラーアンソロジー。他では味わえない異様さ、不穏さ、無気味さ、そして忌まわしさを、存分に感じてください――。
2025/07/23 刊行

ドストエフスキー 著/江川卓 訳
カラマーゾフ家の人々の間にさまざまな思惑が入り乱れる中、ついに父フョードルが殺害される。はたして犯人は……。好評の江川卓訳第三巻。(全四巻)
2025/07/23 刊行

遠田潤子 著
バラが咲き乱れる家で、新進気鋭の建築家・青川英樹は育った。上品で美しい母。仕事人間の父。自由に生きる妹。ごく普通の家族だと思っていた。だが、妻が妊娠して生まれてくる子が「男の子」だとわかった途端、母が豹変した。記憶の彼方にしまい込んでいたあの日、一体何が起きたのか――。身も心も震える、圧巻の家族小説。〈解説〉藤田香織
2025/07/23 刊行

城山三郎/吉村昭 著
昭和二年生まれは、少年時代を戦争の中で過ごし、青年時代の入口で敗戦を迎えた――。昭和三十年代にデビュー、ともに自分の道を見つけ書き続けてきた城山三郎と吉村昭。気心の知れた二人が、戦争観から酒飲みの流儀まで心おきなく語り合う全対話四篇と、関連作品を一冊に収める。【目次】昭和二年生れの眼差し 吉村昭 Ⅰあの戦争とこの半世紀の日本人 対談:城山三郎×吉村昭語りつぐべきもの 対談:城山三郎×吉村昭ぼくの流儀・きみの流儀 対談:城山三郎×吉村昭私たちが生きた時代 座談:城山三郎×吉村昭×佐野洋 Ⅱ名門・背広・軍服 城山三郎昭和・戦争・人間 吉村昭昭和二年生まれの戦友へ 城山三郎
2025/07/23 刊行

北米オセロゲーム
大石英司 著
韓国軍空挺部隊の奇襲により、シアトル・タコマ空港は反乱部隊から奪還された。日韓両部隊が協力して西海岸の治安回復に当たるなか、アラスカには中露両軍が上陸、ロシアはアラスカ奪還を宣言する。空では中国の最新鋭ステルス戦闘機J-36からの攻撃がやまず、日本はAIも駆使し総力を挙げてその基地を探していた。また、その頃、核のボタンを持つエネルギー省高官M・Aは、テキサス州ダラスで大統領の訪問を受けていた。大統領からM・Aに託された、ある秘密施設についての依頼とは……。大国の存亡を懸けた戦いが大きく動く第6巻。【安田忠幸描き下ろしカラーイラスト「英王立海兵隊隊員の装備】〈目次〉プロローグ第一章 竜巻警報第二章 アンチ・ミサイル第三章 ロアノーク基地第四章 エレベス号作戦第五章 フランクリン飛行隊第六章 ライ麦畑でつかまえて第七章 OODAループ第八章 オセロゲームエピローグ
2025/07/23 刊行

威風堂々
岩室忍 著
信長の天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。また、木津川では毛利水軍と信長が造らせた鉄甲船が激突!天下の形勢は一気に信長へと傾いていくが、一方で朝廷との関係は緊張が続いていた。自身の力を示すため、信長は京都での馬揃えを計画する――。信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説! 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。
2025/07/23 刊行

堂場瞬一 著
「殺人者の息子」という宿命を背負い、検事への夢を断たれ弁護士となった川上。かつての父同様に、頑ななまでに死刑判決のみを望む被告の弁護を手伝うことになり、二十年ぶりに故郷へ。被害者と加害者、双方の息子。決して交わらなかった二つの人生が、因縁の街で新たな局面を迎える――。「汐灘サーガ」三部作最終章。著者インタビュー収録。【目次】第四部 接近(承前)第五部 強まる疑念第六部 過去からの手紙第七部 接触、そして 巻末付録 堂場瞬一インタビュー
2025/07/23 刊行

髙杉洋平 著
陰湿、粗暴、狂信的……と語られてきた大日本帝国陸軍。しかし実際には、建軍当初から、国際的視野を持つ開明的な将校などは多く存在していた。一九四五年の解体までの七十余年で、何が変化したのか――。本書は、日露戦争勝利の栄光、大正デモクラシーと軍縮、激しい派閥抗争、急速な政治化の果ての破滅まで、軍と社会が影響を与え合った軌跡を描く。陸軍という組織を通し、日本の政軍関係を照らす、もう一つの近現代史。目次はしがき第1章 栄光からの転落第2章 第一次世界大戦の衝撃第3章 ポスト大戦型陸軍への挑戦第4章 「大正陸軍」の隘路第5章 「昭和陸軍」への変貌第6章 陸軍派閥抗争第7章 政治干渉の時代第8章 日中戦争から対米開戦へ終 章 歴史と誤りあとがき主要参考文献関連年表
2025/07/23 刊行

高田在子 著
暑い時には甘酒に生姜、鰻に山椒、そうめんにも山椒大川で土左衛門が上がった――。「朝日屋」の主人・怜治を、火盗改時代の同僚である秋津が訪ねてくる。亡骸となった武士の懐から、抜け荷に関わり捕縛された唐物屋「広田屋」の屋号が入った手拭いが出てきたという。「広田屋」の主は、抜け荷の詮議中に火盗改・柿崎詩門の兄の名を口にしていた。目付の新倉も出張ってくるなど、一挙に「朝日屋」周辺がきな臭くなる中、女料理人ちはるの行く末にも変化が……。文庫書き下ろし【目次】第一話 この先の道第二話 追 憶第三話 踊る阿呆鳥第四話 出立の朝
2025/07/23 刊行