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唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで
海野典子 著
中国とイスラーム世界が邂逅した七世紀以降、西方や南方から来華したムスリムは、歴代中国の諸勢力が躍進する原動力となり、各地に豊かな文化を根づかせた。彼らは、中華文明とどう向き合い、中国社会をどう変えたのか。本書は、唐宋代の交易からモンゴル帝国の統治、鄭和の大航海、清への反乱、辛亥革命と日中戦争、現代新疆の実相までを一望。時空を超えた一四〇〇年の軌跡を、世界史の視座のもと照らし出す。
2025/12/23 刊行

難戦
横山信義 著
一九四二年一〇月、日米は激突する。ハワイを出撃した米太平洋艦隊を連合艦隊がウェーク島沖にて迎撃。だが、米軍は隙を突いてメジュロに海兵隊を上陸させ、飛行場建設を計画していた。
2025/12/23 刊行

竹島占領
大石英司 著
北朝鮮軍が突如、竹島を占領! 意図不明の攻撃に困惑する自衛隊に、極右の日本初女性総理大臣から強硬な奪還命令が下される。小さな無人島に旗を立てるのは果たしてどの国なのか?
2025/12/23 刊行

未来のためのエッセイ
ジョン・スタインベック 著/大前正臣 訳
じっとしておらず、満足せず、求め続ける国民。人種間の差別の構図、大統領への矛盾する感情――『怒りの葡萄』から『チャーリーとの旅』を経て見出したのは、祖国への愛着と痛烈な洞察。〈アメリカとは何か〉を探求し、その行く末を見据えるスタインベック最晩年のエッセイ。〈目次より〉私自身のアメリカ――はじめに1 多様の統一2 逆説と夢3 人民の政府4 人種は平等に作られた5 アメリカ属6 幸福の追求7 アメリカ人と国土8 アメリカ人と世界9 アメリカ人と未来あともどりしないために――おわりにアメリカ論のエッセンス――訳者あとがき
2025/12/23 刊行

唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで
海野典子 著
中国とイスラーム世界が邂逅した7世紀以降、西方や南方から来華したムスリムは、歴代中国の諸勢力が躍進する原動力となり、各地に豊かな文化を根づかせた。彼らは、中華文明とどう向き合い、中国社会をどう変えたのか。本書は、唐宋代の交易からモンゴル帝国の統治、鄭和の大航海、清への反乱、辛亥革命と日中戦争、現代新疆の実相までを一望。時空を超えた1400年の軌跡を、世界史の視座のもと照らし出す。【目次】まえがき序 章 中国ムスリムの概要民族別の人口と居住地 三つの主要な集団 ①漢語を話すムスリム回族を中心に 「回族らしさ」とは何か 回族の宗教信仰 移動と定住 ②新疆のテュルク系ムスリムウイグル族を中心に ③サラール族・東郷族・保安族第1章 外来ムスリムの往来と定住唐代から元代1 唐とイスラーム世界の邂逅2 沿海部における交易活動3 中央アジアのテュルク化とイスラーム化4 元朝と色目人 第2章 土着化の進行明代1 社会的地位の変化 2 混血と入信 4 鄭和の大航海 第3章 苦難と変革清代1 政策と制度 2 思想の深化 3 諸イスラーム集団の形成 4 ムスリム反乱 5 近代的覚醒と国際関係 第4章 民族意識の形成中華民国期1 新国家への期待と現実 2 馬家軍西北地域の回民軍閥 3 ナショナリズムの喚起 4 民族と宗教 5 ウイグル・アイデンティティの芽生え 第5章 社会主義時代を生き抜く中華人民共和国期1 宗教の破壊と再生 2 中国共産党と新疆ムスリム社会 3 国際化する新疆問題 4 政治宣伝と文化変容 終 章 中国ムスリム史が伝えるものあとがき 参考文献イスラームが動かした中国史 関連年表
2025/12/23 刊行

那須正幹 著
パラレルワールド×歴史改変SF×戦争児童文学省一と大二郎は花山小学校の六年生。ある日、教室の屋根裏に入り込んだ二人が降りてみると、そこは「太平洋戦争で日本が勝った世界」だった。二人は元の「平和な世界」へ戻ろうと試みるが――やがて旅の終わりに、戦慄と静かな感動が待ち受ける。「ズッコケ三人組」の巨匠が若き日に発表し、「代表作」と自負した意欲作。〈解説〉藤田のぼる***かつて少年少女読者に戦慄をもたらした、児童文学の異色名作を復刊!
2025/12/23 刊行

企業トップ60人が明かす新時代の生存戦略
読売新聞経済部 編
読売新聞経済面の人気連載「リーダーズ 経営者に訊く」の書籍化。
2025/12/23 刊行

坂岡真 著
櫛の「く」は苦労のく、櫛の「し」は辛抱のし。苦労と辛抱を分かちあい、共白髪まで添い遂げたい――そんな想いを込めて、今こそ静に贈りたいと、長尾勘兵衛は質流れの鼈甲櫛を手に入れた。しかし貧乏浪人から、その櫛は義母の形見なので譲ってくれと頼まれる。そんな折、薬種問屋の凄惨な屍骸が見つかって……。「十手裁き」シリーズ第五作!
2025/12/23 刊行

檀一雄 著
旅というものが、一体何であるか、私もよくわからない。たしかに、あちこち、よくうろついたような記憶はある。しかし、一体、何のために──。旅や酒を何よりも愛した「放浪の作家」によるユーモア・エッセイに、先達や仲間たちとの親交を描いた章を追加。太宰治、三島由紀夫、佐藤春夫の「檀一雄論」を付す。〈あとがき〉檀ふみ
2025/12/23 刊行

陸海の交易でたどる5000年
上田信 著
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。広大なユーラシア大陸は中央の乾燥地帯を境に生態環境が二分される。日本列島を含む東側では古来、遊牧・農耕・海洋の諸文明が興亡。シルクロードほか陸海の路を介して多彩な物産、また宗教・文化が東西を往来した。ソグド商人やペルシア・アラビア商人の活躍、モンゴル帝国の隆盛と解体、明の鄭和の南海遠征、大航海時代の展開から、欧米列強の極東進出、アジア・太平洋戦争まで――。交易をキーワードに壮大な歴史をたどる。■本書の目次はじめに序 章 風の中の歴史1 ユーラシアを吹き抜ける風2 新たな歴史観第一章 偏西風アジアでの文明の形成 ――先史時代から紀元四世紀1 偏西風アジアの遊牧騎馬文明2 偏西風アジアの農耕文明第二章 モンスーンアジアでの文明の形成 ――先史時代から紀元五世紀1 モンスーン陸域アジアでの交易2 モンスーン海域アジアでの交易第三章 広域交易圏の形成 ――四世紀から八世紀1 偏西風アジアでのキャラバン交易2 モンスーンアジアにおける港市国家連合第四章 一体化する北と南の交易圏 ――九世紀から一二世紀1 北東アジアの新興勢力2 モンスーン海域アジアの新興勢力第五章 ユーラシア通商圏の形成 ――一三世紀1 新生遊牧帝国の形成2 モンゴル帝国とモンスーンアジア第六章 通商圏の変調と再編 ――一四世紀から一六世紀1 陸域アジア――カアンを継ぐ者2 海域アジア――海禁・朝貢・密貿易第七章 信仰、戦争、そして通商 ――一七世紀から一九世紀前半1 偏西風アジア――割拠する諸勢力2 モンスーンアジア――新たな参入者第八章 欧米列強の極東アジア進出 ――一九世紀1 ロシアの極東進出2 イギリスの極東進出3 自由貿易と地政学終 章 環球の中の日本 ――二〇世紀おわりにあとがき主要参考文献
2025/12/23 刊行

難戦
横山信義 著
一九四二年一〇月、日米は戦争に突入した。ハワイを出撃した米太平洋艦隊を、連合艦隊がウェーク島沖にて迎撃。この海戦で大損害を被り後退したと思われた米軍だが、日本攻略を断念したわけではなかった。隙を突いてメジュロに上陸した海兵隊が、わずか五日で飛行場を建設してのけたのだ。連合艦隊がマーシャル防衛の要としているクェゼリンとメジュロとの距離は二六〇浬。メジュロの敵基地が本格稼働を開始すれば、米国の圧倒的物量によってマーシャル諸島全域が脅威にさらされるであろう。基地の完成を阻止し、メジュロを奪還せねばならない。クェゼリン基地の航空隊と艦隊がただちに攻撃を仕掛けるのだが――。「基地航空隊でメジュロを制圧できないとなれば、投入する部隊は自ずと決まります。機動部隊をメジュロに派遣し、艦上機で敵の航空兵力を一掃するのが、最善の策です」 目次第一章 一夜城第二章 マーシャル攻防第三章 欧州第二戦線第四章 機動部隊の標的第五章 第三次メジュロ沖海戦第六章 F6F始動
2025/12/23 刊行

大石英司 著
※C★NOVELS「アメリカ陥落」シリーズ全8巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※<超大国アメリカの未来を占う迫真の人気シリーズを一気読み!>大統領選挙後、共和党過激派が各州で起こした“大陪審”が、アメリカ分断をもたらそうとしていた。判決を目前に控えたある日、テキサスの田舎町を襲った巨大竜巻の爪痕から、半分ミイラ化した古い死体が発見される。同じ頃、北米全土では一部放火が疑われる山火事が多発していた。大陪審後の混乱に備え、州軍の活動が制限される中、ワシントン州のヤキマ演習場にいた陸上自衛隊水陸機動連隊の部隊に対し、消防活動への援助要請が下るが……。超大国分断へのカウントダウン。“大陪審”前夜に垂れこめる暗雲!<各巻のサブタイトル>第1巻 異常気象第2巻 大暴動第3巻 全米抵抗運動第4巻 東太平洋の荒波第5巻 ロシアの鳴動第6巻 戦場の霧第7巻 正規軍反乱第8巻 暗黒の夏
2025/12/23 刊行

森まゆみ 著
昭和はよい時代だったのか? 少女の視点から振り返る、昭和30、40年代の東京下町、庶民と家族の生活史。著者の森まゆみ氏は、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(通称「谷根千」)の編集人として、地域の生活・文化・歴史を掘り起こし、数多くの貴重な証言を記録してきた。本書では、自らが「語り部」となり、10代までの体験にもとづき、東京下町(主に、居住した文京区動坂下周辺)での生活を回想。それは、親子関係も含め、戦前から連続する庶民の暮らしの実相を伝える、少女の視点からとらえた記録となった。『昭和の親が教えてくれたこと』を全面加筆・改稿のうえ改題した。
2025/12/23 刊行

佐藤青南 著
連続殺人の共犯者・粟生和征や、鳴海桜子刑事の後輩警察官を殺害し、誘拐した山本寧々の指を母親に送りつけたシリアルキラー・椿山麗依。その凶行は止まるところを知らない。そして、椿山の魔の手は桜子へ……。拉致監禁された桜子の救出に、全力を挙げる音喜多弦刑事たち。だが、想像を絶する真実が彼らを待ち受けていた――!? 文庫書き下ろし
2025/12/23 刊行

「理性の君主」の孤独
古川隆久 著
新時代の風を一身に浴び、民主的な立憲君主になろうとした昭和天皇。しかし、時代はそれを許さなかった――。本書は今まであまりふれられることのなかった青年期に至るまでの教育課程に着目し、政治的にどのような思想信念をもっていたかを実証的に探る。そしてそれは天皇の実際の振る舞いや政治的判断にいかなる影響を与えたのか――。旧版刊行後の約15年で、新たに発見・公開された重要史料や史実を増補。はじめに昭和天皇の実像とは あくまで実証的に 思想形成過程に注目第一章 思想形成一 東宮御学問所生い立ち 東宮御学問所に進学 杉浦重剛の倫理学杉浦の天皇観・国家観 白鳥庫吉の歴史 清水澄の法制経済二 訪欧旅行発端 宮中の職制と元老 外遊の成功三 摂政就任「君臨すれども統治せず」 神格化を否定 皇室改革に意欲 研修活動 立作太郎の外交史 清水澄の憲法進講 明治天皇について学ぶ 生物学を趣味とする アイドルとなる 牧野伸顕の内大臣就任 政治思想の確立第二章 天皇となる一 田中内閣への不信施政方針を明示 直訴頻発の意味 当時の日課 田中義一首相への不信 優諚問題 中国の主権を尊重 即位大礼 剛毅な昭和天皇像の誕生二 首相??責事件張作霖爆殺事件 つのる田中首相への不信感 昭和天皇の政党政治観 張作霖事件の進展 ??責を決意ついに田中を??責 昭和天皇の発言 田中??責の意味 道徳的な政党政治を追求三 ロンドン海軍軍縮条約問題浜口を激励 反撥する軍令部 鈴木侍従長の対応 統帥権干犯問題 加藤軍令部長の辞意 右翼の宮中側近攻撃 徳治主義の発露 クーデター未遂第三章 理想の挫折一 満洲事変不拡大方針の挫折 最善を尽くしたか 揺らぐ昭和天皇の権威 連盟との対立を心配 犬養内閣の成立桜田門事件 「日支親善は出来得るや」 心労たまる昭和天皇二 五・一五事件政党政治を見放す 秩父宮との対立 連盟脱退へ 本庄侍従武官長の登場 なお協調外交を追求 軍の政治化に批判的 満洲問題 三 天皇機関説事件と二・二六事件天皇機関説事件 在郷軍人会パンフレットを批判 孤立した昭和天皇 対中融和を追求 牧野内大臣の引退 二・二六事件勃発 即時鎮圧を決意 陸軍への怒り 本庄武官長辞職 近衛首相に期待第四章 苦悩の「聖断」一 日中戦争盧溝橋事件の勃発 対応の誤り やつれる昭和天皇張鼓峰事件で陸軍と対立 長期化する日中戦争二 防共協定強化問題念書を書かせる ノモンハン事件と天津租界封鎖問題板垣陸相に激怒 陸相人事に注文 首相の人選を主導 ドイツの快進撃に幻惑される 第二次近衛内閣の成立 三国同盟を容認三 太平洋戦争開戦日米交渉に期待 武力行使を強く否定 御前会議で異例の発言 開戦を決断 早期終結を指示 戦況の悪化を懸念 支持を失う東条首相四 終戦の「聖断」一撃講和論をとる 早期講和論に転換 ポツダム宣言 一回目の「聖断」 昭和天皇の決断 二度目の「聖断」 「聖断」の意図第五章 戦 後一 退位問題東条に責任を転嫁したか マッカーサーに責任を認める 免責への動き 世論の動向 「人間宣言」 新憲法の制定 『独白録』の意味 退位論 退位せず 改憲再軍備と政治関与 留位の副産物 戦後巡幸 皇居再建の道のり二 講和問題と内奏新憲法下の天皇 一九四七年九月の発言 講和問題との関わり 戦後の内奏 内奏継続の意味三 「拝聴録」への道後半生の主題は戦争責任 世論調査に見る昭和天皇 二度目の訪欧 沖縄への関心 訪米 中国への謝罪 植民地支配への反省 「拝聴録」作成へ 厭世的になる 崩御おわりに理想実現に尽力 旧憲法と国民に裏切られる 君主としての責任を自覚 戦争責任と向き合う 昭和天皇についての研究史参考文献目録あとがき人名索引
2025/12/23 刊行