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谷崎潤一郎 著
左大臣時平のおもわれ人となった北の方は年老いた夫や幼い子と引き離され、宮中奥深くに囲われてしまう。母を恋い慕う幼い滋幹は母の情人がしたためた恋文を自らの腕にかくし、母の元に通う。平安文学に材をとった谷崎文学の代表作。
2006/03/24 刊行
子母澤寛 著
武士の世から、庶民の世へ。世の中の価値観が大きく変わり、多くの血が流された幕末維新。その激動の時代の中で、最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉。時代の荒波にもまれながらも、剛直に剣一筋に生きた生涯とその成長とを小気味よく描く著者渾身の一冊。
2006/03/24 刊行
柏枝真郷 著
グリニッチ・ヴィレッジで乱射事件発生。現場に踏み込んだセシルの目に映ったのは、銃を握りしめ座り込む新米警官だった。そこで何が起こったのか――真相を追い、二人はNYを駆けめぐる!
2006/03/24 刊行
デルフィニア戦記外伝
茅田砂胡 著
大国デルフィニアを代表する大貴族であり国王の縁戚でもある筆頭公爵家の総領と、地方貴族の子息ながら天才的な剣士。国王崩御という動乱の陰でふたりは戦う――未来を掴むそのために!
2006/03/24 刊行
筒井康隆 著
小説に未来はあるか。永遠の前衛作家が現代文学へ熱きエールを贈る「現代世界と文学のゆくえ」ほか、断筆宣言後に綴られたエッセイ100篇の集成。〈解説〉青山真治
2006/03/23 刊行
村上春樹 訳 レイモンド・カーヴァー 著
最初の数行でその世界は完璧に提示される――絶望の中に漂うおかしみ、名状しがたい不安とささやかな温もり。全米図書賞候補となった処女短篇集より、表題作を含む九篇に訳者による作品解説を付す。
2006/03/10 刊行
村上春樹 編訳
R・カーヴァーの創作をめぐる〈文学的事件〉とは? T・オブライエンやJ・アーヴィング他、出会った作家達とのエピソードを交えて、新聞・雑誌記事からアメリカ文学界を読む。訳者最新エッセイも収録。
2006/03/10 刊行
ローマが残した無限の遺産
小林標 著
かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
2006/02/25 刊行
岡本柳之助 著 平井晩村 編
幕末維新の時、十六歳で藩の歩兵隊長をつとめた〝紀州藩の神童〟――岡本柳之助。明治新政府の軍人となった彼は、天賦の軍才を縦横に発揮するも、西南戦争後の竹橋事件に座し、無位無官の身となり、やがて大陸浪人として東洋の舞台へ雄飛する……。新政府を震撼させた竹橋事件、閔妃事件など、明治史の暗部に深く関わった著者が、長年の沈黙を破り、初めて数奇な生涯を語る。
2006/02/25 刊行
子母澤寛 著
勝海舟、榎本武揚、男谷下総守、島田虎之助、山内容堂から座頭市まで、歴史小説の第一人者がその実像を丹念に追跡し、限りない愛惜を行間にこめて、幕末動乱の時代相とともに、独自の語り口であざやかに描出した、格調高い歴史随筆集。
2006/02/24 刊行
鉄腕アトムと原発事故のあいだ
武田徹 著
唯一の被爆国でありながら、「豊かさ」への渇望ゆえに核の力を借りる選択をした日本。核の傘の下で平和憲法を制定する「ねじれ」からはじまったその戦後。推進/反対どちらにも寄らずに、原子力に関わったさまざまな人物や、社会の価値観を可視化する文化的現象を追った「各」論の集積が、混迷する戦後日本の姿を浮き上がらせる!
2006/02/24 刊行
澤田ふじ子 著
幼い頃から<牛>と呼ばれていた赤麻呂は十歳の時、奴として東寺に引き取られた。そこでは不思議な効験力をもつ唯空のもと、夜叉神堂に仕え、同時に逃亡を図った僧侶を始末する闇の仕事を担うが、やがて真の特命が与えられ、己の生の意味を知ることとなる。命の連鎖を問う歴史大作、平安篇完結。
2006/02/24 刊行
ソロモン1942
横山信義 著
舵を損傷した大和は僚艦に曳航され帰還を目指した。だが猛将ハルゼーは執拗な空襲で大和を足止めし、最新鋭戦艦を投入。日本海軍の象徴たる巨艦を巡る総力戦の帰趨は!? 迫真の海戦巨篇!!
2006/02/24 刊行
檀一雄 著
地上ことごとくを、喰らいつくす! 料理の達人が、大きな味の宇宙に描き出す百味百態。四季三六五日、美味を求めて旅し、実践クッキングに生きた著者が、東西の味比べ、その作り方、奥義を公開する痛快な一冊!
2006/02/24 刊行
川崎桃太 著
フロイスの『日本史』のダイジェスト版。信長、秀吉を始めとする人物論を中心に、風俗、文化、芸術等をテーマとした記述を抜き出し、簡潔な解説を付けた。
2006/02/23 刊行