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平治の巻Ⅰ(承前)
橋本治 著
保元の乱は終結した。左府頼長は敗れ、関白忠通も力を失った。新院の配流、源為義をはじめ新院方武者達の斬首、禅閤忠実の幽閉──摂関家は財の安穏と引き換えに朝廷の中枢から退き、一切は信西の掌(て)の内に……。だが、信西の前に、後白河院の寵を受けて異例の昇進をする中関白家の裔(すえ)、藤原信頼が「敵」として現れる。信西が調じ、院に献上した『安禄山絵巻』によって二人の対立は顕在化し、清盛の熊野詣を機に急展開する。
2009/12/25 刊行
病院探偵水本玲
伊野上裕伸 著
フィギュアの女王が大事故に巻き込まれ大怪我を負う。手術はいったん成功したように見えたが、傷口が正体不明の人喰いウィルスに冒され、下腿部切断の危機に。唯一の治療薬である血清を求めて、水本玲は東奔西走する。果たしてこれは謀略なのか、真犯人は? 事件の裏に潜む巨悪に玲は敢然と立ち向かう。
2009/12/25 刊行
大石英司 著
韓国軍が投入した新たな空挺部隊を海自のイージス艦“こんごう”以下四個護衛隊群が迎撃。一方、上対馬の陸自部隊は空挺特殊部隊小隊長・土門の発案である「賭け」に出る。陸海合同の大規模作戦とは!?
2009/12/25 刊行
三木原慧一 著
英米軍との激闘をくぐり抜け、マダガスカル島にて無事、戦艦大和以下、連合艦隊と合流したドイツ水上艦隊。ここに日独枢軸最強艦隊が誕生した! 架空戦記巨編上下巻同時発売!!
2009/12/25 刊行
三木原慧一 著
西城・橘の画策で日独枢軸艦隊の「我らはナチにくみする者にあらず」という真意を理解した、ハルゼーら連合軍将兵たち。しかし、今は命を賭けて戦うのみ……。シリーズ完結。
2009/12/25 刊行
鈴木英治 著
ついに重兵衛がおそのに求婚。その余韻も冷めぬまま、二人は重兵衛の朋輩だった柿ヶ崎作之助に出くわす。作之助は主君のために刀を見立てるよう命じられたのだった。その足で堀井道場の左馬助を訪ねた重兵衛とおそのは、そこで目にした一振りの刀に魅了される。文庫書き下ろし
2009/12/25 刊行
スコット・フィッツジェラルド 著 村上春樹 訳
1920年代、天才的作家は20代にして絶頂期にあった--『グレート・ギャツビー』へと連なる〈若き日の名作〉をセレクト。フィッツジェラルドのベスト短篇と訳者が賞讃する表題作ほか全5篇。
2009/11/25 刊行
町田康 著
風に誘われ花に誘われ、一壺ならぬカメラを携え、ぶらりと歩き出した作家の目にうつる幻想的な東京。著者によるカラー写真多数収載。〈解説〉鬼海弘雄
2009/11/25 刊行
フェルナン・ブローデル 著 金塚貞文 訳
二十世紀を代表する歴史学の大家が、その歴史観を簡潔・明瞭に語り、歴史としての資本主義を独創的に意味付ける、アナール派歴史学の比類なき入門書。
2009/11/25 刊行
クラフト・エヴィング商會 プレゼンツ 有馬頼義/猪熊弦一郎/井伏鱒二/大佛次郎/尾高京子/坂西志保/瀧井孝作/谷崎潤一郎/壺井榮/寺田寅彦/柳田國男 著
猫と暮らし、猫を愛した作家たちが思い思いに綴った珠玉の短篇集が、半世紀ぶりに生まれかわる。ゆったり流れる時間のなかで、人と動物のふれあいが浮かび上がる、贅沢な一冊。
2009/11/25 刊行
堂場瞬一 著
法律事務所長・北見は、ドラッグ依存症の入院療養から戻ったその日、幼馴染みの作家が謎の死を遂げたことを知る。記憶が欠落した二ヵ月前に何が起きたのか。
2009/11/25 刊行
ラテンアメリカ文明の興亡
高橋均/網野徹哉 著
インカの神話的社会がスペイン人と遭遇し、交錯する文化と血が、独立と自由を激しく求めて現代へと至る。蠱惑の大陸、ラテンアメリカ一万年の歴史。
2009/11/25 刊行
服部正也 著
一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった――。本書は物理的条件の不利に屈せず、様々の驚きや発見の連続のなかで、あくまで民情に即した経済改革を遂行した日本人総裁の記録である。今回、九四年のルワンダ動乱をめぐる一文を増補し、著者の業績をその後のアフリカ経済の推移のなかに位置づける。
2009/11/25 刊行
多国籍都市の百年
榎本泰子 著
アヘン戦争後、一八四二年の南京条約によって開港した上海。外国人居留地である「租界」を中心に発展した街は、二〇世紀前半には中国最大の「華洋雑居」の地となり繁栄を極める。チャンスと自由を求めて世界中からやって来る移民や難民たち、英米日の角逐、勃興する中国の民族運動。激動の時代のなかで人々はいかに暮らし、何を思ったのか。本書は国籍別の検証を通じ、上海という都市独特の魅力を余すところなく伝える。
2009/11/25 刊行
澤田ふじ子 著
精巧優美な粟田焼に取って代わり、清水焼を京焼で一番にする――焼物問屋の長左衛門は野望実現のため、粟田随一の陶工・喜助を引き抜き、十五歳の八十松を見習いに付ける。やがて清水焼の品質は向上し粟田焼と拮抗するが、喜助と腕を上げる八十松には激しい妬みが。また、長左衛門には決して口外できない暗い過去があったのだ。
2009/11/25 刊行