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冷戦と経済繁栄
猪木武徳/高橋進 著
二十世紀後半、経済的繁栄の一方、資本主義と共産主義の対立、人口増加や環境破壊など、かつてない問題が生まれていた。冷戦の始まりからドイツ統一まで。
2010/05/25 刊行
伝わる文章を書くために
野内良三 著
読みにくい日本語では、誰にも読んでもらえない。説得力のある、わかりやすい文章をどう書くか。短文を意識すること、語順や読点に敏感になること、段落の構成や論証の仕方に気を配ること。そして、起承転結ではなく、「結」起承「展」。これだけで、文章の説得力はぐんとアップする。本書では、作文に役立つ「使える定型表現」のリストも大々的に披露。日本語力を、生きていく上での強力な武器とするための指南書。
2010/05/25 刊行
盟神探湯・湯起請・鉄火起請
清水克行 著
神仏に罪の有無や正邪を問う裁判――神判は、前近代の世界各地で広く見られ、日本では中世、湯起請や鉄火起請が犯罪の犯人捜しに、村落間の境界争いにと多用された。熱湯の中に手を入れ、あるいは焼けた鉄片を握り、火傷の有無で判決が下される過酷な裁判を、なぜ人々は支持したのか。為政者、被疑者、共同体各々の思惑をはかれば、神の名を借りた合理的精神すら見え隠れする――豊富な事例から当時の人々の心性を読み解く。
2010/05/25 刊行
ラバウル沖海戦
横山信義 著
ガダルカナル島を占領した米軍は英領ラバウルへの空爆を開始。さらに米南太平洋艦隊が、英軍の防空網を崩すべくラバウルを囲むレーダー陣地攻略に出撃する。迎え撃つ日英協同作戦の成否は!?
2010/05/25 刊行
荒巻義雄 著
日ロ戦争で日本を下し勢力を拡大したロマノフ帝国は、帝政ドイツと手を結び、ついに極東艦隊による真珠湾攻撃を敢行した! 対する欧米列強、そして日本の戦略は!? 荒巻世界の集大成!!
2010/05/25 刊行
治承の巻Ⅱ(承前) 源氏の巻
橋本治 著
源三位入道頼政、さらに三井寺の大衆をも巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は、頼政自害、以仁王も首を打たれ、平定された。しかし清盛は、得体の知れぬ不安に駆られ、「福原への遷都」を決断する。その三月後、伊豆の配所にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽の院宣により、まず伊豆へ着任した平氏の目代の住む山木館襲撃を決行する。この戦に勝利を収めた頼朝は、舅の北条時政等東国武士を従え、遂に平家追討の兵を挙げた。
2010/05/25 刊行
宇月原晴明 著
遠く異朝をとぶらえば、元の宮廷に隠されたマルコ・ポーロのもう一つの見聞録『驚異の書』とジパングの神の珠。珠の放つ蜜色の光に、元と明の廃帝たちは何を見たのか。近く本朝をうかがうに、配流の後鳥羽院に神の珠が見せたのは、幼くして散ったあの兄宮なのか。『安徳天皇漂海記』につらなり、どこまでも滅びによりそう夢幻の物語。〈解説〉豊崎由美
2010/05/25 刊行
鈴木英治 著
おそのと婚約した重兵衛だったが、直後、朋友の作之助と吉原に行ったことが判明。さらに、品川の女郎宿に通っていると噂され……。許嫁の誤解はとけるのか?
2010/04/25 刊行
三木清 著
伝統とは? 知性とは? 天才とは何者か? 指導者はどうあるべきか? 戦時下、ヒューマニズムを追求した孤高の哲学者の叫びが甦る。〈解説〉長山靖生
2010/04/25 刊行
ときめきは突然、やってくる
亀山早苗 著
普通の女が「女」に目覚める時――「女としての部分」に不安を抱く女性たちの迷い戸惑う姿を描く。夫には知られたくない、妻には読ませたくない、四十代女性の性の現実。
2010/04/25 刊行
ギリシアとローマ
桜井万里子/本村凌二 著
オリエントの辺境から出発し、ポリス民主政を成立させたギリシア、地中海の覇者となったローマ。人類の偉大な古典となった文明の盛衰。
2010/04/25 刊行
小此木啓吾 著
青年期に固有の「モラトリアム人間」の心理構造が今や社会的性格となった。現代の特質を解くカギを提示する精神科医の社会診断。〈解説〉山本七平
2010/04/25 刊行
今邑彩 著
名門女子校演劇部によるクリスティー劇の上演中、連続殺人は幕を開けた。台本通りの順序と手段で殺される部員たち。真犯人はどこに? 戦慄の本格ミステリー。
2010/04/25 刊行
黒井千次 著
「かつてのようには歳を取りにくくなった昨今の老人はどのように日を過し、何を考えたり感じたりしてどう生きているか」(あとがきより)。昭和一桁生まれの作家が、自らの日常を通して〈現代の老いの姿〉を探る。同級生の葬儀を同窓会になぞらえ、男女の老い方の違いに思いを馳せ、「オジイチャン」と呼ばれて動揺、平均余命の数字が気にかかり―。冷静な観察眼と深い内省から紡がれる、珠玉のエッセイ五六篇を収録。
2010/04/25 刊行
知の政治家
瀧井一博 著
幕末維新期、若くして英国に留学、西洋文明の洗礼を受けた伊藤博文。明治維新後は、憲法を制定し、議会を開設、初代総理大臣として近代日本の骨格を創り上げた。だがその評価は、哲学なき政略家、思想なき現実主義者、また韓国併合の推進者とされ、極めて低い。しかし事実は違う。本書は、「文明」「立憲国家」「国民政治」の三つの視角から、丹念に生涯を辿り、伊藤の隠された思想・国家構想を明らかにする。サントリー学芸賞受賞。
2010/04/25 刊行