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永田鉄山の構想とその分岐
川田稔 著
昭和十年八月十二日、一人の軍人が執務室で斬殺された。陸軍軍務局長永田鉄山。中堅幕僚時代、陸軍は組織として政治を動かすべきだとして「一夕会」を結成した人物である。彼の抱いた政策構想は、同志であった石原莞爾、武藤章、田中新一らにどう受け継がれ、分岐していったのか。満蒙の領有をめぐる中ソとの軋轢、南洋の資源をめぐる英米との対立、また緊張する欧州情勢を背景に、満州事変から敗戦まで昭和陸軍の興亡を描く。
2011/12/20 刊行
38度線を越えて
大石英司 著
いよいよソウル解放かと思われた矢先、韓国海軍の艦艇は突如、北朝鮮の要衝・海州への上陸を宣言した。動揺する日本の護衛艦隊。日韓合同軍が38度線を越える! 半島を揺るがす有事の行く末は!?
2011/12/20 刊行
辻佐保子 著
いつまでも一緒にいると信じていた人のことを、過去形を使って語らなくてはならなくなるという悲しさは、大切な肉親や伴侶を失った誰しもが経験することなのだろう――半世紀を共にした夫人が、作家・辻邦生の暮らしぶり、愛した品々、日々の仕事についてを、愛惜をこめて綴る
2011/12/20 刊行
東直子 著
山手線の中で出会ったおじさんのクリームパンに思いを馳せ、徳島ではすだちを大人買い。これまでも、これからも、連綿と続く日常のひと皿に短歌を添えて。日々のおだやかな風景を歌人が鋭い感性で切り取る食物エッセイ。『今日のビタミン』改題。
2011/12/20 刊行
老兵たちの凱歌
三木原慧一 著
マニラ湾の要塞群を粉砕した日向以下旧式戦艦部隊に、米新鋭戦艦ノースカロライナ級が立ちはだかる。死中に活を求める激闘の帰趨は!?
2011/12/20 刊行
室積光 著
十年前、たった一人でカルト教団を崩壊させた八十歳の老人がいた――世界最強の技を持つ達人・山本俊之の存在を知った謹慎中のサッカー部員・晃吉とクロアチア人の留学生・マルコ。二人は達人がこもる山へと向かい、イルジスタン人のアバスとともに修行を始めるが……。戦争・テロにも打ち克つ、本当の強さとは!? 抱腹絶倒のシリーズ第二弾!
2011/12/20 刊行
明野照葉 著
惨殺された親友の元恋人は、名前も住まいも偽っていた正体不明の人物だった。一体その女は何者なのか。親友の死と関わっているのか。謎を追ううち、邦彦はいつしか女に惹かれていく。その危険な愛の先にあるものは……!? 渾身の長篇サスペンス。
2011/12/20 刊行
黒い羊
富樫倫太郎 著
SROに初めての協力要請が届く。自らの家族四人を殺害して医療少年院に収容され、六年後に退院した少年が北海道で行方不明になったというのだが――シリーズ第四弾
2011/12/20 刊行
トラック邀撃戦
横山信義 著
米軍がトラック攻撃を開始。英太平洋艦隊の最重要基地を死守すべく、日英の艦隊が超モンタナ級を擁す米艦隊を迎え撃つ!
2011/12/20 刊行
世界史を変えた17の化学物質
ペニー・ルクーター/ジェイ・バーレサン 著 小林力 訳
砂糖、綿、抗菌剤、ゴム、ニコチン、PCB…身近な物質の化学的な働きが社会の発展に与えた影響をエピソード豊富に分りやすく解説。構造式の読み方も身につくユニークな世界史。
2011/11/25 刊行
ルーズベルトは知っていたか
秦郁彦 編著 左近允尚敏/須藤眞志/今野勉 著
ルーズベルトは日本の真珠湾攻撃を事前に察知していたのか。戦史研究の第一人者たちが米公文書、日本側資料、当事者の証言を精査し、あの日の実像に迫る。
2011/11/25 刊行
孤立から絆へ
稲葉陽二 著
東日本大震災のさい、人々は互いに譲り合い、整然と行動した。自分を犠牲にしてでも弱い者を救った。これは、見返りを期待しての行動では決してなく、絆や他者への信頼、思いやりの表れであった。このような絆や互酬性の規範をソーシャル・キャピタル(社会関係資本)という。ふだんは目に見えない、しかし、教育や健康等に大切な役割を果たしている社会関係資本をどう育み、活かすのか。第一人者が理論と実践を紹介する。
2011/11/25 刊行
儀礼と経済のあいだ
桜井英治 著
贈与は人間の営む社会・文化で常に見られるものだが、とりわけ日本は先進諸国の中でも贈答儀礼をよく保存している社会として研究者から注目を集めてきた。その歴史は中世までさかのぼり、同時に、この時代の贈与慣行は世界的にも類を見ない極端に功利的な性質を帯びる。損得の釣り合いを重視し、一年中贈り物が飛び交う中世人の精神を探り、義理や虚礼、賄賂といった負のイメージを纏い続ける贈与の源泉を繙く。角川財団学芸賞受賞。
2011/11/25 刊行
〔完全版〕
伊藤比呂美 著
あ、気持ちいい。あ、かわいい。育児に疲れた母親を癒すのは、子どもたちのやわらかい身体。かつての自分の奮闘を、3人の子を育てた25年後の比呂美さんが見つめる「完全版」エッセイシリーズ第2弾。
2011/11/25 刊行
澤田ふじ子 著
ならず者の夫が流刑となり、心なしか解放されたおけいは、働き始めた料理茶屋で源一郎という浪人に出会う。源一郎は十六年前父親の敵捜しに出たが、今では仇討ちを断念し幼い娘と暮らしていた。次第に心を通わせる二人だったが、源一郎は敵を発見してしまい……(「冬の虹」)自選短編集『これからの橋』を新たに構成した一冊。
2011/11/25 刊行