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トーマス・マン/渡辺一夫 著
第二次大戦前夜、戦闘的ユマニスムの必要を説いたマンへの共感から生まれた渡辺による渾身の訳業。寛容論ほか渡辺の代表エッセイを併録。〈解説〉山城むつみ
2017/08/22 刊行
柚月裕子 著
実業界の寵児で天才棋士。男は果たして殺人犯なのか? 今、二人の刑事が決戦の地・天童市に降り立った。著者渾身の将棋ミステリー!
2017/08/21 刊行
自分の「強み」を見つけるには
大竹文雄 著
協力を否定し、利己的で、やられたらやり返す――。成績に順位をつけず、競争より協力を重視した教育を受けた子どもは、そうした価値観をもつという。それはなぜか。競争というと、日本では否定的にとられがちだが、自分の強みを見つけ、社会を活性化させる機会でもある。チケット転売問題から、政府が取り組む女性活躍推進、社会保障給付の問題まで、競争社会を生き抜くための大きなヒントを与える。
2017/08/21 刊行
13のリスクと地経学の時代
日本再建イニシアティブ 著
国家の行動を地理環境と結びつけて考える「地政学」が復活している。米国主導の秩序と日米同盟に守られていた日本だが、中国の軍拡による脅威は深刻だ。さらに経済力で地政学的利益の実現を目指す中国の手法は「地経学」時代の到来を示す。北朝鮮の核やロシアの動向のほか、エネルギー、サイバー戦争、気候変動など地球規模のリスクの影響も大きい。トランプ米政権のもと、日本がとるべき戦略を俊英13人が描く。
2017/08/21 刊行
小川軽舟 著
花鳥風月を詠む優雅な趣味の世界――。これが俳句のイメージだろう。だが、日々の小さな発見を折に触れ書き留められるところにこそ、俳句本来の魅力がある。本書では、俳人にして単身赴任中のサラリーマンでもある著者が、「飯を作る」「会社で働く」「妻に会う」「病気で死ぬ」などさまざまな場面を切り取りつつ、俳句とともに暮らす生活を提案。平凡な日常をかけがえのない記憶として残すための俳句入門。
2017/08/10 刊行
「悲劇の少年王」の知られざる実像
大城道則 著
古代エジプトのファラオ(王)ツタンカーメンといえば、ほぼ未盗掘の王墓から発見された副葬品の「黄金のマスク」で広く知られる。幼少で即位し十九歳前後で死去した少年王は、ミイラの外傷から暗殺(撲殺)説が強かったが、近年は否定されつつある。本書では、歴史学・考古学の最先端の研究をもとに、ツタンカーメンの実像と死の真相に迫り、現代から三千年以上の時を隔てた最盛期の古代エジプト世界を活写する。
2017/08/10 刊行
伊藤之雄 著
明治憲法成立後の1890年代以降、天皇の特別な補佐として、首相選出を始め、内閣の存廃、戦争、条約改正など重要国務を取り仕切った元老。近代日本は、伊藤博文、山県有朋、西園寺公望ら元老8人の指導下にあった。非公式な組織のため、当初は政治の黒幕として批判されたが、昭和初期の軍部台頭下では未成熟な立憲国家を補う存在として期待が高まる。本書は、半世紀にわたり権力中枢にいた元老から描く近代日本の軌跡である。
2017/08/10 刊行
山崎ナオコーラ/原田ひ香/朝比奈あすか/堀江敏幸 著
■連載小説堀江敏幸「あとは切手を一枚、貼るだけ 」(二通め)■連載長編小説原田ひ香「節約メリーゴーランド」(第2回)山崎ナオコーラ「偽姉妹」(第3回)■連作短編小説朝比奈あすか「メアリーとセッツ」(後編)
2017/08/01 刊行
新装版
鈴木英治 著
親友殺しの嫌疑が晴れ、ようやく故郷・諏訪への帰途につく重兵衛。その胸に、母への思慕の念と、主命を秘めていた。友と弟の仇であり、前の江戸家老の不正を知る遠藤恒之助は、この手で屠らなければならぬ――。一方その遠藤は、重兵衛の後を追い、甲州街道を急いでいた。前回の剣戟で自らに傷を負わせた重兵衛には、必ずや報復してみせる、と。(二〇〇五年三月に刊行された作品を改版)
2017/07/31 刊行
渋谷署8階 特捜本部
久間十義 著
円山町のラブホテル街で女性の扼殺死体が発見され、渋谷署に特別捜査本部が設置された。警視庁捜査一課の若手刑事・根本恭平は、証券会社に勤める恋人とのデートをキャンセルし、所轄のワケありベテラン刑事とともに聞き込みを始める。被害者は外資系証券会社のキャリアOLであることが判明したが……。現代の矛盾に鋭く斬り込む、名作警察小説。
2017/07/31 刊行
渋谷署8階 特捜本部
久間十義 著
被害者の周辺を調べる特捜本部の面々。根本らは、キャリアOLの元上司である証券会社専務・柳谷の筋を、古株の大月刑事らは、政治家の塚本周辺と中央電力・大橋常務グループの筋を追う。やがて、銀行も巻き込んだ〈不適切な融資〉疑惑が浮上してきて……。被害女性の鎮魂のため奔走する刑事たちを描く、渾身の警察小説。
2017/07/31 刊行
島精機を支えた肝っ玉母さん・島和代物語
梶山寿子 著
和歌山で「ホエール和代」こと、島和代を知らない人はいない。完全無縫製のニットを製造するコンピュータ編機「ホールガーメント」で世界に知られる島精機製作所。その会社を裸一貫から一代で築いた創業者であり、いまもなお現役の技術者である島正博社長を、献身的に支えてきたのが、妻の島和代である。新製品発明に命をかけ、仕事のためなら家にお金を入れない夫のため、内職や美容師の手伝いをして家庭を支えてきた。一方後年は、和島興産の社長として、地域の発展のため身を粉にして働き、その人気でラジオのレギュラー番組を持つほどのチャーミングで豪快な女性だった。「紀州のエジソン」と呼ばれた夫とともに歩み、75歳で急逝した和代の波乱の生涯を、島精機の発展の歴史とあわせて描く。
2017/07/31 刊行
唯一無二の時間を求めて
青柳いづみこ 著
別府アルゲリッチ音楽祭、ポリーニ・プロジェクト、ラ・フォル・ジュルネ……。日本国内のクラシック・イベントに密着。同業のピアニストたちのステージを内と外から克明にとらえた、渾身の音楽祭見聞録。演奏の一瞬一瞬がよみがえる、スリリングなレポート。
2017/07/28 刊行
買うたのしみ、売るよろこび
岡崎武志 著
古本カフェ、女性店主の活躍、「一箱古本市」……。いま古本がおもしろい。新しい潮流と古きよき世界を橋渡しする著者が、その味わい方を伝授。店主との交流、個人の日記が売られる理由、神保町案内、さらにブックオフ活用法や古本屋開業の鉄則まで、この一冊で神髄をつかもう。
2017/07/28 刊行
特別編集部 編
「最近もの忘れが気になる」「親の認知症が心配」……。65歳以上の3人に1人が認知症になる時代、いまから予防習慣・介護知識を身につけましょう! 自分と家族のために手元に置きたい「認知症」の決定版。「頼りになる全国病院データ402」付き
2017/07/25 刊行