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悲劇第二部
ゲーテ 著/手塚富雄 訳
巨匠ゲーテが言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った大作を、翻訳史上画期的な名訳で贈る。読売文学賞受賞作。〈巻末エッセイ〉中村光夫
2019/05/23 刊行
木内昇 著
ここは、「この世」の境が溶け出す場所――ある秘密を抱えた路地を舞台に、お針子の齣江と長屋の住人たちが繰り広げる、追憶とはじまりの物語。
2019/05/23 刊行
江藤淳 著
癒えることのない敗戦による喪失感を綴った表題作ほか「小林秀雄と私」など一連の「私」随想と代表的な文学論を収めるオリジナル作品集。〈解説〉平山周吉
2019/05/23 刊行
山田詠美 著
灼熱の夏、彼女はなぜ幼な子二人を置き去りにしたのか。追い詰められた母親、痛ましいネグレクト死。小説でしか描けない〈現実〉がある――虐げられる者たちの心理に深く分け入る迫真の衝撃作。
2019/05/22 刊行
渡邉義浩 著
漢字、漢民族という表現が示すように、漢は中国を象徴する「古典」である。秦を滅亡させ、項羽を破った劉邦が紀元前202年に中国を統一(前漢)。武帝の時代に最盛期を迎える。王莽による簒奪を経て、紀元後25年に光武帝が再統一(後漢)。220年に魏に滅ぼされるまで計400年余り続いた。中国史上最長の統一帝国にして、中国を規定し続けた「儒教国家」はいかに形成されたのか。その興亡の歴史をたどる。
2019/05/22 刊行
「アフリカの巨人」の実像
島田周平 著
アフリカはサハラ砂漠南縁を境に、北のアラブ主義と南のネグロ主義に分けられる。現在この両者にまたがる唯一の国がナイジェリアである。サハラ交易による繁栄、イスラームの流入、奴隷貿易、イギリスの統治などを経て、ナイジェリアは人口・経済ともにアフリカ最大の国となった。20世紀には150万人以上の犠牲者を出したビアフラ戦争を経験し、イスラーム過激派組織ボコ・ハラムを抱える「アフリカの巨人」の歴史を辿る。
2019/05/22 刊行
在日米軍と「同盟」の70年
山本章子 著
日米地位協定は、在日米軍の基地使用、行動範囲、米軍関係者の権利などを保証したものである。在日米軍による事件が沖縄などで頻発する中、捜査・裁判での優遇が常に批判されてきた。冷戦後、独伊など他国では協定は改正されたが、日本はそのままである。本書は、協定と在日米軍を通して日米関係の軌跡を描く。実際の運用が非公開の「合意議事録」に基づいてきた事実など、日本が置かれている「地位」の実態を描く。
2019/05/22 刊行
フランス革命と対決した王妃
安達正勝 著
名門ハプスブルク家に生まれたマリー・アントワネットは、フランス王妃となり、ヴェルサイユ宮殿で華麗な日々を過ごしていた。だが、一七八九年のフランス革命勃発で運命が急変。毅然と反革命の姿勢を貫き、三十七歳の若さで断頭台の露と消えた。悪しき王妃として断罪された彼女が、後世で高い人気を得、人々の共感を集めているのはなぜか。彼女が目指した「本当の王妃」とは何だったのか。栄光と悲劇の生涯を鮮やかに描く。
2019/05/17 刊行
佐藤大輔 著
※中公文庫『皇国の守護者』1巻から9巻の本篇のみを合本(外伝等は含みません)。既刊電子版と内容に変更はありません。※帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!!〈収録作品〉皇国の守護者1 反逆の戦場皇国の守護者2 勝利なき名誉皇国の守護者3 灰になっても皇国の守護者4 壙穴の城塞皇国の守護者5 英雄たるの代価皇国の守護者6 逆賊死すべし皇国の守護者7 愛国者どもの宴皇国の守護者8 楽園の凶器皇国の守護者9 皇旗はためくもとで
2019/05/17 刊行
1~9+外伝集
佐藤大輔 著
※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!!本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。〈収録作品〉『皇国の守護者1 反逆の戦場』『皇国の守護者2 勝利なき名誉』『皇国の守護者3 灰になっても』『皇国の守護者4 壙穴の城塞』『皇国の守護者5 英雄たるの代価』『皇国の守護者6 逆賊死すべし』『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』『皇国の守護者8 楽園の凶器』『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』「猫たちの戦野」「観光資源」「職業倫理」「新城支隊」「島嶼防衛」「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」「新城直衛最初の戦闘」「我らに天佑なし」「猫のいない海」筆者贅言「はじめにみえたもの」
2019/05/17 刊行
佐藤大輔 著
※既刊電子版と内容に変更はありません。※『CN25』所収で C★NOVELS Mini として電子化された短篇と、中公文庫『皇国の守護者』1巻および3巻から9巻所収で個別に電子化された外伝8篇、および中公文庫・同電子版『皇国の守護者2』に併録された随想1篇を合本。〈収録作品〉「猫たちの戦野」 C★NOVELS Mini「観光資源」「職業倫理」「新城支隊」「島嶼防衛」「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」「新城直衛最初の戦闘」「我らに天佑なし」「猫のいない海」「筆者贅言 はじめにみえたもの」(『皇国の守護者2』所収)
2019/05/17 刊行
メカニズムと対処法
福間詳 著
ハラスメント、過労、育児、介護、人間関係……現代はストレスに満ちている。誰もが受けるその正体は何か。脳や体は実際にどう反応し、何を引き起こすか。本書は、25年にわたり自衛隊精神科医官を務めた著者が、研究の歴史からうつ病とストレス障害の違いまでわかりやすく解説。自衛官をはじめとする多くの診療経験にもとづき、対策を具体的にアドバイスする。心に悩みを抱える人たちにおくる、ストレス〝攻略法〟の決定版。
2019/05/17 刊行
由来と変遷を調べてみれば
笹原宏之 著
スマホやパソコンでは、嬲、娚、娵、啌、鯲、蟶、妛といった不思議な文字を打つことができる。しかし、いったいどう読むのか、何に使うのか――。これらの漢字の由来を徹底調査。また、江戸時代の五代目市川團十郎が先代「海老蔵」を憚って自分はザコエビだから「鰕蔵」と称したという説を検証する。さらに「止めるかはねるか」等、テストの採点基準を科挙にさかのぼって大探索。漢字の不思議をめぐる楽しいエッセイ。
2019/05/17 刊行
中北浩爾 著
自民党は結党以来38年間にわたり政権を担い、2度「下野」したが、2012年に政権に復帰。一強状態にある。その間、自民党は大きな変貌を遂げた。本書は、関係者へのインタビューや数量的なデータなどを駆使し、派閥、総裁選挙、ポスト配分、政策決定プロセス、国政選挙、友好団体、地方組織、個人後援会、理念といった多様な視角から、包括的に分析。政権復帰後の自民党の特異な強さと脆さを徹底的に明らかにする。
2019/05/17 刊行
国策に翻弄された130年
石原俊 著
小笠原群島の南方に位置する硫黄島。日本帝国が膨張するなか、無人島だったこの地も一九世紀末に領有され、入植・開発が進み、三〇年ほどで千人規模の人口を有するようになった。だが、一九四五年に日米両軍の凄惨な戦いの場となり、その後は米軍、続いて海上自衛隊の管理下に置かれた。冷戦終結後の今なお島民たちは、帰島できずにいる。時の国策のしわ寄せを受けた島をアジア太平洋の近現代史に位置づけ、描きだす。
2019/05/17 刊行