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陳舜臣 著
名作一気読み。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
2019/10/31 刊行
米中に後れる日本
本庶佑/川口淳一郎/向井千秋/上山隆大/小林哲夫/大西光代/海部陽介/川端裕人 著
「はやぶさ2」「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」など、日本の科学界の偉業があいついでいる。だが近年、さまざまな分野において、日本の科学論文の存在感は、米中の後塵を拝している。「科学立国」であり続けるための条件は何か?(『中央公論』2019年10月号特集の電子化)(目次より)●巻頭提言 国は未知の新しい分野へ資金を投入せよ本庶 佑●対談 祝・「はやぶさ2」着陸成功! 日本人が宇宙で活躍し続けるには川口淳一郎×向井千秋●価値提案型の次世代モデルで世界を主導せよ科学技術政策に不可欠なイノベーションの視点 上山隆大●ルポ科学五輪メダリストたちは今? 元理系天才少年少女が明かす才能を「潰さない」教育 小林哲夫●スピントロニクス、地震観測、新機能植物開発学、バイオマテリアル日本が世界をリードする四つの科学研究 大西光代●対談 「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」から見えたもの ニッポン発の人類学、そして科学を創り出そう海部陽介×川端裕人
2019/10/25 刊行
宇野重規/小林慶一郎/西條辰義/吉岡律司/原圭史郎 著
いま日本は、そして世界は、気候変動の激化や、政府債務の膨張など、解決に長い時間のかかる問題を抱えている。将来世代の利益を現役世代が先食いしてしまうことで生じているこれらの問題を、我々は、どのように考え、取り組んでいけばよいのだろうか?「未来」の社会のあり方について、政治哲学と経済学の見地からアプローチするとともに、いま注目されている「フューチャー・デザイン」という考え方を検討する。(『中央公論』2019年10月号小特集の電子化)(目次より)●対談持続可能社会を引き継ぐために政治哲学と経済学からのアプローチ宇野重規×小林慶一郎●将来世代を取り込む制度設計フューチャー・デザインとは何か?西條辰義●対談40年後の住民と作る岩手県矢巾町の創生戦略吉岡律司×原圭史郎
2019/10/25 刊行
~貯める・稼ぐ・増やす~
この一冊で「貧乏老後」を回避!老後2000万円問題を解決!/マイナス家計チェック/すごい貯めテク・人気FPのお財布術/得する年金・収入アップ/介護・相続・実家・おひとりさまQ&A他
2019/10/23 刊行
堀江敏幸 著
覗かずにはいられない。大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓……マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画を見いだした。世界を一変させた「窓」を訪ねる二十五篇。
2019/10/18 刊行
大岡昇平 著
とにかくひどい戦後四十年目だった――。防衛費一%枠撤廃、靖国参拝……戦後派作家の慷慨。一九八五年一月から十二月まで。全巻完結。〈解説〉金井美恵子
2019/10/18 刊行
石井睦美 著
絵画修復家の母と、母の年上の友人に育てられた斎藤いつか。少女の出会いと別れを切なくも瑞々しく描く、心ふるえる長篇小説。〈解説〉北上次郎
2019/10/18 刊行
増補新版
田村隆一 著
荒地の詩人はウイスキーを道連れに各地に旅立った。北海道から沖縄まで十二の紀行と「ぼくのひとり旅論」を収める〈ニホン酔夢行〉。〈解説〉長谷川郁夫
2019/10/18 刊行
宮田珠己 著
北海道から離島まで、ただただ海辺にしゃがみこんで“なんてことない石ころ”を拾いつづけた紀行エッセイ。選りすぐりの石ころ写真満載。〈解説〉武田砂鉄
2019/10/18 刊行
中央公論新社 編
小川洋子、苅部直、平松洋子、村松友視各氏による書き下ろしエッセイと、各紙誌に掲載された書評を収録。写真多数、文庫新版に対応する人物索引を付す。
2019/10/18 刊行
食べ物にまつわる珠玉の作品集
長山靖生 編
子規が柿を食した時に聞こえたのは東大寺の鐘だった? 潔癖症の鏡花は豆腐を豆府に! 漱石、露伴、荷風、谷崎、芥川、久作、太宰など食道楽に収まらぬ偏愛的味覚。
2019/10/18 刊行
安彦良和 著
父・オシロワケ大王の名代で、筑紫の奴国に遠征した皇子オウス(後のヤマトタケル)は地元の豪族・川上タケルに挑むが……。著者「古代史」シリーズ第三弾!
2019/10/18 刊行
清水ミチコ 著
2人×18回、“今、会いたい人”を招いて繰り広げられる、ざっくばらんで愉快な鼎談。『婦人公論』好評連載の書籍化。
2019/10/17 刊行
身長・体重から格差問題まで
松下貢 著
一見バラバラに見えるデータでもグラフにすれば特徴が浮かび上がる。身長やテストの点数は真ん中が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)に、地震の頻度やウェブの被リンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や町村の人口は、釣鐘型だが左側が縮み右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。なぜ世界のほとんどの物事はこの3種類になるのか。仕組みを説明し、データに潜む真理から何が読み取れるかを明かす。
2019/10/17 刊行
欧米、日本、トランスナショナル
山本浩貴 著
20世紀以降、芸術概念は溶解し、定義や可能性を拡張した新しい潮流が続々と生まれている。アーティストは、差別や貧困のような現実、震災などの破局的出来事とどう格闘しているのか。美術は現代をいかに映し、何を投げかけたか。本書は難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説、意義づける。世界中の多くの作家による立体、映像、パフォーマンスなど様々な作品で紡ぐ、現代アート入門。
2019/10/17 刊行