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日影丈吉 著
東京銀座の裏通りにある妾宅で、折竹雪枝がガス中毒死した。事故か自殺か、それとも他殺か――。老練な刑事・小柴と老獪な女中・乃婦、二人の語りが交差し、炙り出される意想外の真相とは。陰影のある文体で人間心理を巧みに描き、澁澤龍彦、種村季弘らに愛された著者による代表作。
2020/09/24 刊行
山本一力 著
毎日、コツコツ。宅配だから出会える笑顔がある――どんな日もお客様に牛乳を届けてきた纒ミルク浜町店。若き四代目・亮介は、ベテラン配達員・田代らとともに宅配に勤しむ中、デザイン会社で活躍する玉枝と出会う。顧客宅での事件や切ない恋に遭遇したことで、亮介は単調に見える仕事の壁に直面してしまい……〝届ける人〟の尊さが胸に染み入る宅配物語
2020/09/24 刊行
誉田哲也 著
親友の自殺は自分のせい。悲しみに暮れる可奈子の携帯が着信した。悪意に満ちた声が言う、「お前が殺したんだよ」と――。すべての始まりは、誰かを勧誘すれば無料となるプロバイダ「2mb.net」。登録した高校生たちに襲いかかる殺人の連鎖。仮想現実を支配する「極限の悪意」を相手に、生き残りを賭けた壮絶な戦いが始まった!
2020/09/24 刊行
永井荷風/樋口一葉/広津柳浪/泉鏡花 著
「明治三十年代の吉原には江戸浄瑠璃に見るが如き叙事詩的の一面がなお実在していた」。消えゆく遊里の情緒を追い求めた永井荷風の名随筆「里の今昔」。荷風がその「最後の面影」を残すと評した樋口一葉「たけくらべ」、広津柳浪「今戸心中」、泉鏡花「註文帳」の四篇を収録。〈解説〉川本三郎
2020/09/24 刊行
服部文祥 著
「俺は今後できるだけ庭でウンコする」サバイバル登山家の一家5人が、都会で原始生活!? ニート息子も女子高生も、狩る・飼う・捌く。小さな悩みも吹き飛ぶ愉快な日常エッセイ
2020/09/23 刊行
長嶋茂雄 著
二十世紀最大のスーパー・スター、「ミスター・ジャイアンツ」は一九七四年のあの日、何を感じどう闘ったのか。現役引退時における唯一の自伝、待望の復刊。巻末に北野武による書き下ろしエッセイ収録。
2020/09/23 刊行
長嶋有 著
星子は40代のシングルマザー。受験を控えた娘を見守り、親友と「レジャー」を満喫、若い男との間に恋が芽生えて! 日常って実は盛りだくさん。娯楽も、ラブも、人生も、「大人が楽む」物語。
2020/09/23 刊行
裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
對馬達雄 著
ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、英米に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではない。民族殲滅に加担したくないという、生命をかけた抵抗であった。戦後、生き延びた脱走兵たちは久しく卑怯者と罵られ、存在までも否定されつづけるが、ついに軍法会議の不当な実態を暴き、名誉回復をなし遂げる。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。
2020/09/23 刊行
最古の歌集の素顔
上野誠 著
奈良時代の後期に成立し、短歌・長歌など四五一六首を収める『万葉集』。歴代天皇や皇族、宮廷貴族、律令官僚がおもな作者だ。他方で防人、東国の農民、遊女といった庶民の歌も含む。幅広い階層が詠んだ、きわめて日本的な「国民文学」のイメージで語られるが、それははたして妥当か。古代日本が範を仰いだ中国の詩文の色濃い影響をどう見るべきか。代表的な歌々を紹介・解説しつつ、現存最古の歌集の実像を明らかにする。
2020/09/23 刊行
《第九》が歌えなくなった日
岡田暁生 著
二〇二〇年、世界的なコロナ禍でライブやコンサートが次々と中止になり、「音楽が消える」事態に陥った。集うことすらできない――。交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近代市民社会と共に発展してきた文化がかつてない窮地を迎えている。一方で、利便性を極めたストリーミングや録音メディアが「音楽の不在」を覆い隠し、私たちの危機感は麻痺している。文化の終焉か、それとも変化の契機か。音楽のゆくえを探る。
2020/09/23 刊行
No.1551[私らしく生きる、働く]
※『表紙の私』の草笛光子さんの写真は掲載されておりません。インタビューは掲載されています。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・目次・草笛光子 表紙の私・ジェーン・スー スーダラ外伝・特集 私らしく生きる、働く・久田恵 リタイア世代、一番の報酬は走り続けるエネルギー・松本すみ子 50代、60代、70代の職探しの悩みに答えます・篠藤ゆり 〈ルポ〉特技を活かして「せめて週1」。みんなと?がれるカフェへようこそ・タサン志麻 生まれ変わっても、また家政婦になりたい・池畑慎之介×つんく♂ 休んだ時間があったから新しい一歩を踏み出せた・武香織 〈ルポ〉泣き言は胸にしまって今日も職場に向かう・ブレイディみかこ 15歳から“労働者”。50歳で「書く」を仕事に・〈読者体験手記〉再就職はプライドと要相談・草笛光子 着こなしから考える・伊藤比呂美 ショローの女・曽野綾子 コロナに怯えず自分を楽にする方法・イ・ヨンエ 〈独占インタビュー〉『チャングム』での経験があったから、40代は家族のために生きられた・荻原魚雷 私の書いた本・BOOK・CINEMA・MUSIC・STAGE・ART・女の気になるキーワード 総理・総裁/マスクにつかない系リップ・江崎美惠子 ヘルシーキッチン きのこ尽くし・石田純子 大人の着こなしレッスン・山本浩未の“自分肯定”ビューティ ビギナー向け「美容医療」入門・藤原しおりのTOKYOで世界一周・ふくいひろこ ほっこり、京の菓子・女神のマルシェ×婦人公論 〈通販特別企画・第2弾〉おうちdeショッピング・話題のアングル・心とからだの養生学 腰、膝、肩……関節に効く筋肉ストレッチ・ひぐちにちほ ひぐちさんちのお茶目っ子日記・海外女性通信・読者のひろば・愛読者グループ便り・中津川りえ 傾斜宮占い・小泉今日子×行定勲×重松清 〈婦人公論井戸端会議2020〉劇場の扉を開けてお待ちしています・小出恵介 ジャーナリスト・中村竜太郎の「会いたい人に、会いに行く!」・秋元才加 貧困といじめから芸能界へ。私がハリウッド・デビューするまで・「家族ストレス」アンケートにご協力ください・婦人公論の本vol.16『人生100年時代の「老後のお金」』のお知らせ・第2特集 孫疲れのホンネ・〈読者アンケート〉体力も、財力も、気力も限界です・あさのあつこ 所詮は親の「ピンチヒッター」。できるできないはハッキリと・関根勤×関根麻里 愛して、遊んで、笑わせて。じぃじはいつも全力投球!・高橋和枝 火曜日のくま子さん・村山由佳 ロマンチック・ポルノグラフィー・垣谷美雨 もう別れてもいいですか・自社広告・自社広告・読者アンケートにご協力ください・年間定期購読のご案内・阿川佐和子 見上げれば三日月・おでかけランチ・純烈・酒井一圭のお悩み相談室 脱衣所からこんにちは・インフォメーション&プレゼントボックス・次号予告
2020/09/23 刊行
中央公論編集部 編
特集コロナで見えた公務員「少国」ニッポン2大臣に迫るコロナ禍の「目詰まり」 内閣官房長官国と地方の権限には再検証が必要 菅 義偉?厚生労働大臣厚生労働省の分割についても不断の議論を 加藤勝信取材を終えて コロナ対策の「キャパシティ」と行政の国会対応 竹中治堅コロナ禍が炙り出す宿痾、意識調査に見る府省間格差日本の行政はスリムすぎる 北村 亘元厚生労働省キャリアが斬る! 人手不足と業務過多で霞が関崩壊のピンチ 千正康裕対談 公の逼迫は積年の課題「量より質」の改善進めよ鍵握る国会改革とデジタル化 松井孝治 村井英樹対談「遷都」から脱ガラケーまでデジタル・ガバメントをいかにして実現するか 平 将明 宮坂 学覆面座談会市区町村職員のホンネ10万円給付の愚行、おめでたい知事...... それでも現場を回す! 司会 葉上太郎...............時評2020新型コロナは財政依存をもたらすか 土居丈朗グローバル社会の「とばっちり」 東 浩紀アジア開発銀行から見た地域の繁栄、そして中国の台頭 中尾武彦公論2020中国の海洋進出とインド太平洋地域秩序の行方──ベトナムとフィリピンを事例に 高木佑輔安倍首相辞任の衝撃ポスト安倍時代、 新たな野党は新たな対立軸を作れるか【時評2020】 砂原庸介新政権を待ち構える「険しき道」 吉田清久史上最長政権の功と罪 御厨 貴五輪競技の削減、高額チケット導入......選手村村長の改革論 スポーツ界のトップは 「トランスフォーメーション」せよ 川淵三郎 聞き手 二宮清純対談元凶は「手段と目的を履き違えた教育」だ コロナを機に問う学校の「当たり前」 工藤勇一 小林史明 司会 合田哲雄トランプ政権内部から読み解く米中貿易戦争 佐橋 亮水害、熱波、干ばつ、海面上昇......人類最大の難問 地球温暖化にどう立ち向かうか 住 明正 聞き手 田原総一朗地球を名著で読み解けば?エマニュエル・トッドで繙くロシア型「民主主義」の正体 佐藤 優沖縄返還交渉の真実【最終回】核をめぐる大詰めの交渉 たどり着いた「最善の道」 モートン・ハルペリン追悼 山崎正和近代国家とチャーリー・ブラウン 苅部 直追悼 李登輝元総統「悲哀」を「誇り」に変えた偉大なる台湾人 杉山祐之鼎談超高齢社会に不可欠なオーラルフレイル対策生きることは食べること 飯島勝矢 辻 哲夫 大久保満男好評連載疫病と健康の中国現代史?伝統中国医学はコロナにも有効なのか? 高口康太現代日本の分断線?ネット中傷と共感市場主義 伊藤昌亮地図記号のひみつ?鉄道・軌道 発達の刻印 今尾恵介琉球切手クロニクル?沖縄の希望・琉球大学の設立 与那原 恵炎上するまくら コロナ禍を昇華せよ! 立川吉笑............... グラビア日本の至宝 34 八橋蒔絵螺鈿硯箱 文 田沢裕賀美しき琉球切手 文 与那原 恵昭和モダン建築東西勝負 ハイカラアパートメント 撮影 黒沢永紀 文 北夙川不可止連載/コラム ニュースの1枚 音楽には物語がある 小谷野 敦 書苑周遊 新刊この一冊▼小川さやか 著者に聞く▼村上貴弘 このマンガもすごい!▼栗俣力也 説苑 編集後記 読者アンケート
2020/09/18 刊行
菅義偉/加藤勝信/竹中治堅/北村亘/千正康裕/松井孝治/村井英樹/平将明/宮坂学/葉上太郎 著
一般職国家公務員、地方公務員ともここ10年で約7万人削減されたように、無駄の排除や効率化の観点から、行政のスリム化が推進されてきた。だが、地方を中心に人口減少が進み、人手不足は官も例外ではない。さらに、コロナ禍が電子化の遅れなどの「目詰まり」を露わにしたように、行政の量のみならず質の問題も重要である。現場のリアルに迫り、改革すべき課題を提示する。※『中央公論』2020年10月号特集の電子化です。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。(電子版通巻104号)【目次】《2大臣に迫る コロナ禍の「目詰まり」》①内閣官房長官国と地方の権限には再検証が必要菅 義偉②厚生労働大臣厚生労働省の分割についても不断の議論を加藤勝信○取材を終えてコロナ対策の「キャパシティ」と行政の国会対応竹中治堅●コロナ禍が炙り出す宿痾、意識調査に見る府省間格差日本の行政はスリムすぎる北村 亘●元厚生労働省キャリアが斬る!人手不足と業務過多で霞が関崩壊のピンチ千正康裕●対談公の逼迫は積年の課題 「量より質」の改善進めよ鍵握る国会改革とデジタル化松井孝治×村井英樹●対談「遷都」から脱ガラケーまでデジタル・ガバメントをいかにして実現するか平 将明×宮坂 学●覆面座談会市区町村職員のホンネ10万円給付の愚行、おめでたい知事……それでも私たちは現場を回す!司会:葉上太郎
2020/09/18 刊行
超少子化、貧困・孤立化、デジタル化
春木育美 著
若者の就業率、教育費負担、男女の賃金格差など先進国の中で、”最悪”の数値を示す韓国。特に「圧縮した近代」の結果、1を切った出生率、60%が無年金者という高齢者の貧困率・自殺率は深刻だ。他方で問題解決のため大胆な政策を即実行し、デジタル化などは最先端を行く。本書は、少子高齢化、貧困・孤立化、デジタル化、教育、ジェンダーをテーマに、深刻化した現状と打開への試行錯誤を描く。韓国の苦悩は日本の近未来でもある。
2020/09/11 刊行
東アジアに息づく抒情の系譜
遠藤耕太郎 著
日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
2020/09/11 刊行