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探究の技法
加藤秀俊 著
取材の立場とは積極的・主体的に情報を使う立場のことである。そのためには氾濫する情報を受けるだけの立場ではなくて、まず何よりも問題意識をもつ必要がある。取材したいテーマをきめて目的を達成するまでにどうしたらよいか。本書は著者の体験をふまえて、図書館の利用法から索引の使い方、見出し読みの効用、さらにはもの知りに聞く方法からその作法、あるいは自分の眼で現地をたしかめる取材旅行にいたるまでを説き明かす。
1975/10/25 刊行
松本清張 著
一夜のうちに大量殺人を犯す「闇に駆ける猟銃」、継子の娘を殺し連れ子と「肉鍋を食う女」など、人間の異常に挑む、恐怖の物語集。〈解説〉権田萬治
1975/02/10 刊行
松本清張 著
貞淑な人妻の胸を吹き抜けた突風。日常性の中にひそむ陥穽―。小説技巧と人間洞察の深さが生む著者の思い出深い初期短篇傑作集。〈解説〉三好行雄
1974/03/10 刊行
近代小説62篇
小田切進 著
二葉亭四迷の・浮雲・に発するといわれる、日本の近代・現代文学の長い歴史のなかから、名作・佳品六十二篇を選び、各作品の原文を生かしつつ梗概をたどり、あわせて鑑賞のための解説と批評を附す。大学、読書サークル、季節大学等における、著者の豊富な経験から生れた、高校生や大学生はじめ文学愛好家のための名作への案内。日本近代文学館理事長でもある、最適の著者に編まれた本書は、初めて文学に接する人々の恰好の文学入門でもある。
1974/02/25 刊行
谷崎潤一郎 著
妻の肉体に死をすら打ち込む男と、死に至るまで誘惑することを貞節と考える妻。性の悦楽と恐怖を限界点まで追求した問題の長篇。〈解説〉綱淵謙錠
1973/12/10 刊行
会田雄次 著
ビルマ英軍収容所に強制労働の日々を送った歴史家の鋭利な観察と筆。西欧観を一変させ、今日の日本人論ブームを誘発させた名著。〈解説〉村上兵衛
1973/11/10 刊行
川端康成 著
京都を舞台に、日本画家上野音子、その若い弟子けい子、作家大木年雄の綾なす愛の色模様。哀しさの極みに開く官能美の長篇名作。〈解説〉山本健吉
1973/08/10 刊行
波多野誼余夫/稲垣佳世子 著
伝統的な心理学の理論は、人間を・ムチとニンジン・がなければ学びも働きもしない怠けもの、とみなしてきた。それははたして正しいか。興味深い実験の数々を紹介しつつ、人間は生まれつき積極的に情報的交渉を求める旺盛な知的好奇心を持ち、それこそが人間らしく生きる原動力であることを実証し、怠けもの説に基づく現在の学習・労働観を鋭く批判する。楽しい学習の設計や幼児の知的教育の可能性を具体的に追求する。毎日出版文化賞受賞。
1973/03/25 刊行