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中公新書ラクレ

オックスフォード大教授が問う

思考停止社会ニッポン

曖昧化する危機言説

苅谷剛彦 著

日英を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢に対する日本の反応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」といったキーワードで「わかったつもり」に陥っているからだ。従来の日本文化論的思考では、「空気」や「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、思考停止してしまう。そのため議論が中途半端に終わり、素朴な二項対立に終始しがちとなる。まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ろう。日本の宿年の課題を徹底検証。

書誌データ

  • 初版刊行日2022/10/7
  • 判型新書判
  • ページ数280ページ
  • 定価990円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-150774-7

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