

中央公論編集部 編
深刻化する日中対立。激烈に反応する中国に対し、日本はどう対処すべきか。遣隋使・遣唐使の古代から現代に至るまで、近くて遠い存在だった両国の歴史に範をとり、これからの日中関係を考える。(『中央公論』2026年4月号の電子化)……………第140巻 第4号APRIL 2026 CONTENTS……………== 特集 ==「中華帝国」と日本の興亡◆一貫して疎遠な政治、関係の深まる経済日中、すれ違いと軋轢の1500年▼岡本隆司◆前漢武帝から倭の五王、遣唐使の停止まで古代日本にとっての模範と脅威▼河内春人◆倭国イメージから義満外交、壬辰戦争まで宋・元・明朝は日本をどう見ていたか▼上田 信◆日清戦争から満州事変、日中戦争まで衝突の近代から何を学ぶか▼佐々木雄一◆『三国志演義』から『鬼滅の刃』までヒーロー像の差から見た日中文化の相違点▼加藤 徹◆〔対談〕日本は自らのナラティブを語れ高市政権に必要な対中外交の「戦略」▼垂 秀夫×井上正也=======【時評2026】●ミスを勝機に転換する「高市劇場」の構造と今後迎える正念場▼五百旗頭 薫●選挙で外交は変わるのか▼鶴岡路人●成長と格差のトレードオフという不都合な真実▼櫻川昌哉●理系を5割へ、デジタル人材増強のゆくえは▼横山広美== 特集 ==高市旋風と政界再編◆高市早苗首相の「富国強兵」と落とし穴――財政規律とマーケット▼竹中治堅◆「自維連立」の構造が導く維新支持の抑制――避けがたい「大阪党」への回帰▼善教将大◆「中道」路線は間違っていない中道改革連合は「対案型」野党を目指せ▼山本健太郎== 特集 ==予備校文化は消えるか◆〔対談〕受験を超えた「知」があった場所あの熱狂は「時代の徒花」だったのか▼出口 汪×小林哲夫◆予備校文化の盛衰と拡散――市場性を利用した対抗運動とその帰結▼藤村達也◆カリスマ性、モチベーション、アドリブ感……人気YouTuberが語る「予備校のノリ」がウケる理由▼ヨビノリたくみ=======◆ドンロー主義が塗り替える世界秩序トランプの行動原理と真の思惑は▼鈴木一人◆グリーンランド危機と米欧の「離婚」ふぞろいの欧州たち▼遠藤 乾◆奇襲を許さない特性、迫る人道危機キューバはベネズエラの「次」なのか▼上 英明◆止まらぬインフレ、大規模デモ、米国との核協議……対イスラエル戦後の国家再建にゆれるイラン▼黒田賢治●シリーズ 論壇を築いた12人福田恆存――反時代的思想家と現代▼川久保 剛《好評連載》●東京藝大で教わる美術鑑賞のレッスン【第4回】イメージとしての廃墟●炎上するまくら【第112回】黒紋付ママチャリ疾走野郎▼立川吉笑《連載小説》●錆びた匙 【第3回】▼相場英雄●芸者屋の倅 【第2回】▼青山文平