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太陽の男石原慎太郎伝

猪瀬直樹 著

『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した二人の天才を考察し、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。〈解説〉井上隆史プロローグ――「君が代」と「我が日の本」       第1章 敗戦の子            第2章 ヨットと貧困          第3章 公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩           第4章 運をつかむ                     第5章 スター誕生                     第6章 ライバル三島由紀夫        第7章 拳闘とボディビル  第8章 『亀裂』と『鏡子の家』               第9章 「あれをした青年」                 第10章 挑戦と突破                第11章 石原「亡国」と三島「憂国」   第12章 嫌悪と海                    第13章 天皇と核弾頭       エピローグ――価値紊乱は永遠なり

書誌データ

  • 配信開始日2025/12/23
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1210円(10%税込)