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中公選書

落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史

鈴木裕貴 著

原爆が落とされるかもしれなかった、小倉、新潟、横浜、京都。この史実は、どのようにして発掘され、受け止められ、継承されてきたか。日米双方の史資料にもとづく空襲記録運動や自治体史編纂、あるいは環境運動、文学・映画等も含め、足元の郷土を知ることから原爆への想像力は始まった。47都道府県の被団協に注目し、広島・長崎以外の被爆問題も考える。戦後世代は、どうすれば戦争に当事者意識を持てるのか。投下候補地からヒントを探る。

書誌データ

  • 初版刊行日2025/11/7
  • 判型四六判
  • ページ数280ページ
  • 定価2200円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-110164-8

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