ホーム >  ムック  > 「昭和16年夏の敗戦」

ムック

歴史と人物23 開戦前に日本の負けはわかっていた「昭和16年夏の敗戦」

中央公論新社 編

猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を基にしたNHKの映像化に合わせ、作品の精髄を紹介しつつ戦争に突き進んだ日本を検証する。昭和16年8月、総力戦研究所の研究生36人が豊富な資料と鋭利な頭脳を駆使したシミュレーションの結果は「日本必敗」だった。緒戦の大勝から末期のソ連参戦まで、原爆投下以外はすべて予見した精緻な報告書が内閣に提出されたにもかかわらず、「偶然性の欠如」ゆえに活用されることもなくお蔵入りに。その経緯が描かれたこの作品は、太平洋戦争を再考するうえでも、現代日本を改めて考察するうえでも参考となる名著である。この作品をさらに多くの人々に読んでもらいたいという立場からの解説書をコンセプトに編集する。

書誌データ

  • 初版刊行日2025/7/26
  • 判型その他
  • ページ数96ページ
  • 定価1430円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-800157-6

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前・品切れ等や商品によっては指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報

 学芸編集部:
   
 文芸セクション:
   
 特別編集部:
   
 『西洋美術の歴史』の公式アカウント
   

全集・その他ニュース・トピックス

2024/11/12
「第46回 サントリー学芸賞」で史上初の快挙!当社の書籍が、3部門で4作受賞!
2024/07/23
『台湾はだか湯めぐり 北部篇』刊行記念トークイベントのお知らせ
2024/04/26
『ロシアとは何ものか』著者・池田嘉郎氏、小泉悠氏との対談イベントのお知らせ【東京(品川)/配信あり】
2023/12/21
『戦争とデータ―死者はいかに数値となったか』が、第23回大佛次郎論壇賞を受賞
2023/12/13
『矢部貞治――知識人と政治』が、第41回政治研究櫻田會特別功労賞を受賞

総合ランキングベスト5