思い出の屑籠

佐藤愛子 著

著者が生まれてから小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す４人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた、甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写する。

書誌データ

• 初版刊行日2023/11/10
• 判型Ｂ６判変型
• ページ数216ページ
• 定価1430円（10%税込）
• ISBNコードISBN978-4-12-005708-3

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