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伊東友香 著
誰に愛されたいんだろう 自分に愛されたかった――そうつぶやく著者が、自分を愛せるようになるために、胸の裡からこぼれ出た想いをそのまま綴った56篇の詩。その言葉たちは、どうでもいいことばかりの日常に、救いをもたらしてくれる。リリー・フランキー「ここにある言葉は、歩いてやってくる。そして気がつけば、心の椅子の隅っこにひざを抱えて、座ってる」藤原新也「だれも気づかない底なしの哀しみからこぼれ落ちる慈しみの水滴」鈴木涼美「残された者の引き受けた孤独にこそ、神様は宿るのかもしれない」