元朝秘史―チンギス・カンの一級史料
白石典之 著
蒼き狼と白き牝鹿の伝説に始まる『元朝秘史』。チンギス・カンの生涯と事績を中心に、はるかなる祖先の系譜から第二代君主オゴデイの治世までを綴った、モンゴル帝国研究に不可欠な文献である。史書ながら、異母弟殺し、妻ボルテの誘拐、後継の座をめぐる息子たちのいさかいなど、生々しいエピソードも少なくない。魅力に富む壮大な歴史絵巻を、現地での発掘調査に長年携わってきた考古学者が、新知見を踏まえて解説する。
書誌データ
- 初版刊行日2024/5/22
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102804-4
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書評掲載案内
・読売新聞(朝刊)2024年9月8日/岡本隆司(歴史学者・早稲田大教授)
・読売新聞(朝刊)2024年7月17日
・週刊読書人2024年7月12日号/櫻井智美(明治大学教授)
・週刊エコノミスト2024年7月2日号/加藤徹(明治大学教授)