長篠合戦鉄砲戦の虚像と実像
金子拓 著
一五七五年、織田信長・徳川家康の連合軍と、武田勝頼率いる軍勢が激突した長篠合戦。足軽鉄砲隊の一斉射撃という信長の新戦法により、武田の誇る騎馬隊が潰滅した、画期的な戦いとして知られる。小説や映像で繰り返し描かれるこの鮮烈なイメージは、どのように形作られてきたのか。伝来する合戦図屏風ほか、様々な関連史料を検証し、虚飾に彩られた決戦の実像に迫る。最新研究をふまえて提示する、長篠合戦論の総決算。
書誌データ
- 初版刊行日2023/12/20
- 判型新書判
- ページ数264ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102785-6
書店の在庫を確認
SNS公式アカウント情報
書評掲載案内
・産経新聞2024年3月17日
・読売新聞(朝刊)2024年3月17日/著者インタビュー
・歴史街道2024年3月号
・毎日新聞2024年1月27日
・朝日新聞2024年1月13日/田中大喜(国立歴史民俗博物館准教授)