関東軍―満洲支配への独走と崩壊
及川琢英 著
関東軍は、一九一九年に中国・関東州と南満洲鉄道附属地の保護を目的に成立した。しかし、一九二八年の張作霖爆殺事件や三一年の満洲事変など、日本政府・陸軍中央の統制から外れて行動し、多くの謀略に関与した。「独走」の代名詞として悪名高い組織は、どのようにして生まれたのか。軍事・外交史研究の蓄積に、中国側の史料も踏まえ、組織制度、軍人たちの個人的特性、満洲の現地勢力との関係から解き明かす。
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書誌データ
- 初版刊行日2023/5/24
- 判型新書判
- ページ数320ページ
- 定価1012円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102754-2
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