天誅組の変幕末志士の挙兵から生野の変まで
舟久保藍 著
尊王攘夷の嵐が吹き荒れた幕末。孝明天皇の攘夷親征決定を受け、皇軍の先鋒を志す急進派公家や志士らが討幕を掲げて挙兵した。大和国の五條代官所を制圧し、「新政府」を宣言するが、京都で政変が起き、わずか一日で情勢は暗転。幕府軍に追討され、激戦の末に壊滅した。本書はこの天誅組の変と、呼応して起きた但馬国生野の挙兵事件(生野の変)を明治維新に至る運動の先駆と捉え、その全貌を描く。幕末史の知られざるドラマ。
書誌データ
- 初版刊行日2023/2/20
- 判型新書判
- ページ数248ページ
- 定価924円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102739-9
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書評掲載案内
・図書新聞2023年4月29日号
・週刊エコノミスト2023年4月18日号
・読売新聞奈良版(朝刊)2023年4月5日/著者インタビュー
・朝日新聞2023年3月25日/田中大喜(国立歴史民俗博物館准教授)
・奈良新聞2023年3月12日